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Yamareco

記録ID: 846019
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰北部 天狗角力取山・障子ヶ岳

2016年04月12日(火) 〜 2016年04月13日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
24:30
距離
22.6km
登り
1,604m
下り
1,586m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:41
休憩
0:27
合計
5:08
12:15
32
大井沢川林道の橋
12:47
13:04
141
15:25
15:25
88
16:53
16:53
18
17:11
17:21
2
17:23
2日目
山行
5:07
休憩
0:47
合計
5:54
6:51
4
6:55
7:06
14
7:20
7:20
70
8:30
8:39
62
9:41
9:52
41
10:33
10:33
53
11:26
11:42
22
12:04
12:04
14
12:18
12:18
27
12:45
大井沢川林道の橋
天候 12日:晴れ
13日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口(南俣沢出合)へ続く林道(大井沢川林道)は、途中まで除雪されているが、
岩山の祠の先で雪崩が起きており、そこから先は車両通行不可。
林道奥になると駐車スペースは少なく、現時点では岩山の祠付近の
数台分スペースが、最終駐車帯になる。

今回は、林道奥まで行かず、大井沢林道の最初の橋から出発。
南俣沢出合まで結構歩く事にはなるが、橋付近には広い駐車帯があるので
ここなら駐車場所には困らない。
コース状況/
危険箇所等
登りはバカ平コース、下りは紫ナデコースで障子ヶ岳を周回した。

バカ平コース上の竜ヶ岳は、夏道と同じくトラバースルートで通過したが、
夏道通りのルートを辿ると底雪崩の危険があるので、もっと下側を辿る必要がある。
今回のルートであれば底雪崩の危険は低く、このルートが最も安全だと思うが、
2ヶ所デブリ帯を通るので、トラバースの際は上部からの雪崩に注意。
雪崩のリスクを避けたいならば、尾根通しの竜ヶ岳直登ルートが良いが、
竜ヶ岳台地直下が急登なので、体力的にはずっと辛くなる(滑落危険も有り)
どちらルートを選ぶかは、登山者次第。

紫ナデコースは急下降が多いので、今回は下り利用だが、登り利用の方がオススメ。
バカ平コースに比べると細尾根が多く、雪稜崩壊が進んでおり神経を使うが、
大きな崩壊は無く、嫌らしい箇所は特に無かった。
その他周辺情報 下山後の風呂は、大井沢温泉ゆったり館(300円)が近い。
大井沢川の橋からスタート。
今回は事前に色々あって、午後から入山。
とりあえず行けるとこまで行ってみるか。
2016年04月12日 12:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/12 12:18
大井沢川の橋からスタート。
今回は事前に色々あって、午後から入山。
とりあえず行けるとこまで行ってみるか。
林道路肩に水芭蕉が咲いていた。
2016年04月12日 12:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 12:28
林道路肩に水芭蕉が咲いていた。
雪崩で道が塞がっている。
2016年04月12日 12:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/12 12:39
雪崩で道が塞がっている。
南俣出合から、バカ平登山口へ向かう。
2016年04月12日 13:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/12 13:08
南俣出合から、バカ平登山口へ向かう。
登山口の看板から段丘へ上がる。
2016年04月12日 13:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 13:11
登山口の看板から段丘へ上がる。
バカ平のカラマツ林
2016年04月12日 13:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 13:18
バカ平のカラマツ林
所々で登山道が見えている。
2016年04月12日 13:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 13:50
所々で登山道が見えている。
竜ヶ岳が見えてきた。
2016年04月12日 14:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:25
竜ヶ岳が見えてきた。
竜ヶ岳
2016年04月12日 14:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:25
竜ヶ岳
焼峰のブナ
2016年04月12日 14:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 14:51
焼峰のブナ
焼峰から先は、尾根筋から外れてトラバース。
トラバースルート上には雪崩跡があった。
2016年04月12日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:07
焼峰から先は、尾根筋から外れてトラバース。
トラバースルート上には雪崩跡があった。
今年のデブリは随分と少ない。
年々少なくなっているように感じる。
2016年04月12日 15:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:07
今年のデブリは随分と少ない。
年々少なくなっているように感じる。
デブリ帯を越え、更にトラバースは続く。
2016年04月12日 15:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/12 15:10
デブリ帯を越え、更にトラバースは続く。
緩い沢型を登る。
2016年04月12日 15:12撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:12
緩い沢型を登る。
振り返ると月山
2016年04月12日 15:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:19
振り返ると月山
2つ目のデブリ帯。
これを越えればトラバースは終わり。
2016年04月12日 15:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/12 15:20
2つ目のデブリ帯。
これを越えればトラバースは終わり。
竜ヶ池の雪原。
時間切れならここで幕営するつもりだったが、まだ大丈夫そうだね。
2016年04月12日 15:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:34
竜ヶ池の雪原。
時間切れならここで幕営するつもりだったが、まだ大丈夫そうだね。
竜ヶ池が有る場所はすり鉢状になっている。
2016年04月12日 15:39撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:39
竜ヶ池が有る場所はすり鉢状になっている。
竜ヶ岳。
今回は登らずに巻いて通過した。
2016年04月12日 15:55撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 15:55
竜ヶ岳。
今回は登らずに巻いて通過した。
天狗角力取山へ続く尾根。
2016年04月12日 16:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:00
天狗角力取山へ続く尾根。
障子ヶ岳
2016年04月12日 16:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:05
障子ヶ岳
雨量観測所
2016年04月12日 16:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:28
雨量観測所
障子ヶ岳
先程とは姿が変わり、見事な三角形に変貌。
2016年04月12日 16:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:50
障子ヶ岳
先程とは姿が変わり、見事な三角形に変貌。
障子ヶ岳、拡大
2016年04月12日 16:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:50
障子ヶ岳、拡大
栗畑に到着。
谷側には天狗小屋が見える。
2016年04月12日 16:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/12 16:52
栗畑に到着。
谷側には天狗小屋が見える。
栗畑から眺める障子ヶ岳と月山。
2016年04月12日 16:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:53
栗畑から眺める障子ヶ岳と月山。
障子ヶ岳へ続く尾根。
今年の雪庇は小さい。
2016年04月12日 16:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:53
障子ヶ岳へ続く尾根。
今年の雪庇は小さい。
天狗角力取山へ向かう。
2016年04月12日 16:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 16:59
天狗角力取山へ向かう。
天狗角力取山の山頂。
山頂には土俵らしきサークルがある。
2016年04月12日 17:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 17:11
天狗角力取山の山頂。
山頂には土俵らしきサークルがある。
天狗角力取山付近から眺める以東岳。
2016年04月12日 17:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 17:16
天狗角力取山付近から眺める以東岳。
以東岳、拡大
2016年04月12日 17:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 17:16
以東岳、拡大
朝日主稜、大朝日岳方面。
2016年04月12日 17:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 17:16
朝日主稜、大朝日岳方面。
大朝日岳
2016年04月12日 17:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
18
4/12 17:18
大朝日岳
狐穴小屋へ続く尾根。
早い時間に入山出来ていたら、この尾根も行ってみるつもりだったが…
2016年04月12日 17:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
14
4/12 17:17
狐穴小屋へ続く尾根。
早い時間に入山出来ていたら、この尾根も行ってみるつもりだったが…
天狗小屋。
今日はここまでが精一杯。
2016年04月12日 17:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/12 17:26
天狗小屋。
今日はここまでが精一杯。
天狗小屋の天狗様。
2016年04月12日 17:38撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/12 17:38
天狗小屋の天狗様。
夜になっても天気良し。
山形の夜景が見えた。
2016年04月12日 21:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/12 21:04
夜になっても天気良し。
山形の夜景が見えた。
翌日の朝。
天気は晴れだが、地平線には雲が湧き、朝日は拝めず。
2016年04月13日 05:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/13 5:17
翌日の朝。
天気は晴れだが、地平線には雲が湧き、朝日は拝めず。
天狗角力取山に再訪。
以東岳を眺める。
2016年04月13日 07:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 7:00
天狗角力取山に再訪。
以東岳を眺める。
大朝日岳方面。
2016年04月13日 07:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 7:04
大朝日岳方面。
天狗角力取山を後にし、障子ヶ岳へ向かう。
2016年04月13日 07:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 7:06
天狗角力取山を後にし、障子ヶ岳へ向かう。
障子ヶ岳へ続く尾根。
昨日擦れ違った方のトレースが残っていた。
2016年04月13日 07:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/13 7:23
障子ヶ岳へ続く尾根。
昨日擦れ違った方のトレースが残っていた。
隠れた亀裂多し。
踏み抜き注意。
2016年04月13日 07:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 7:27
隠れた亀裂多し。
踏み抜き注意。
あんなところにアニマルトレースが…
あの急斜面をよく歩けるものだ。
2016年04月13日 07:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
4/13 7:36
あんなところにアニマルトレースが…
あの急斜面をよく歩けるものだ。
雪稜が割れている。
2016年04月13日 07:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 7:37
雪稜が割れている。
障子池の辺り。
御池は雪に隠れて見えず。
2016年04月13日 07:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/13 7:47
障子池の辺り。
御池は雪に隠れて見えず。
尾根通しは危険なので、左側の薮中を通った。
2016年04月13日 08:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/13 8:10
尾根通しは危険なので、左側の薮中を通った。
障子ヶ岳山頂までもう少し。
2016年04月13日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
4/13 8:14
障子ヶ岳山頂までもう少し。
障子ヶ岳への最後の登り。
2016年04月13日 08:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 8:29
障子ヶ岳への最後の登り。
障子ヶ岳、山頂に到着。
以東岳の眺めが良い。
2016年04月13日 08:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 8:33
障子ヶ岳、山頂に到着。
以東岳の眺めが良い。
障子ヶ岳から眺める北部稜線。
最奥には月山が見える。
2016年04月13日 08:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 8:37
障子ヶ岳から眺める北部稜線。
最奥には月山が見える。
障子ヶ岳からの下り。
この先は急下降が増えてくる。
滑落注意。
2016年04月13日 08:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
4/13 8:50
障子ヶ岳からの下り。
この先は急下降が増えてくる。
滑落注意。
障子ヶ岳の大スラブ。
傾斜が有りすぎて雪は殆ど落ちている。
2016年04月13日 08:50撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 8:50
障子ヶ岳の大スラブ。
傾斜が有りすぎて雪は殆ど落ちている。
深い谷。
谷筋を眺めてみるが、例年に比べるとデブリは少ない。
2016年04月13日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 9:16
深い谷。
谷筋を眺めてみるが、例年に比べるとデブリは少ない。
紫ナデへ向かう。
2016年04月13日 09:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/13 9:20
紫ナデへ向かう。
紫ナデに到着。
2016年04月13日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
4/13 9:44
紫ナデに到着。
紫ナデから赤見堂岳へ続く尾根。
当初の予定では、この尾根を歩き障子ヶ岳へ登る予定だったが、雪が少なすぎて中止。
2016年04月13日 09:44撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
4/13 9:44
紫ナデから赤見堂岳へ続く尾根。
当初の予定では、この尾根を歩き障子ヶ岳へ登る予定だったが、雪が少なすぎて中止。
紫ナデから眺める障子ヶ岳。
2016年04月13日 09:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
4/13 9:45
紫ナデから眺める障子ヶ岳。
障子ヶ岳と紫ナデ。
2016年04月13日 09:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/13 9:57
障子ヶ岳と紫ナデ。
大きなX印
2016年04月13日 10:03撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/13 10:03
大きなX印
天狗角力取山と障子ヶ岳。
2016年04月13日 10:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
13
4/13 10:24
天狗角力取山と障子ヶ岳。
障子ヶ岳と紫ナデ。
「ナデ」は雪崩の意。
その名の通り、て感じの光景だ。
2016年04月13日 10:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
15
4/13 10:34
障子ヶ岳と紫ナデ。
「ナデ」は雪崩の意。
その名の通り、て感じの光景だ。
大クビトを越えて、更に下る。
相変わらず傾斜は急だ。
2016年04月13日 10:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 10:41
大クビトを越えて、更に下る。
相変わらず傾斜は急だ。
見事な縞模様。
2016年04月13日 10:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/13 10:45
見事な縞模様。
崩れた斜面が顔のように見える。
2016年04月13日 10:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/13 10:54
崩れた斜面が顔のように見える。
尾根上の崩壊はあまり目立たず、状態は良い。
例年であれば、雪稜崩壊により雪壁の一つ二つは有るものだが…
これも今年の雪不足の影響か。
2016年04月13日 11:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 11:06
尾根上の崩壊はあまり目立たず、状態は良い。
例年であれば、雪稜崩壊により雪壁の一つ二つは有るものだが…
これも今年の雪不足の影響か。
穴だらけ。
2016年04月13日 11:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/13 11:08
穴だらけ。
尾根の取り付きまで下山。
2016年04月13日 11:28撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 11:28
尾根の取り付きまで下山。
渡渉し、林道へ抜ける。
2016年04月13日 11:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
4/13 11:31
渡渉し、林道へ抜ける。
林道が沢のようになっている。
2016年04月13日 12:13撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/13 12:13
林道が沢のようになっている。
南俣沢出合まで戻ってきた。
2016年04月13日 12:20撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/13 12:20
南俣沢出合まで戻ってきた。
昨日、車が落ちた場所。
この側溝にハマってしまい、JAF呼びました。。。
2016年04月13日 12:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
4/13 12:34
昨日、車が落ちた場所。
この側溝にハマってしまい、JAF呼びました。。。

感想

当初の予定では、赤見堂岳〜障子ヶ岳の北部稜線を歩くつもりだった。
だが、早朝に赤見堂岳の取り付きに到着すると、雪は殆ど無く薮だらけ。
薮漕ぎして登るのも気乗りせず、別プランを検討する事になった。

別プランとして思いついたのが、以東岳。
一日目で狐穴小屋まで行き、二日目に以東岳ピストン、という代案を思いつき、
大井沢川林道へと車を走らせる。
だが、その林道途中で雪崩跡に出くわし、車では雪崩跡から先へは進めない為、
バックで戻ろうとしたら・・・
その際に側溝にハマってしまい、出られなくなる。
どうしてこうなった・・・OTL
折角の快晴なのに、ガッカリである。。。
動けぬ車を前に意気消沈。
JAFを呼ぼうにも、林道奥では電波は通じず、大井沢町まで歩いて戻る羽目になる。
大井沢町に戻ると電波が通じたので救援車を要請するも、1車線の狭い林道に
入れるような小型車はなかなか手配できず、大幅に登山開始が遅れてしまった。
到着したJAF車両のお陰でなんとか側溝から脱出はできたのだが、
その時にはもう12時を過ぎており、これではもう狐穴小屋へ行くのは無理。
ならば、せめて障子ヶ岳だけでも、と思い、再度プラン変更。
遅い時間ではあるが、天狗小屋を目指す事にした。

天気は良く、風穏やかな朝日連峰の午後。
出発前のトラブルについて、アレコレ考えながら先を急ぐ。
本音を言えば、なんとも残念な気持ちで一杯だ。
林道ではもっと注意してバックすれば良かったなぁ、と後悔の念が付きまとう。
だが、まぁ、今更後悔しても仕方なし。
天狗小屋から狐穴小屋へ続くルートは難ルートなので、止めておいた方が無難、
という考え方もあるし・・・
そういえば、何年か前も同じような出来事があったな。
確か、3年前の残雪期。
その時は腹痛により入山時間が遅れた為、狐穴小屋は断念し、
天狗小屋泊まりにしたのだった。
これは、「危ないルートは止めておけ」という天狗様の思し召し、
と、解釈したものだったが・・・
もしかしたら、今回もそうかもしれない。
同じような事が2度も続くと、そういう縁みたいなものを感じてしまう。
まぁ、妄想、と言ってしまえばそれまでだが。

急いだ甲斐があり、日没前に天狗小屋に到着。
3年前と同じく小屋は無人で、階段に飾られている天狗様のお面は強面だ。
だが、先の妄想のせいだろうか?
その表情の中に、優しさの様なものが感じられるのが不思議である。
とりあえず、小屋の宿泊費1500円は、天狗様への御供えとして奉納し、
感謝の言葉を述べさせて頂いた。

そのせいだろうか、翌日も天気は快晴。
予報では、午前中は高曇り、午後から雨だったが、予報は良い方向に外された。
再び天狗様へと感謝をし、天狗小屋を発つ。
二転してしまった今回山行であるが、天気が良ければどんなプランでも良いものだ。
青空の元、気分良く障子ヶ岳へと向かう。
昨日感じていた残念な気持ちは、もう微塵も感じていなかった。

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コメント

そういう事ってありますよね(^_^;
行きはよいよい帰りは怖い
始めよくても終わりがだめとか
始めつまずいても終わりよければ結果オーライとか
今回も天狗様の思し召しでしょう。
Luskeさんのレコを拝見するたびに
朝日に行きたい・・・と悩ましく妄想しております
G.Wの頃は少しは歩きやすくなっているかな
雪山登山教室もう一度開いてほしかったけれど
雪の少なさにどこの山もお手挙げですね
林道が通りやすくなるともう夏山ですもんね〜。
2016/4/15 9:21
meikenさん、こんばんは
予定変更になってしまいましたが、天候に恵まれ良い登山となりました。
天狗様のお陰で結果オーライです

他の山もそうですが、今年の朝日連峰、雪溶けが早いです。
GWには古寺の林道が開通になると思いますが、その頃には殆ど夏道が出ているかも。
例年よりも1ヶ月位早いような感じで、今年の雪山登山は早めにシーズン終了になるかもしれませんね。
2016/4/16 2:08
Luskeさん、こんばんは
プランCでの登山でしたか。
自分なら意気消沈して帰ってしまうところですが、さすがです!!
天気がよかったこと、そしてヤケ酒にならなかったようでなによりでした
次回はプランBはでしょうか?それとも隣の山でしょうか?
また天気 に恵まれるといいですね。
ところで車は無事でしたか?
2016/4/15 21:29
Webberさん、こんばんは
12時過ぎなので、もう登山は止めて帰ろうか、
なんて思ってしまいましたが、登って良かったです。
プランAは、もう雪が少ないので今期は無理だと思いますが、
プランBはリトライしてみたいところです。
(また天狗様に止められるかもしれませんが・・・)

車の方は無事でした。
特に傷も付かず、ホッとしております。
去年、購入したばかりの車ですので、これで傷でも付いてたら泣いてました(笑)
2016/4/16 2:14
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