雨飾山


- GPS
- 06:18
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢を渡ってからの突き上げが危険です。落石滑落の恐れあり。慎重に。 |
写真
感想
昨日、嫁に追い出されて、荒島岳に登って、
今日はどこに行こうか…山に登るしかなさそう。
荒島岳のダメージが大きすぎたので、9時間とかかかるのは無理。
帰りしなで、六時間位となると、雨飾山かなぁ。
なぎさドライブウェイから、八番らーめん食べて、深夜一時頃雨飾高原キャンプ場に到着。
人気の山(と思っている)だから満車を覚悟していたが、八割ほど。
サクッ止めて仮眠。さすが高原涼しくて快適だった。
うっすら明るくなって、周りがざわざわしだした、4時過ぎに準備を整える。
ももとふくらはぎの筋肉痛が酷い。登れるかな?
登山届を出していざ出発!
まずは河原に下って湿地帯。水芭蕉がたくさんあり、花は咲いていなかった。野生動物の餌になるみたいだけど、でてこないでね。
平坦な湿地帯が終わると、急な登り。
ここからひたすら登り。
筋肉が悲鳴を上げるが、強引に体を上に上げる。
尾根を越えると、一度下る。
この登り返しが、最後の難関だな。
降りると雪渓。
見上げると、山頂部の岩が削られて滑り台のようになってる岩壁が屏風のようにそそり立っている。
畏怖ってこういうときするんだな。
ゾクッと熱中症っぽくなった体を急激に冷やしてくれるのは雪渓の寒さだけではないだろう。
雪渓の真ん中に穴が空いていて、吸い込まれそうで怖い。
てか、今歩いてるところの下大丈夫なのか?
雪渓を通過したら、そそり立つ壁。
昨日のもちがかべよりひどいんじゃないか?
日も出てきて、休み休み上がる。楽なコースかと思ってたのに、こんなことになるとは…
というか、下山できるか?
喘ぎながら壁を登ると、笹平。
その向こうにひょこっと飛び出た山頂。あれは登れないよぉ…
笹平はたくさんの花々で彩られていたが、心が死んでいるし、向こうの山頂が嫌すぎて目に入らなかった。
山頂取り付き直前に先ほど渡った雪渓かよく見えた。あそこから来たのか。帰りここから滑り降りられたらなぁ。
振り返って最後の壁をはい上がる。
吐きそうでふらふらだ。
降りてくる人には応援され、抜かれた人にはきついですね。と声を掛け合いながら切れそうな気持ちを保つ。
あー帰りたい!
なんとか山頂に着くと、向こうに朝日岳が見えた。
今日も山頂でしっかり休憩をとる。
いつもはパクパクいけるおにぎりも気持ち悪くてすすまない。
暑さに弱いのなんとかならんかなぁ。
おにぎりタイムして、一息ついたら
気持ち悪いが下山開始だ。午後から天気が崩れるかもみたい。
最後に女神に挨拶。本当に横顔に見える。
下りは一歩一歩慎重に。自分も石も落とさずに。
笹平標識でひと休みして、崖下りへ。
ここも一歩一歩慎重に。強烈な日差しでフラフラしてくる。
朝と違うのは涼しい風が吹き上げてくること。
これがなかったら死んでたわ。
雪渓で、クールダウンしたら地獄の登り返し。
ブナ平で大休憩したら一気に谷まで。もう死に物狂い。
帰れないかもと山頂で嫁にメールしたほど疲れたが、なんとか帰ってこれた。
景色はよかった。花も綺麗だった…はず。
ネットの登山レベルと思いつきだけで登るのは良くないな。
帰りはダラダラ下道で帰ってきた。
久々の登山でだらけた体に喝が入った。
明日は仕事いけるかな?
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