【乗鞍岳】お手軽3000m峰はコマクサ満開

2025年07月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 7.9km
• 登り: 483m
• 下り: 496m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:27
• 休憩: 1:04
• 合計: 4:31

距離 7.9km 登り 483m 下り 496m

8:00 県境ゲートバス停
8:15 8:16 富士見岳（乗鞍）
8:23 8:24 富士見口
8:27 8:28 摩利支天分岐
8:35 8:42 肩ノ小屋
8:43 剣ヶ峰口
9:13 蚕玉岳（乗鞍）
9:24 9:41 乗鞍岳
9:46 乗鞍岳頂上小屋
9:49 蚕玉岳（乗鞍）
10:15 剣ヶ峰口
10:16 10:24 肩ノ小屋
10:34 摩利支天分岐
10:38 10:40 富士見口
10:56 11:01 県境ゲートバス停
11:12 11:23 大黒岳（乗鞍）
11:33 11:34 県境ゲートバス停
11:40 11:41 鶴ヶ池
11:46 11:48 畳平バスターミナル
11:55 雷鳥の碑
12:10 畳平のお花畑
12:19 12:26 雷鳥の碑
12:31 畳平バスターミナル

天候

晴れのちガス多し

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

乗鞍高原観光センター駐車場（無料）：朝6時30分で8割くらい埋まっていました
行き：乗鞍高原観光センター7:00発→標高2716mバス停7:59着（2,350円）
帰り：畳平13:05発→乗鞍高原観光センター13:55着（2,250円）
※乗鞍高原〜畳平のバスは今年からWEBによる予約がないと乗車できません
往復で4,600円、以前に比べて随分高くなったなあ

コース状況／危険箇所等

特に危険な箇所はありませんが、初心者でも登れる3000m峰ということで、観光っぽい人も多くいるので、落石発生などには注意

その他周辺情報

日帰り温泉：湯けむり館（800円）

写真

7/12 6:46

乗鞍高原から始発のバスで畳平へ

7/12 7:52

富士見岳登山口に近い畳平の一つ手前の標高2716mで下車
ここで下車したのは自分一人だけ

7/12 7:52

下車した周辺は、コマクサの群生地
最初からコマクサの熱烈な歓迎を受けます

7/12 7:55

コマクサがもりもり

7/12 8:01

フレッシュなコマクサがたくさん

7/12 8:08

畳平バスターミナルと鶴ヶ池

7/12 8:08

穂高連峰と左奥には槍ヶ岳

7/12 8:06

岐阜の名峰笠ヶ岳が一瞬だけ見えました

7/12 8:09

富士見岳山頂

7/12 8:09

乗鞍岳の最高峰剣ヶ峰を目指します

7/12 8:15

この株は花がたくさん付いている

7/12 8:17

ミヤマキンバイ？
黄色のキンバイ、キンポウゲ系の区別がいまだにつかない…

7/12 8:23

7月ですが東側には大きな雪渓が残ってます

7/12 8:27

肩の小屋
星と光とは素敵なネーミング

7/12 8:36

肩の小屋で少し休憩したら、山頂を目指して進みます

7/12 8:45

岩がゴロゴロした火山性の登山道

7/12 8:55

振り返ると槍穂が同じ目線の高さにあります

7/12 9:02

権現池と屏風岳

7/12 9:06

鳥居とお社の建つ山頂まであと少し

7/12 9:12

だんだんと雲が上がってきました

7/12 9:15

山頂の鳥居をくぐって

7/12 9:16

乗鞍岳剣ヶ峰山頂

7/12 9:19

乗鞍本宮に安全登山を祈願

7/12 9:21

雲の上に木曽御嶽山が浮かぶ

7/12 9:25

穂高連峰は雲に飲み込まれていく

7/12 9:34

人がいっぱいで落ち着かないので、あまりゆっくりせずに下山します

7/12 9:34

大雪渓はスキーやスノボーの人で賑わってます

7/12 9:37

山頂直下の小屋では記念品を販売

7/12 9:40

蒼い水をたたえる権現池

7/12 9:58

肩の小屋までは道も狭いので譲り合って進みます

7/12 10:14

イワツメグサはあちらこちらに咲いています

7/12 10:16

10時を過ぎても乗鞍岳は青空

7/12 10:09

登山道は人の行列
まるで富士登山のよう

7/12 10:30

再びコマクサエリアへ

7/12 10:34

不消ノ池と不動岳

7/12 10:50

本当にコマクサがたくさん

7/12 10:51

帰りのバスまで時間があるので大黒岳にも登ってみます

7/12 10:52

豪華な花付き

7/12 10:54

白いコマクサ

7/12 11:07

大黒岳山頂

7/12 11:11

周囲の3000m峰から見ると焼岳が低く見えます
穂高、槍はすっかり雲に隠れてしまいました

7/12 11:19

大黒岳から登ってきた富士見岳、剣ヶ峰を望む

7/12 11:25

大黒岳の斜面にもコマクサがたくさん咲いていました

7/12 11:27

畳平ターミナル
2003年のマイカー規制前に車で上がってきたことも遠い昔です

7/12 11:32

コバイケイソウも少しだけ

7/12 11:41

畳平のお花畑を巡ります

7/12 11:42

クロユリの群落
これだけの群落は白山でしか見たことない

7/12 11:47

早くもチングルマの穂

7/12 11:52

遊歩道沿いは花が盛り

7/12 11:54

ハクサンイチゲが花畑を白く染め上げる

7/12 11:56

花の咲いているチングルマも

7/12 11:59

だいぶ痛んでいるものが多かったですが、これは綺麗なハクサンイチゲ

7/12 12:10

ハクサンイチゲの群落の奥に雪渓、山、青空という夏山らしい風景

7/12 12:14

クロユリの花言葉は「呪い」「復讐」とのこと
怖い〜

7/12 12:15

妖しい黒色

7/12 12:20

ハクサンイチゲとミヤマキンバイ

7/12 12:23

イワギキョウは咲き始め

7/12 12:33

畳平バスターミナルに戻りました
下山のバス待ちの人達でいっぱい

撮影機器：

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

ken_poplar

毎日暑いので、高い山に行って涼みた〜い！たくさんの高山植物を見に行きた〜い！
ですが、先日の石鎚山で滑落転倒した時に打った肩がまだ痛く、重い荷物を背負ったり、長い距離を歩くのは厳しい。
そんなときは気軽に短時間で登れる乗鞍岳へ。ちょうどコマクサも見頃のようです。
以前は日の出に合わせて早朝に運行されるご来光バスなるものがありましたが、数年前の道路崩落以降運休が続いていて、今後の見込みも不明とのこと。バスも完全予約制になり運賃も随分と上がりましたし、ますますバスでのアクセス環境は厳しくなりそうです。
気軽に登れる乗鞍岳ですが、バスで一気に2700mまで上がってきて、しかも前夜が寝不足だったため、登り初めから少し高山病のような症状で、少し登るだけで息が上がってしまい、肩の小屋を過ぎてようやく調子が良くなりました。
それにしても乗鞍岳のコマクサは想像以上。富士見岳、大黒岳の斜面にはこれでもか！というくらいの群落。充分堪能させていただきました。
コマクサのほかにもハクサンイチゲやミヤマキンバイなど、バスで簡単に来ることができて、これだけの高山植物が見られるのはすごいです。
穂高連峰、槍ヶ岳や御嶽山も望むことができて良かったです。
晴天の週末とあって人も多かったですが、この景色が見られるのなら、普段山に登らない人も来てみたくなるのもわかります。