逆行・絶景の早川尾根縦走<高嶺・アサヨ峰>のち水切れ


- GPS
- 42:27
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 3,020m
- 下り
- 2,129m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:21
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 11:45
- 山行
- 2:11
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:16
天候 | 3日間とも晴! 午後は曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路 : バスで北沢峠から戸台パーク、そこから高遠駅、そこから伊那北駅に乗り継ぎ。伊那北駅からJRで岡谷経由で韮崎駅へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に危険個所はなし。 ●「青木鉱泉〜鳳凰小屋」沢沿いに登る気持ち良い道。多くの水場。 ●「鳳凰小屋〜地蔵岳〜広河原峠」地蔵岳直前はザレた道。高嶺の下りはかなり急。 高嶺から先、小ピークと鞍部のアップダウンが続く。 ●「広河原峠〜アサヨ峰」早川小屋尾根まで緩やかな登り。その先はアサヨ峰までアップダウンが続く。 ●「アサヨ峰〜長衛小屋」栗沢山まで岩稜帯が続く。栗沢山からはしばらくして樹林帯に入り、気持ち良い道が続く。 |
その他周辺情報 | 武田乃郷白山温泉(韮崎駅から車で10分。大人700円)。混んでおらず寛げた。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25000地形図
山と高原地図
コンパス
笛&緊急身分証
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ&トイレットペーパー
テーピングテープ中&細
ファーストエイドキット
タオル&バンダナ&手拭
携帯電話(スマートフォン)
計画書
レインコート上下
防寒着・夏用
ストック
コンロセット
時計
非常食
アイゼン6爪
シャツ等着替え
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感想
今年初めての縦走は鳳凰三山にしようと考えたがそれだけではもったいない気がして、以前から気になっていた早川尾根も歩きたいと思った。早川尾根を北沢峠まで歩いてそこからバスか歩きで広河原まで戻りたいと思ったが、今年も北沢峠〜広河原のバスは崩落のため運休していることを知り、三日目の行程を甲斐駒登頂〜黒戸尾根下山でいこうかと計画を立てたが、かなりきつい行程になるので三日目は天候と体力次第で決行するか判断しようということにした。
早川尾根を歩く人は非常に少なかった。地蔵岳まではかなりの人がいたが、早川尾根に入った途端ほとんど見なくなり、同じ方向へ向かったのは70代の男性のみ+トレラン男性2名(早川尾根小屋で引き返し)、逆方向からも4-5組の人とすれ違っただけだった。長衛小屋の方の話によると、早川尾根は西から東へ向かうのが普通のようで、東から西へ向かうと登り基調になるためきついルートになるとのことだった。どうりで人が歩いていないわけだ。
しかしこのルート、樹林帯はあるが、絶景続きの歩きだった。
特に高嶺とアサヨ峰は遮るものがない360°の風景が見られ、北・中央・南アルプスをはじめ、富士山や八ヶ岳などがすべて見渡せる大展望台である。
この連日、午前中の天気が良かったので(午後は毎日雲が湧いてきていた)、景色は最高だった。ずっと北岳と仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を目にしながら歩いていたが、そんなコース、他にあるだろうか?
2日目の早川尾根縦走は、当初のコースタイム計算を間違えて再計算したところ予想以上に時間がかかることがわかったため、なるべく前倒し基調で歩き、早川尾根小屋からアサヨ峰までは通常3時間かかる(小ピークが6ほどあって登り返しが続くためらしい)ところを2時間少しで歩いて、かなり順調に進むことができた、あとは長衛小屋に向けて下山するだけと考えていたら、栗沢山への岩稜帯で予想以上に時間がかかってコースタイムどおりとなり、さらに悪いことに栗沢山下山開始直後に水切れとなってしまった。早川尾根小屋で補給したのだが、かなりのピーカンの中歩いたので想像以上に水を飲んでいたようだ。以後ペースが落ちて下山は標準コースタイム以上かかってしまった。長衛小屋の方には、この天気の中、縦走用の荷物を背負って登り基調で歩くのはかなり大変だったはずと言われました。
でも絶景も含めて、貴重な体験をしたと思います。
梅雨明け直後のピーカン天気の下で予想以上に体力を使ったため、三日目はバスで戸台方向へ下りることにして、それでもすんなり下山したくなかったので、ゆるゆると仙丈ヶ岳を途中まで登った。その途中から栗沢山〜アサヨ岳も見えたが、予想以上に手こずったのが不思議に思えた。
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