【カムイエクウチカウシ山】ワイルド&タフな道のその先に😁(IN/OUT:幌尻ゲート)


- GPS
- 18:39
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 1,544m
コースタイム
- 山行
- 4:53
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:53
- 山行
- 11:32
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 13:46
天候 | 1日目:曇り☁️ 2日目:晴れ🌞 気温も上がらずに風も穏やか、絶好の登山日和 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帯広から幌尻ゲートまで、1時間ちょっと 駐車場は20台ほどのスペースで、先着8台 平日にもかかわらず、そこそこの駐車あり 同タイミングで来た方は、釣りの方だった模様 下山後は、SeaRex2-kazu2は帯広に宿泊後、翌日の飛行機で帰宅 dai_tはそのまま苫小牧に移動して、さんふらわあの深夜便で帰宅 たまたま、さんふらわあしれとこが最終航海ということで、賑わっていました 撮り鉄・乗り鉄はよく聞きますが、撮り船・乗り船の方々もいらっしゃるようで🙄 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して、迷うようなところはありませんでした 危険個所もだいぶ整備いただいている印象を受けました 昨秋に整備登山のレコがあがっており、その際にだいぶメンテナンスいただいたのかと思います それでも歩きづらいところばかりで、整備された登山道に慣れきっている身には堪えました😫 体力的にはそれほどキツイと感じませんでしたが、非常にワイルド&タフなコースでした コースタイム比で、普段の1.5倍くらいの時間がかかりました 普段なら、ヤマレコ体力度の6であれば日帰り圏内の判断ですが、このコースは歩きづらく、日帰りできる自信はありません 計画を組む時には、歩きづらいコースの得手/不得手を加味した方がよいと思います 一方で、変化に富んで、楽しいコースでした SeaRex2-kazu2は三股まで沢靴、三股より上は登山靴、dai_tは全行程を沢靴で通しました 三股、八ノ沢カールそれぞれに沢靴のデポあり 荷物の軽さを優先させるのか、歩きやすさを優先させるのか、といった優先順位の話かと思います ルート上、クマの痕跡はありましたが、気配はせず、姿も見当たらず もっとも、見つけることができなかっただけの可能性あり🙄 最初は6kmの長い林道、意外とダラダラと登ります 我々は電動アシスト自転車でらくらくアクセス😏 帯広駅前で、レンタサイクルも可能なようです 七ノ沢出合から渡渉スタート 札内川ダムへの流入量は、登山前に確認したタイミングで3.5㎥/s、おおむねひざ下までの水量でした 渡渉の場所が悪いと、膝上までのところも 途中、陸の上の巻き道も使いながら、ゆるゆると川を遡ります 札内川ダムへの流入量は、以下のサイトを参考にしています https://www.river.go.jp/kawabou/mb/tm?itmkndCd=7&ofcCd=23357&obsCd=8&isCurrent=true&fld=0&zm=10&clat=42.42092212947584&clon=142.92388916015628&mapType=0&viewGrpStg=0&viewRd=1&viewRW=1&viewRiver=1&viewPoint=1 八ノ沢出合からは、少し斜度が増して、沢歩きが多くなります 三股のテン場は、フラットなスペースに3張程度、草の上にも何張かはいけそう 少し下ったところにも、1張くらい張ることができそうなフラットなスペースあり 我々の宿泊日には合計で3張、下山時にはもう2張増えていました 水には苦労しません 浄水器は持参しましたが、上流で流れもあるところなので、使いませんでした 三股から八ノ沢カールまでは急登💦 そのうえヤブあり、沢あり、岩登りありと、歩きづらいコースでした 上部にある5mほどのロープのかかった岩場が核心部 途中で開けたところの滝の景色、後方に広がる景色が素晴らしかったです😆 八ノ沢カールは山上の楽園♪ ちょうど花盛りでした 主稜線に出る手前は、ヤブの急登💦 八ノ沢カールから主稜線は、好展望の登山道♪ 主稜線に出て、反対側の景色が開けたところにテン場、山頂直下にもテン場、それぞれ頑張って2張程度でしょうか 主稜線は刈り込んではあるものの、ハイマツが引っかかって歩きづらいところが多くありました(ひざが引っかかり、CWXに大穴が空きました) 主稜線上には数ヶ所の岩場あり、難易度はそれほどでもないと感じました 山頂は好展望😁 この日は、日高の山々はザンク、ペテガリ岳、幌尻岳、十勝幌尻岳と一望、遠方には夕張岳、大雪山系、阿寒岳まで見えていました |
写真
このころには、TMNの「Get Wild」(City Hunterエンディング)が頭の中でリピートされていたとか、いないとか🙄
ま、「Get Wild」は街中の話ではありますが
装備
個人装備 |
ザック(48ℓ)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
食料(4食分)
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
ライトダウン
アンダーウェア(着替え)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
ロールペーパー
救急用品
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
テント
シュラフ
マット
サンダル
LEDランタン
携帯バッテリー
ホイッスル
熊よけ線香
沢靴
まくら
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感想
これまで、日高の山は、幌尻岳、ペテガリ岳、神威岳と登ってきました
いずれも、日高の奥深さを感じさせる、タフな山でした
好天が予想される日を狙って、カムイエクウチカウシ山へ!
で、例によって、日高の山の洗礼を受けてきました😫
まずは長い林道(チャリでラクしましたけどね🙄)
長い沢歩き
岩歩きだったり、ヤブの中だったりの激急登💦
一方で、滝の絶景
後方の谷の景色の絶景
八ノ沢カールに出るまでは、とにかくバリエーション豊かで、楽しくも思っていた以上にワイルド&タフな道でした
八ノ沢カールに出ると、印象が一変、待っていたのは天空の楽園♪
広がるカール
カールと稜線に広がるお花畑♪
好展望の稜線歩き
360度の絶景広がる山頂
ザンク、ペテガリ岳、幌尻岳、夕張岳、大雪山系、十勝幌尻岳、阿寒岳といった山のに加えて、東西に広がる大雲海の展望♪
登ってよかったカムエク😁
存分に堪能して、苦労したのは歩きづらい道の下り
どうも、7年前に岩場で転倒により怪我をしてから、歩きづらい登山道は必要以上に慎重になっている感じです
DNAのレベルで刻まれたトラウマになっているようで、頭では大丈夫だと思っても、体がついていきません
時間をかけてゆっくり行けばいいだけではあるので、最近、歩きづらい道をサクサクと歩くことはあきらめ気味😥
サクサク行きたいSeaRex2-kazu2は気にしないことにして、ノンビリノンビリ下って、無事に下山
道中では、八ノ沢出合と三股の間で、3日前にニペソツ山の山頂でお会いしたmaekaoさんとスライド
三股でテントを張っている最中には、2週間前に登った暑寒別山頂でお会いしたガイドさん率いるツアーとスライド
これだけ行程が重なるというのも、なんともまあびっくりしました😮
苦労して登って、これだけの天気に恵まれた山行
下山後は、当然、無事の山行を祝して二人で乾杯🍺
と言いたいところですが、カムエク決行を決めた時点で今回の北海道遠征で行きたかった山は、(林道開通が延期になったニセイカウシュッペ山を除いて😢)ひと通り行くことに
そうなると、急におうちに帰りたい病が発動してしまい、予定を前倒しで帰宅
下山後の夜の苫小牧発大洗行きの深夜便(01:30出航)の予約ができたため、下山後にSeaRex2-kazu2を帯広のホテルに送り届けた後、その足で苫小牧に移動して、フェリーで帰宅しました
体力的には、下山後に家に帰るまでの方が疲れたかもしれません😓
2週間強の北海道滞在の素晴らしい締めとなった、カムエク登山
それまでも暑寒別岳、夕張岳、天塩岳、ニペソツ山と未踏の200名山に登り、いずれも絶好の天気😁
SeaRex2-kazu2のお付き合いで芦別岳にも登り、芦別岳だけはガスで残念でしたが😥
総じて天気にも恵まれ、充実した今年の北海道遠征でした
帰宅後の週明け、北海道に台風上陸
元々、火曜日の夕方便のフェリーで帰宅予定だったのが、なんとその便が欠航に😲
予定を前倒し帰宅してよかったというオチまでついてきました
山では天候に恵まれ、台風回避でスムーズに帰宅もできて、かなり運がよかった遠征となりました
※KOTOWAKAさん、take1104さんといったフォローしている方々を中心に、過去レコをかなり参考にさせていただきました、感謝します
1、2年以内に行こうと思っていました。
詳しい情報、助かりました。
ありがとうございますm(__)m。
お役に立てるようであれば、幸いです
私も、過去レコにはかなり助けられました、というか、いつも助けられています
行かれるときにはお気をつけて!
天気に恵まれるといいですね
2年越しでしょうか、カムエク踏破お疲れ様でした。
膝下渡渉なら問題無く、熊遭遇が無いこともラッキーでした。
今回も天候が素晴らしく、青空パイの引きの強さを感じます。
リューイーソー(緑一色)ならぬ、セーイーソー(青一色)でしょうか。(今では麻雀は休止状態ですが(笑))
何時もに増して、フォトが多いですね。
「Get wild and tough この山で♪♪♪」という感じでしょうか、ピッタリ。
「写真では伝わりませんが、落ちたら危ないトラバース」は、ロープのたるみで少し危なかったことを思い出しました。
滝と沢はワイルド感があり、迫力ありますね。
私が行った時は雲が多く今一つでしたが、急登の先に広がる八ノ沢カールとカムエクは絶景ですね。
また、福岡大生の慰霊碑では私も合唱しました。二十歳そこそこの若者たちが、なぜ熊に命を奪われなきゃならなかったのかと無念の思いを感じます。
一方、今回はSeaRexさん分も合わせ電チャリ2台を積んで、ワーケーションを続けられていたのでしょうか?
国見岳に使用された車と同じなら、窮屈感がありますが。
おかげさまで、ようやく行ってきました、念願のカムエク😆
一昨年、昨年と、ちょっと天候の悪い予報ときに「行きたい!」という声もあったのですが、待って大快晴、いや、大正解♪
青空と滝と、まさにセーイーソー(青一色)、絶景を存分に堪能してきました!
晴れて景色がいいと、どうしても写真が多くなってしまいます😁
これでも、だいぶ絞っているのですが
自転車はそうです、2台を積んで海を渡りました
今回の北海道では、車中泊をしなかったので、意外となんとかなった感じでした
その分、懐はちょっと痛い感じですが😢
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