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記録ID: 842039
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雪山ハイキング
蔵王・面白山・船形山

船形山:快晴強風、今年の残雪は

2016年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:29
距離
14.9km
登り
1,057m
下り
1,056m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:22
休憩
1:05
合計
7:27
7:38
7:38
14
7:52
7:52
31
8:23
8:23
52
9:15
9:15
28
9:43
9:43
7
9:50
9:50
25
10:15
10:25
43
升沢小屋上
11:08
11:17
15
11:32
12:00
16
12:16
12:16
17
12:33
12:38
13
12:51
12:51
8
12:59
12:59
40
13:39
13:50
7
18番標識
13:57
13:57
17
14:14
14:15
9
14:24
14:24
17
14:42
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旗坂駐車場30台ほど。旗坂周辺の雪はなし。
コース状況/
危険箇所等
4月9日現在、このルート上で雪上を歩くのは約7割5分。
雪は軟らかめ。ツボ足でキックステップで十分。滑落の危険は少ないが、一方、踏抜きはある。アイゼンは持参したが使用せず。
船形山方面のトレースは10日(日)は大丈夫だろうが、天候、特に雨の後などは消える可能性がある。ルートはほぼ夏道に沿っている。
旗坂の駐車場は雪なし、GW並み。
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旗坂の駐車場は雪なし、GW並み。
登山口も雪は全くなし。
2
登山口も雪は全くなし。
その代わり、カタクリがお出迎え。
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その代わり、カタクリがお出迎え。
28番でもまだ雪は出てこない。
28番でもまだ雪は出てこない。
南側斜面を通る道は雪なし。三峰が見える。
南側斜面を通る道は雪なし。三峰が見える。
少し雪が出てきますが、
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少し雪が出てきますが、
25番では雪なし。
25番では雪なし。
徐々に雪の上を行くようになる。
1
徐々に雪の上を行くようになる。
23番を過ぎて、完全に雪の上かと思うと。
1
23番を過ぎて、完全に雪の上かと思うと。
21番鳴清水付近は夏道を行く。
21番鳴清水付近は夏道を行く。
20番から上は完全に雪上を行く。
2
20番から上は完全に雪上を行く。
三光の宮下の雪庇、右の夏道を行った。
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三光の宮下の雪庇、右の夏道を行った。
16番の辺りのブナがきれい。
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16番の辺りのブナがきれい。
蛇ヶ岳の前衛峰。
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蛇ヶ岳の前衛峰。
船形山が見えてきた。
2
船形山が見えてきた。
船形山頂付近アップ、まだまだ遠いね。
2
船形山頂付近アップ、まだまだ遠いね。
このトラバース結構疲れる。升沢小屋が見えてきた。
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このトラバース結構疲れる。升沢小屋が見えてきた。
升沢避難小屋周囲の残雪、GWでもこれ以上の年もあった。
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升沢避難小屋周囲の残雪、GWでもこれ以上の年もあった。
左の水場の沢ではなく、小尾根をこえて、右の沢に入りましょう。
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左の水場の沢ではなく、小尾根をこえて、右の沢に入りましょう。
この沢を詰めていきます。今日はトレースなし。これは下方の写真、トレースは自分の。
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この沢を詰めていきます。今日はトレースなし。これは下方の写真、トレースは自分の。
沢はここから右に曲がって急傾斜になる。
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沢はここから右に曲がって急傾斜になる。
青と白。ここを登っていきます。
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青と白。ここを登っていきます。
船形山頂避難小屋が見えてきた。
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船形山頂避難小屋が見えてきた。
北泉ヶ岳、泉ヶ岳、三峰山、後白髪山のスカイライン。
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北泉ヶ岳、泉ヶ岳、三峰山、後白髪山のスカイライン。
山頂の一角に出た。小屋が見えるが稜線上の歩きが踏み抜きで厄介。
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山頂の一角に出た。小屋が見えるが稜線上の歩きが踏み抜きで厄介。
船形山山頂標識、風強っ。
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船形山山頂標識、風強っ。
船形山頂から薬師森
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船形山頂から薬師森
船形山頂から。右後は神室連峰だと思う。
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船形山頂から。右後は神室連峰だと思う。
船形山頂から北東、荒神山でしょうか。
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船形山頂から北東、荒神山でしょうか。
船形山頂から黒伏山、柴倉山、最上カゴ方面。
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船形山頂から黒伏山、柴倉山、最上カゴ方面。
船形山頂から仙台カゴと白髪山。
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船形山頂から仙台カゴと白髪山。
船形山頂から面白山。左に大東岳がうっすら。
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船形山頂から面白山。左に大東岳がうっすら。
船形山頂避難小屋。
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船形山頂避難小屋。
船形山頂避難小屋出入り口から三峰山、蛇ヶ岳、後白髪山。
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船形山頂避難小屋出入り口から三峰山、蛇ヶ岳、後白髪山。
稜線から船形山頂を振り返る。
2
稜線から船形山頂を振り返る。
沢の急斜面を降る。
3
沢の急斜面を降る。
沢ルート屈曲点あたり。こんなになっているが、危険は無い。
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沢ルート屈曲点あたり。こんなになっているが、危険は無い。
船形山を振り返る。
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船形山を振り返る。
帰りは三光の宮下、夏道を通らず雪庇側の雪上を降りる。
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帰りは三光の宮下、夏道を通らず雪庇側の雪上を降りる。
旗坂平には少しだが、イワウチワが咲く。
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旗坂平には少しだが、イワウチワが咲く。
キグザキイチゲがお見送り。またね。
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キグザキイチゲがお見送り。またね。

感想

今年は雪が少ないので、例年恒例の残雪期の船形連峰登山を早めてみることにした。週末の天気も良いし、例年のGWの残雪の状況と比べてみる。ただし、強風の予報なのだが、東面から詰めていくので、左程の影響はないと考えた。

今日は早朝から仙台では快晴、5時でもう明るいとは、日が伸びてきた実感。道路の雪も無いので、7時少し前に旗坂の駐車場に到着。他に車が5台程度。30番標識の登山口から山道に入る。すぐに、数は少ないが、カタクリの花に迎えられる。27番標識、旗坂平までは雪はほとんどなし。その先登りになるが、ずっと夏道を行き、一群平まで、雪は多くはないが、25番−22番の間の登りは雪上と夏道半々くらい。倒木に標識の21番の鳴清水辺りは夏道を行くが、時々雪あり。22番からほぼ雪上の登りとなるが、三光の宮前の雪庇は小さくなっている、登りは、冬道の藪がどうなっているか判らないので、右手の17番標識の下の夏道ルートに向かう。若干雪が無い部分もある。ここまで、雪は柔らかく、踏み抜きもあるので、注意。その上は稜線まで全て雪上を行くことになる。三光の宮分岐からは雪上であるが、ここ1週間の入山者数や天候(前日の雨)で、トレースはほぼ消えている。標識と赤丸に沿ってほぼ夏道のルートを進む。案外長いなと感じながら、尾根下をトラバースしながら、升沢避難小屋に到着。

冬尾根は既に藪が出ていると思い、升沢小屋から水場のある沢ではなく、一つ北の沢に入る(これ重要)。その沢の雪の上を登る。沢の雪は安定しているが、柔らかい。トレースは全くない。最初は緩い傾斜の沢だが、途中右に曲がると傾斜は急になる。稜線に近くなったら、正面に見えるピークに直登せず、少し右にトラバース気味に登ると千畳敷に着く。この間雪は適度に締っていて、踏抜きはなし。軟らかめなのでキックステップで十分。(朝晩の冷え込みで堅くなることもあるので、アイゼンは一応は持っていた方が良い)稜線上に出ると、かなり藪が出ているので、少し雪面を行ってから、夏道に入るが、踏み抜きも多く歩きにくい。山形側が見えるようになると猛烈な風。観音寺コースの道を合わせると船形山山頂に到着する。

今日は快晴だが、多分気温1〜2 ℃、強い西風で山頂で眺めを楽しむのも難しい。山形側の山脈の重なりにはいつも圧倒されるが、月山はうっすらとしか見えなかった。北泉ヶ岳、泉ヶ岳、三峰山、後白髪山は良く見えるが、霞がかかったようで、蔵王は無理のようだ。今日は晴れてはいるが誰もいない、山頂でゆっくりできる状況ではないもんね。小屋に入って食事をしようと、入ると3人の方がいらした。冬尾根から、とか蛇ヶ岳からとか、それぞれ登ってこられたそうだ。

下りは来た道を戻ることとするが、雪は柔らかく、かかとで、蹴りこんで安全に下ることができる。30分ほどで升沢小屋へ。帰りは4人位の登ってくる方に出会った。これで明日のトレースは大丈夫ね。下りでは、三光の宮下で、夏道を通らず冬道を通った。まだ、安全そうである。その後は長くて結構疲れたが、旗坂に到着した。

今年の4月9日現在の、船形山の残雪を例年のGW(4月29日基準)と比較すると、2015年よりは多く、2014年、2013年より少ない。今年の4月29日にはどうなっているでしょうか。

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コメント

船形山、行きたい
kyenさん、おはようございます。
船形、本当に雪少ないですね〜。東北背稜の山とは思えないくらい。
でも、快晴の残雪の山々の景色、羨ましいです。
船形山、今年は行けるかな〜。
PS ぼちぼち山行ける様になってきました。
2016/4/11 6:55
Re: 船形山、行きたい
odaxさん。コメント有難うございます。

今年は雪が少なく、谷の雪はまだたっぷりありますが、GW頃の感じです。
と、油断していたら、今日、今は仙台でも山からの雪が舞っていますよ。気温は5度位ですが。
御岳山のレコ拝見しました。標高差1300m、17kmって、完全に回復では?
後は時間をつくるだけでしょうか。東北の山が待ってますよ〜。
2016/4/11 17:48
プロフィール画像
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