爺ヶ岳 東尾根

2016年03月27日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.3km
• 登り: 1,698m
• 下り: 1,698m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:24

6:07 鹿島山荘
6:49 0:00 尾根に乗る(1240m）
7:12 0:00 平坦地（1430m）
8:12 8:30 JP（1767m）先の平坦地
9:02 0:00 P3(1978m)
9:56 0:00 P2
10:33 10:47 JP（P1）矢沢の頭
11:35 11:55 爺ヶ岳中峰
12:13 12:29 JP（P1）矢沢の頭
13:04 0:00 P3
14:09 0:00 取り付き急登との分岐(1240m）
14:31 鹿島山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鹿島山荘前の路肩に駐車。
爺ヶ岳スキー場を過ぎて道なりにしばらく行くと「登山者のみなさまへ」的な看板と広めの路肩（未舗装）があります。ちなみにさらに進むと鹿島槍赤岩尾根登山口である大谷原駐車場に着きます。

コース状況／危険箇所等

・前日土曜の入山者多数でトレース十分、夜はよく晴れており放射冷却のためか翌日曜は良質な締まり雪。これといった沈み込みや踏み抜きはなく絶好のコンディションでした。ただし、時折落とし穴あり。
・鹿島山荘からの取り付きの激急坂、下りは特に過酷です。今回地面が完全に乾いていてもかなり神経使いましたが、雨や融雪でドロドロになってたら相当厳しいでしょう。

写真

3/27 6:06

鹿島山荘前の路肩に駐車（最初うっかり通り過ぎて大谷原駐車場まで行ってしまった）。

3/27 6:07

玄関に登山届け提出箱があります。

3/27 6:08

いざ東尾根。

3/27 6:12

堰堤左岸から急登のはじまりはじまり。

3/27 6:13

昨年1月は3人がかりで2時間要したこの急登。雪ナシだといかほどか？

3/27 6:20

急登具合が写真では伝わらない。山あるある。

3/27 6:22

踏み跡は比較的明瞭。テープも要所要所にあり。

3/27 6:25

雪まったくナシ。汗が止まらない。

3/27 6:46

終わりが見えてきた。

3/27 6:49

尾根に乗りました（1240m）。およそ40分で攻略（驚）。ラッセルとはエライこっちゃと再認識。

3/27 7:08

次の登り坂。下山時はザラメ状で滑りやすかった。

3/27 7:12

登りきって平坦地(1430m）で休憩。爺ヶ岳チラリ。

3/27 7:27

以降、ゆるやかな登り。

3/27 7:37

青空が気持ちいい。根開きが始まってるね。

3/27 7:59

鹿島槍のお出まし。木が邪魔じゃい。

3/27 8:03

振り返る。

3/27 8:08

JPかな？

3/27 8:09

JPです（1767m）。

3/27 8:10

もうちょっと進むと景色がよさそうなので休憩はそっちで。

3/27 8:12

爺様！ムフ。

3/27 8:33

P3までゆるやかなアップダウン。

3/27 8:33

雪庇（の名残）ロード。

3/27 8:47

3/27 8:56

だいぶ登って眺めがよくなってきた。

3/27 8:57

しかしガスが。いやん。

3/27 9:02

P3（1978m）。

3/27 9:04

コルにはテントの跡がいくつも。古代住居跡みたいで面白い。

3/27 9:07

優良物件、好評分譲中（笑）

3/27 9:09

以降も、ちょいちょいテント跡あり。最上部の稜線にもあった。

3/27 9:12

凛々しいダケカンバ。

3/27 9:15

ガス晴れました。爺様どどーん。

3/27 9:16

まだこのままでいけるかな？と思ってツボ足続行したが、結果的にはここら辺の平らなうちにアイゼン履いた方がよかった。

3/27 9:17

カモシカさん発見！めっちゃ見てる。

3/27 9:20

めっちゃ見てる〜〜（笑）

3/27 9:26

3/27 9:44

雪が硬くなってきた。

3/27 9:48

右奧に見えるは槍ですかな！？

3/27 9:53

ココ、ほんの2〜3mですが硬い雪壁。下山時も硬かったので後ろ向きで下りました。

3/27 9:50

乗り越えるとこんなん。

3/27 9:56

P2へ！

3/27 9:56

P2到着！ぬははは。ガスほぼ取れて絶景再び。

3/27 9:56

辿る稜線をアップで。ハイマツや岩のキワなどに時折踏み抜いた穴あり要注意。

3/27 10:01

靴紐と気合いを締め直し！

3/27 10:02

惚れ惚れするよね。

3/27 10:02

爺さま拡大♡

3/27 10:02

爺と鹿島。

3/27 10:11

さて、ナイフリッジはいかほどか？→両足フラットにおけるほどのしっかりしたトレースがついており難なく通過。先行のみなさま、ありがとうございました。

3/27 10:11

「OKOK〜◎」

3/27 10:08

junさん余裕綽々。

3/27 10:10

爺とこの斜面、好きな眺め。

3/27 10:18

さあ、この登りを頑張ればJPですよ！（白沢天狗尾根との合流点、矢沢ノ頭。イコールP1？）

3/27 10:21

…へ！？？すごい所（爺北峰下部）に人がいますけど！！！どんなルートで登ってきたんでしょう！？冷尾根！？

3/27 10:26

JPへの登りは雪が深い。正確に言うと、昨日は深かった様子がうかがえる。

3/27 10:26

トレースありがたやです。

3/27 10:36

はい、着きました！

3/27 10:33

最高〜！

3/27 10:34

槍よく見える。手前は餓鬼・唐沢かな？

3/27 10:34

蓮華・針ノ木。

3/27 10:34

爺ヶ岳南峰・北峰。美しい…。

3/27 10:34

鹿島槍も入れて。

3/27 10:35

頸城山塊。

3/27 10:54

爺ヶ岳山頂へ向けて、爽快の稜線歩き。

3/27 10:56

最高〜♪（気分だけは）

3/27 10:58

結構くたびれて、休み休み。

3/27 11:00

歩いて来た東尾根。

3/27 11:10

休み、休み…。

3/27 11:26

南峰。すべすべ白肌。

3/27 11:29

雪庇（の名残）と岩稜。

3/27 11:33

もうちょい。

3/27 11:34

剱とのご対面は、東尾根初のjunさんにぜひ先に。

3/27 11:36

登頂！ひゅ〜♪絶景！

3/27 11:43

昨冬はだんだん高曇りになっちゃったから、スッキリ青空が嬉しい。

3/27 11:49

「Center Summit (Highest Point) of　Mt. Jiigatake 2.699m」だってカッコイイじゃん〜。今度は鹿島槍まで歩いてみたいな。

ごちそうさまでした！

3/27 12:00

下山開始。

3/27 12:01

「ここはヒップソリだったな〜！」うむむ、確かに！

3/27 12:01

いい雪質で駆け下りられそう。

3/27 12:05

登りはあんなに休み休みだったのに、下るのはあっという間よねえ。

3/27 12:06

junさんが「針ノ木が顔に見えて仕方ない」って。ほんとだ。もう顔にしか見えません！（笑）

3/27 12:13

山頂は風が寒かったので、JPまで戻って休憩。

3/27 12:13

3/27 12:28

見飽きませんのう〜。

3/27 12:29

出発しますか。

3/27 12:38

快適快適。

3/27 12:41

下ってきて見上げるのもまたよし。

3/27 12:41

ナイフリッジの雪も締まったままで安心して通過できました。

3/27 12:46

P2。

3/27 12:55

また来るよ〜。

3/27 12:55

にゃん。

3/27 12:56

3/27 13:04

P3にて。

3/27 13:13

JP？にて

3/27 13:24

爺鹿島、見納め。

3/27 14:09

ズンズン下って取り付きの急斜面のところまでワープ。ここまでの樹林帯、ザラメ状になった雪の下りはよく滑った（笑）。では右手へと逸れて…

3/27 14:14

写真では伝わらない激下り。山あるある。gluさんが「懸垂で下りたくなる」と言っていたのも頷ける。酷い下りであった。

3/27 14:27

小鹿のように足プルプル。ようやく終わりが見えてホッ。

3/27 14:31

最後でどっと疲れた。でも楽しかった！

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

PENTAX K-5 II s ペンタックス

感想

yokowv

まず、danyamaさん＆komemameさんに御礼申し上げます。
自分の中でラッセルのイメージが強くて、お二人のレコがなかったら東尾根を日帰りで行こうという発想にはなりませんでした。大変参考になりました。ありがとうございました！
そして前日土曜から入山していた皆様にはしっかりしたトレースに大感謝。
金曜は雪が積もったようで、土曜日2番手だったgluさんは、上の方はフカ雪で沈み込みにちょっと苦労したとのこと。
皆様のトレース＋夜朝の冷え込みとで、日曜の雪質は実に歩きやすいものでした。
天気も最高。
今回の東尾根往復は数々の好条件に支えられたものだっと感じています。
昨年1月に訪れた時も、経験豊富な同行者に「厳冬期後立山とは思えない」と言わしめたほどの穏やかな天気で素晴らしい登山になったのですが、今回も幸運に恵まれました。
そういえば無雪期含め爺ヶ岳は晴れて気持ちいい山行になることが多いような。相性いいのかも。
取り付きの急急急登だけはラッセルがあってもなくても厄介だとよくわかりましたが、また来たい東尾根です。次は鹿島槍もセットで！

コメント

gluttony

日曜日の方が良くね？
天気予報にすっかり騙された。
日曜日は雨って言ってたから土曜日日帰りにしたのに〜。
まさか、日曜日の方が快晴とは。

yokowv

Re: 日曜日の方が良くね？
てっきり日曜は仕事だから土曜日帰りなんだと思ってました。
この週の正解は、土日で一泊することでしたね。
天気のことは、しょうがない。
東尾根も好きだけど、冷尾根も気になります。来年どうです？

Dave

近くにいますね
yokoさん、ご無沙汰です。
この前の八ヶ岳と言い、今回の後立山と言い、凄く近くにいたんですね。
赤岳のラッセルは真後ろにいたからそれよりは離れてるか^^;
五竜岳の山頂から見えてましたよ(^^)v
鹿島槍でお会いできるといいな〜

yokowv

Re: 近くにいますね
Daveさん、こんばんは！お久しぶりですね！
五竜岳のレコ拝見しましたよ、素晴らしかったです！
積雪期五竜岳は登ったことがありません。雪山駆け出しのころ経験者同行でGWに訪れたことがありましたが、悪天で白岳手前で撤退。山頂への核心部は未体験ゾーンです。
岩場ありトラバースありで怖いイメージがあって中々近づけません。
Daveさん、精力的に雪山登られてますね！すっかり置いて行かれてしまった感じです（汗）。
冬季の西穂高岳も独標までしか行ったことがないので、凄いなあと思います。
「確実に晴れて風も弱くて、って分かってて、時間気にしなくて済む１泊でなら行けるかなあ？、トレースありきで、、、」っていう他力本願な構えでいるのでズルズルといつまでも行けないままでいます（苦笑）。

鹿島槍も近々行く予定なんですか？レコ楽しみにしてますね〜。

shin1116

絶景ですね〜
yokowvさん、おはようございます。
相変わらずハイレベルな登山をされてますね。すごい！
ボクにはまだまだ無理なところなので写真で楽しませていただきました。
いやぁ〜すごい！

yokowv

Re: 絶景ですね〜
shin1116さん、こんにちは。
先行者のトレースはじめ色々な幸運に恵まれたおかげで、素敵な山を楽しむ事ができました。
またこんな幸運が降ってきたら、今度は鹿島槍まで行ってみたいです！