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Yamareco

記録ID: 8391274
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

針ノ木岳 絶景の稜線歩き

2025年07月05日(土) 〜 2025年07月06日(日)
情報量の目安: D
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
34:35
距離
29.3km
登り
2,790m
下り
2,803m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:55
休憩
2:57
合計
8:52
距離 12.0km 登り 1,589m 下り 382m
5:15
20
スタート地点
5:35
5:48
29
6:17
6:24
56
7:20
7:21
42
8:03
8:18
23
8:41
8:47
79
10:06
12:20
63
13:23
13:24
43
14:07
2日目
山行
7:49
休憩
3:04
合計
10:53
距離 17.3km 登り 1,200m 下り 2,406m
4:58
66
6:04
6:23
28
6:51
7:00
5
7:05
7:21
85
8:46
9:14
43
9:57
10:07
28
10:35
11:00
28
11:28
11:33
9
11:42
11:52
79
13:11
14:04
15
14:19
14:22
17
14:39
21
15:00
15:04
8
15:12
15:14
36
15:51
ゴール地点
扇沢を出発して針ノ木小屋から種池山荘までの稜線歩きに行ってきました。初日は昼頃から雨でそのまま夜半過ぎまで降り続きましたが、翌日は絶景を楽しみながらの素晴らし天候に恵まれました。

下山が柏原新道登山口になるのでそのわきの無料駐車場で車中泊をしました。前夜の23時ごろの到着でしたがほぼ満車の状態です。簡易なトイレの設置もあります。

翌朝5時に駐車場を出発して扇沢のターミナルへ向かいます。早朝の誰もいないターミナルですがトイレも給水も可能。針ノ木峠へ向かう登山口は左側に見えました。

大沢小屋まで約1時間、ゆったりとした登りで展望の無く薄暗い樹林帯を歩きます。小屋から30分ほど歩くと雪渓の入り口に到着。私はチェーンスパイクで問題なく登りましたが気温が上がる下りの時間帯は厳しいかもしれません。雪渓は特に危険と思えるような事は無かったですが、落石は注意したほうが良いでしょう。雪渓上部の分岐では左側が進むピンクリボンが小屋まで続いています。

延々と続く雪渓の上部に目を何度もやり小屋を探しながら歩くこと2時間半ようやく小屋に到着です。テント場は小さいですが目の前に槍岳の見える素晴らしい場所です。テントを設置後、早々に昼食を済ませて空荷で蓮華岳を目指します。途中から雨となり全く展望の無い山頂を後にテントに戻ると大雨になりました。結局この雨は深夜遅くまで続きました。

深夜のテント内は最低気温11℃前後だったと思います。オーバースペックの3シーズン寝袋だったので暑すぎるくらいでした。夜は雨風が気になり何度も目を覚まし翌朝は4時前に起床。雨は降っていませんが風が気になります。周りのテントも準備を始める物音に気持ちを押されながらテントを撤収。曇天の早朝5時に種池山荘までの稜線歩きに出発します。

ここからは針ノ木岳から岩小屋岳までの稜線歩きは絶景が本当に素晴らしいです。槍ヶ岳から剣岳まで残雪の美しい山々が望めます。眼下に見える黒部湖のエメラルドグリーンも残雪の山々に映えます。針ノ木山頂からは種池山荘の先にある爺ヶ岳までの稜線が鮮明に見えてい気分も高揚します。高山植物、サル、ライチョウの親子、ブロッケン現象と絶景以外にもたくさん楽しめました。

針ノ木岳の下りやスバリ岳の下りで気を遣うような緊張感のある場面は出てきますがゆっくり慎重に歩けば問題ないレベルです。何度か雪渓を歩く場面が出てきますが、どの雪渓もきれいな階段状のステップが切られていてアイゼンは不要でした。

お昼を過ぎたころにようやく種池山荘に到着。昨晩、となりにテント泊をされていたソロの方2名とここまで一緒に稜線歩きを楽しむことができて最高の山行です。3名で談話を楽しみながら昼食休憩をゆっくり取り、最後の下り柏原新道を降りました。

エスケープルートの無い長丁場な稜線歩きなので天候には注意が必要だと思いますが、本当に素晴らしい景色と数々の高山植物が楽します。


天候 1日目 曇りのち雨  2日目 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏原新道登山口横の無料駐車場
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訪問者数:131人

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