千畳敷～木曽駒ヶ岳 下見チャレンジ！

2025年07月05日(土) [日帰り]

• GPS: 03:47
• 距離: 3.1km
• 登り: 379m
• 下り: 183m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:19
• 合計: 6:04

距離 3.1km 登り 379m 下り 183m

7:58 千畳敷駅
8:02 千畳敷
9:16 乗越浄土
9:37 9:44 宝剣山荘
9:44 9:45 天狗荘
10:05 10:17 中岳
10:26 10:33 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
10:58 11:49 木曽駒ヶ岳
12:10 12:12 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
12:50 天狗荘
14:04 ホテル千畳敷

天候

曇り時々晴れ
ガスってて遠くの山は南アルプスくらいしか見えなかった

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・外環川口西IC～首都高～中央道～駒ヶ根IC～菅の台BCまで約3時間
※菅の台バスセンター駐車場で車中泊
駐車料金　800円/24h

・菅の台BCからシャトルバス～しらび平駅～駒ヶ岳ロープウェイ～千畳敷駅　約40分
切符はバスセンターまたはオンラインチケット
バス+ロープウェイ往復券あり　4450円（休日料金）
https://www.kkday.com/ja/product/181416?cid=17495&ud1=chukei&ud2=pr

※ハイシーズンにつき、バス、ロープウェイとも臨時便にてピストン輸送を実施。但し、バスは菅の台BC～しらび平駅間のみなので、駒ヶ根駅に戻る場合は定期運行のバスを利用する必要がある。

※駐車場、バス停混雑状況
　金曜23時頃に到着時は、駐車場の外周のコマが車中泊の車で埋まる程度。シーズンの割にはまだ空いてた？
と思いきや、翌日の土曜当日は、5時台から既に誘導員を入れて駐車場の整理をしていた模様。中のコマも8割以上埋まっていたように見受けられた。
　バスについては、朝4時の段階で既に待機列が出来ていて、息子が慌てて荷物を置きに行った時には40名ほどが並んでいた。その後も列は伸び、始発バスが来る頃には駐車場の中から商業施設の方まで続いていた。こんな状況なので、始発の定時バス以前にBC発臨時を出していたが1台目には乗れず、2台目の先頭列で乗ることができた。この後も、随時ピストン輸送が続けられていたようである。

コース状況／危険箇所等

整備されて分かりやすい。
・復路に中岳の巻道（危険！と案内札には書いてあるが）を使用した。道の最初こそ問題ないが、宝剣山荘付近でルートに復帰するあたりから岩場が険しくなり、一部崖ギリギリのところもあり。鎖も特に設置されてないので、3点支持等で気をつけて通過する必要あり。その代わり、展望はアルプスらしい雄大さで、熟練者だけのご褒美かな…

その他周辺情報

露天こぶしの湯
https://maps.app.goo.gl/AkHCFtWJmytysv4YA?g_st=ic
https://drop-of-alps.com/

明治亭　駒ヶ根本店
https://www.meijitei.com/komaganeten.html

写真

7/5 6:09

始発前のバス停待機列

7/5 6:11

6:15より前に1台目の臨時は来たものの乗れず

7/5 6:19

2台目が程なく到着

7/5 6:19

バスセンター始発

7/5 6:22

ご覧の通り補助席まで出して満席。立たせて詰め込むことをしないのは、道中結構揺れたり急坂を登るからかな。あまりにトルクが必要すぎてエアコン切られるレベル

7/5 6:25

途中沢を渡り

7/5 6:58

しらび平駅に到着

7/5 7:17

駒ヶ岳ロープウェイ

7/5 7:18

7/5 7:24

どんどん高度を上げていき

7/5 7:27

何と南アルプスの向こうに富士山が！

7/5 7:29

千畳敷駅到着

7/5 7:29

人多いなぁ

7/5 7:30

実はグリーンシーズンの千畳敷は初めて

7/5 7:30

7/5 7:30

7/5 7:57

本日の概略。割と精緻な地図を掲示してる

7/5 7:58

入り口の神社からスタート！

7/5 7:59

最初は千畳敷内のトレイルをのんびり

7/5 8:00

7/5 8:00

雪渓もまだ残る

7/5 8:02

振り返ってみる南ア

7/5 8:03

ウラジロナナカマド

7/5 8:05

ミヤマキンバイ

7/5 8:07

どんどん進む

7/5 8:08

黄色い花の群生

7/5 8:08

キンポウゲ？

7/5 8:08

だんだん宝剣岳に近づいてきた

7/5 8:10

高度もだいぶ上げ

7/5 8:12

7/5 8:12

ここからいよいよ八丁坂へ。

7/5 8:12

逆にここまでは観光客でも散歩感覚では来れてたのか

7/5 8:13

ここからは確かに岩が厳つい

7/5 8:34

ハクサンイチゲ

7/5 8:41

標高も上げて行くが、人もどんどん来る！

7/5 8:43

宝剣岳はもうすぐ？

7/5 9:03

最後は階段で安全に

7/5 9:04

7/5 9:05

もう少し！

7/5 9:11

イワツメクサ

7/5 9:16

乗越浄土に到着。空も晴れてきた！

7/5 9:16

ここからはのんびり中岳超えてーと思ってたんだが

7/5 9:17

南ア方面はいよいよ雲が

7/5 9:18

7/5 9:19

宝剣岳。ここからてっぺんに登ってる人が見えるのよー

7/5 9:32

ハクサンイチゲ再び。もはや無造作にその辺に咲いてる

7/5 9:36

宝剣小屋で小休止

7/5 9:41

北側は雲が高くて何が見えてるのか分からん…端っこに乗鞍が見えてるっぽい

7/5 9:41

乗鞍？

7/5 9:41

これだけ雲が高いんでモタモタしておれん

7/5 9:42

中岳へは宝剣山荘の裏手を回る

7/5 9:42

7/5 9:43

7/5 9:45

天狗荘のテン場。既に色とりどり

7/5 9:50

古くなった案内板

7/5 9:54

宝剣岳方面を振り返る

7/5 9:54

高いわ

7/5 9:54

7/5 9:57

ツガザクラ

7/5 9:58

この赤いのが中々vividでなぁ…ツツジ系なのか何なのか

7/5 9:58

イワカガミ

7/5 10:03

さあもうすぐ中岳頂上？

7/5 10:03

途中、様々な奇岩がお出迎え

7/5 10:04

7/5 10:04

山頂まで向かってみる

7/5 10:05

山頂の案内標識。まぁここまででも十分クライマックス感はあったなぁ…

7/5 10:06

7/5 10:07

木曽駒ヶ岳に向かってお賽銭箱あり

7/5 10:23

オヤマノエンドウ。この先紫の花が岩場にあって一際目を惹く

7/5 10:25

頂上小屋のテン場に到着

7/5 10:41

木曽駒ヶ岳はこれから

7/5 10:46

ミヤマダイコンソウ。黄色い花が色々ありすぎて💦

7/5 10:55

いよいよ木曽駒の頂上へ

7/5 10:55

到着！

7/5 10:56

なんか並んでるんで何事かとしばらく並んで見てたけど

7/5 10:57

天気もいいので周りを見渡しつつ

7/5 10:57

頂上の祠

7/5 11:45

実は銘標を持っての写真撮影のための列でした

7/5 11:47

にしても雲が上がってきたなぁ

7/5 11:47

空は夏山って感じで良い

7/5 11:47

南ア方面は富士山まで見える標高に

7/5 11:52

さて下山。途中の岩に礫が溜まってて面白い

7/5 12:05

頂上小屋まで戻ってトイレタイム

7/5 12:14

さあ、ここからは一番下の「巻道（危険）」をあえて通ってみる

7/5 12:16

難所ありってったってさー知れてるっしょ（フラグ

7/5 12:16

最初はまぁまぁ

7/5 12:17

中岳を下から望む

7/5 12:20

ハイマツ帯と巨岩達。よくみると雷鳥が！

7/5 12:20

ヒヨコも撮ったつもりだったが流石に無理だった…

7/5 12:20

改めまして雷鳥。この辺りでは登山者が滞留してさながら撮影会でした

7/5 12:20

今度は撮れたか雷鳥のヒヨコ！

7/5 12:22

いよいよ道が細くなってきた

7/5 12:22

慎重に歩を進める

7/5 12:24

えっ岩やん

7/5 12:26

振り返れば深い谷

7/5 12:26

ここを何とか岩伝いにトラバース

7/5 12:28

途中イワカガミの群生や

7/5 12:28

にしても岩が鋭い中岳

7/5 12:30

7/5 12:34

遂にはこんなとこ鎖もなく登る羽目になったり

7/5 12:37

まだまだ続く

7/5 12:37

反対側はこんなだし

7/5 12:39

3点支持！！！

7/5 12:39

ここも鎖もないのよ。そりゃ迂闊に踏み入れたら危険だわ

7/5 12:50

やっとのことで宝剣山荘まで戻る

7/5 13:07

ここからは降りる一方

7/5 13:43

だいぶガスってきてしまった

7/5 13:44

途中、剣の池目指して遊歩道方面を回る

7/5 13:44

7/5 13:45

花もたくさん

7/5 13:46

チングルマ？

7/5 13:51

剣が池より千畳敷カールを望む。天気がなぁ…

7/5 13:52

7/5 13:54

ロープウェイ駅方面へ戻る

7/5 13:54

7/5 13:56

7/5 14:36

帰りのバスもピストン輸送

7/5 14:37

7/5 16:45

帰りは「露天こぶしの湯」で一っ風呂。湯上がりにアイスとレモンスカッシュでフロート風に？

7/5 18:20

最後は明治亭駒ヶ根本店で夕飯…思えばこの日は行動食以外のものを口にしてなかったので美味しかったこと！
私は最近ソースカツ丼づいてたので、清流丼（アルプスサーモンといくら）を食べました。にしても馬刺しの癖がなくて美味かった！

撮影機器：

iPhone 15 Apple

感想

Miho⭐︎

2週間後に初心者2名を木曽駒に連れて行くのに当たり、やはり知ったかではマズイかなと思い、家族で下見がてら実際に千畳敷から木曽駒ヶ岳まで行ってみました。

って、流石に夏山シーズン開幕の週末だけあって人が多い！そして確かに初心者向けとは言ったが装備揃えて初めて登った的な観光レベルの登山者が多い！
難易度的には、さしたる技術も不要で歩けば行ける絶景なのは分かるんですけど…子連れから高齢者まで幅広く居るけどレベルもまちまちで、でも何しろ人が多いので、ちょっと疲れて立ち止まったりペースを落とそうものなら忽ち渋滞してしまいます。とか、花の写真を頑張って登山道の端に寄ってとってるつもりで立ち往生させてしまったり…
流石に超有名な山だけあって、自分たちが下山した14時過ぎになっても登ってくる人が多々いたのは吃驚でした…まぁ小屋泊まりで理論値小一時間なら行けるのかなぁ💦

私自身も元々ペースが早いわけではないんですが、人をやり過ごすために止まる時間が割と食われて、思った以上にタイムは良くなりませんでした…

唯一良かった？のは、帰りにもう一回中岳登るの怠いな（同行の息子もちょっと体調崩しかけてたので）と、立て看板にわざわざ「危険！」とまで書いてアピールしてある巻道でした。特に冬季の雪が乗ってる状態では通行禁止のようでしたが、実際どんなもんかなぁ、何ならダンナは少なくとも有識者だしエエかと注意して進んでみることに。
実際、途中深い谷や少し目線を下げた中央アルプスの山並み、そして中岳～宝剣岳に至る斜面の奇岩の数々が圧巻で、ここにアルプス的なものの要素が凝集されてるなぁというダンナの感想でした。
ルート自体は、所々崖をトラバースする道が極端に細くなったり岩を乗り越える必要があったりと、実はそこそこの難易度だったようで、確かに初心者も多く居る千畳敷ルートでは、迂闊に「巻道あります！」とは言えない感じの道でした。次回初心者と来る時は、素直に中岳を登り直したいと思います…

次回は平日なので、もう少しマイペースで静かな山歩きができることを期待します。