羅臼岳 天然のシャワー（強雨）＆クーラー（強風）＆ミスト（濃霧）を満喫…（北海道遠征Day2）
北海道
kiyopon
体力度について
- GPS
- 06:09
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,677m
- 下り
- 1,678m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:10
| 天候 | 雨 に加えて 濃霧強風・・・ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
登山者専用駐車場は無く、ホテル駐車場は宿泊者専用。 外縁部のスペースや林道沿いの路肩に停めるようになっています。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
言わずと知れたヒグマ多発スポットです。入山者は多いですが、熊対策は必須です。 また、ササの当たる箇所も多いので、天候によってはマダニ等虫よけ対策も必要です。 今回は終始雨だったので、虫の心配はありませんでした。 |
| その他周辺情報 | �＿嫉蓋紊謀仍蓋�付近の岩尾別温泉三段の湯（露天風呂のみ、入浴無料）に浸かりました。 https://iwaobetu.com/onsen/ ��大空町町営のひまわり温泉（日帰り入浴500円、シャンプー・石鹸各30円）で入浴しました。 https://www.town.ozora.hokkaido.jp/soshiki/1005/4/3/127.html |
写真
拍手
無事登り切ったことに安堵しつつ、岩の反対側でひと休み。
登山靴は水没し、歩くたびにちゃぷちゃぷ。
森の中にある無料の露天風呂。ロケーションは最高です。
沢の音を聴きながらゆったり浸かりました。
エメラルドグリーンで綺麗だったんですけどね。
網走方面へ移動します。
途中に見たキタキツネ。
キタキツネとエゾシカは今回運転中に何度も見かけました。
感想
北海道遠征二日目。
7/20日曜日、連休二日目は知床半島の羅臼岳へ。
今回の遠征のメインに据えていた羅臼岳ですが、天気はあいにくの雨。
前日、雌阿寒岳下山後にウトロへ移動し民宿で前泊。
宿の女将さんに早朝出発することを断りを入れ、翌日に備えます。
ヒグマは大型なため、車に乗っていても安心はできず、1発目でフロントガラスが割れ、2発目で手が入り、3発目は体が入ってくるとの話が印象に残りました。
とは言え、最近は人身事故は起こっていないとのことだったので、出会わないことが一番、という結論に話は終わりました。
翌朝は宿を4時半出発し、登山口になっているホテル地の涯へ。
この時点では雨は小雨か止んでおり、他の登山者の出発時間のピークでした。
雨雲レーダー見る限りは午前中のうちはかなり掛かってきそうな感じ。
車内で暫く待機しますが、このまま天気が持つことに一縷の望みを掛けつつ予定通り決行します。
登り始めは蒸し暑く単調な登りが続きます。
次第に雨は強まり、水場あたりからは本降りに。
樹林帯は風は弱く稜線の状況が分からずでしたが、ひとまず森林限界までは行こうとそのまま進みます。
雪渓に出ると風が強まり、強雨強風に。
羅臼平での撤退も視野に入れ次第に花が増えていく谷間を登っていきます。
羅臼平に出ると風はさらに強まりますが、歩くには支障ない程度で、雨も少し弱まります。
視界はゼロですが、ルートははっきりしており、羅臼岳の斜面に取りつきます。
斜面上の登山道は風当たり弱く、むしろ蒸し暑さを感じるくらい。
このあたりが今回のハイライトで、多くの高山植物を見ることができました。
お花は綺麗でも天気が濃霧だったのは残念。
またいつかリベンジしたいな。と思います。
この頃には山頂ピストンの方とすれ違うようになり、ひとまずは登頂できそうなことに安堵しつつ後半の登りへ。
登り切って岩稜に出ると風が一気に強まります。
足場不安定な岩稜を巻きながら羅臼岳山頂へ。
山頂では長居できず、すぐに風当たりの弱い反対斜面に避難します。
雨は相変わらずですが、少し休憩して下りに備えました。
下りでは多くの登山者とすれ違いました。
天気は荒天でも、連休の中日を狙って登りに来られた方の多いこと。
かく言う私もクマが怖いので人の多そうな中日に焦点を定めたのでした。
下りは登山道が各所で川になっており、じゃぶじゃぶ歩けばすぐに登山靴が水没。
もともと瀕死だったところにトドメが入りました。
下山後に長距離移動して翌日は幌尻岳の予定でしたが、この時点で断念。
下山後の天気予報ではてんくらCに変わっていたので潔く諦めるに至りました。
前日に（車道ですが）ヒグマの親子連れに遭ったこともあり、内心ビクビクの羅臼岳でしたが、蓋を開けてみればいつも通りの登山。
雨と風でそこまで気を張る余裕が無かったというのも正直なところ。
まだまだ経験不足なのを痛感します。
登山口最寄りの無料温泉、三段の湯で入浴しウトロへ戻り遅いお昼。
その後、ウトロのコインランドリーで全洗濯し、合間に翌日行先を斜里岳に決定。
登山靴は使い物にならないため、もう1足のトレランシューズで歩ける山行を余儀なくされました。
併せて、網走方面の1泊4,000円弱の素泊まり宿を見つけ、予約してそちらへ移動。
宿チェックイン後は時間が空いたので能取（ノトロ）岬へ夕陽を見に行きました。
翌朝は朝からスッキリ晴れ。
今回の遠征のラストは斜里岳へ。（つづく）
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