記録ID: 8462780
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
剱岳 長次郎谷 右俣
2025年07月19日(土) 〜
2025年07月21日(月)



体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 24:42
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,697m
- 下り
- 3,644m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:46
距離 7.8km
登り 535m
下り 1,198m
2日目
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 11:53
距離 8.5km
登り 1,392m
下り 1,391m
天候 | 梅雨明け翌日からの3日間晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
剱沢雪渓はナムの滝以外はしっかり残っており、歩きやすかった。 |
その他周辺情報 | 大町温泉郷で入浴 |
予約できる山小屋 |
|
写真
撮影機器:
感想
新田次郎の「点の記」で憧れた長次郎谷ルート。自分なりに挑戦できる技術が付いてきた。今年は冬に雪が多かったので、チャンスがあるはず。梅雨明け直後の最も良い時期にチャレンジする計画を立てた。
真砂沢ロッジにテントを張り、二日目の早朝から登頂を目指す。小屋主に聞くと左股は数日前にクレパスで無理だったという。でも右股は分からないとのこと。登って様子を見ることにする。熊の岩下あたりから見ると、左俣直のルートは喉の辺りで雪渓が切れている。また、左俣上方では、登頂を諦めたのか、戻って来る人影が見える。右股は登っていくグループがあり、上方もあまり荒れていないように見える。熊の岩上で右俣にトライすると決める。
しかし、登るにつれ次々に現れるクレパス。右に左に避けながら、一度は、左側のシュルンドに降り、ザレ場を登り、また雪渓上を右に移り、右側のシュルンド下から岩場をプチクライミングでよじ登る。時間がかかったが、なんとかクレパス地帯を超えた。最後は急な雪渓を直登して池ノ谷乗越へ出た。
乗越に着いて達成感というよりは、危険地帯から抜けられた安心感でいっぱいだった。
しかし、実はここから剱岳経由、別山尾根回りの真砂沢ロッジまでの道のりが、長く、また厳しいものだった。
12時間行動。疲れたが有意義な一日だった。
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