御嶽山 剣ヶ峰 ご来光


- GPS
- 10:16
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 880m
- 下り
- 887m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 10:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口には綺麗なトイレも有ります。 |
写真
感想
tooruohさんとは2月に荒島岳に登って以来の山行に成る。
6月に会った時に「御嶽山に登りたい」ってtooruohさんが言った。自分も久しぶりだから「ぜひ行きましょう」って賛同した。
登山口の駐車場に着いたのが午後9時半頃に成り、寝る準備をしてたら10時を過ぎた。起床時間の午前2時までの仮眠時間が短く成ってしまったのが悔やまれる。自分は車の中で寝て、tooruohさんは車の後ろでテントを張って、午前3時の出発時間まで仮眠を取った。参考 田の原の気温午後10時で14度 午後1時で20度
予定通りの出発時間に歩き始め、久しぶりの山登りを味わいながら、一歩一歩を噛み締めて歩く。
せめて王滝頂上でご来光を迎えたいと願って居たのですが、それは叶わず九合目で太陽が登ってしまった。だが山の御来光はいつ見ても良い!とても良い!!日課の早朝ランニングで見る日の出はちっとも有り難く無いが、山の日の出はやはり良い。
御来光に満足しつつ、歩を進めて王滝頂上へ。途中の一口水では、冷たくて身体に染みる美味しい水を飲むことが出来た。
王滝頂上で休憩し終わると、tooruohさんが剣ヶ峰に行くと言う。
自分は山頂神社への石段を駆け上がって頂上へ。山には行けないけど、朝のランニングは欠かさない様にしてて良かった。
沢山の登山者が思い思いに時を過ごして山頂をあとにして、それぞれの行き先へ向かって行く。少しガスが湧いてくるが見晴らしは良いので、みんな楽しそうな顔をしている。
あとは下るだけだ。
登りでtooruohさんの足取りを見てて感じた不安が当たっちゃって。下り始めたtooruohさんの足は生まれたての小鹿の様にプルプル震えている。1合づつ休憩しながらゆっくりとゆっくりと、悲鳴を上げる太ももを庇いながら下る。
途中でtooruohさんのザックから、なるべく重そうな中身を自分のザックに移し替える。tooruohさんのザックは凄く軽くなった、良かった。
「ずっと歩いて居ればいつかは着く」を信じて、時には避難小屋で横に成り回復を期待する。小屋の中で横に成って目をつむって居るtooruohさんに「好きなだけ休んで下さいよ」と心の中で伝えて、小屋の外で待った。
ザックは軽くなったがそれでも小さな段差にうまく足を下せなくて尻もちを着いてしまうtooruohさん。真後ろに居て背後へ倒れ込むtooruohさんを支えながら歩く。本当に辛そうだ。
どうにもならないtooruohさんからザックごと受け取り、2つのザックを背負って歩く。
最後はtooruohさんを背負って歩こうか?と考えたが、ザック二つに体重70kg超えの177cmは自分一人ではどう考えても無理だった。
岩の重なる段差の大きな道から、角木材で土留めした階段状の道になり、最後はやっと砂利の平坦な道に成る。tooruohさんよく頑張った!!
午後1時過ぎたが、無事に登山口にたどり着いた。今日の御嶽山は2人には大きくて遠い山だった。
ここ数ヶ月体調が良くなくて山へ行けていなかったが、graveltrekさんが連れて行ってくれると言うのでお言葉に甘えて田ノ原から御嶽山剣ヶ峰を目指すことにした。自分の現状を確かめる山行です。この時点では楽勝と言わずとも、問題ないとは思っていたが・・・
ところが、歩き始めると自分でもビックリするぐらい登行スピードが上がらない(愕然)。graveltrekさんには申し訳ないと思いつつ「止まらなければ、いつかは目的地には着く」「何事もじっくり行こう」をお題目の様に唱えながらなんとか剣ヶ峰に到着(途中省略)。途中、ご来光にも立ち会えたし、雲海に浮かぶ八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、木曽駒ヶ岳方面、富士山を眺めながら久々の3000m峰を楽しんだ。頑張って良かった。ノロノロ登山に付き合ってくれたgraveltrekさんありがとう(頭が上がりません)。
下山行程は今日のハイライトだwww 今日の登山者の中でも下山速度が最も遅かったのではなかろうか。見かねたgraveltrekさんが途中でザックを持ってくれて、後ろからフォローしてくれる、本当にありがとうございます(本当に頭が上がりません)。tooruohはただ一歩一歩足を出すだけの状態になり、時間の感覚もほとんどなくなり、後どれだけ歩かないといけないのかという思考も出来なくなり、まさにゾンビ状態。それでも「止まらなければいつか着く」との思いだけで無事に下山できました。
まさしくおんぶに抱っこ状態になってしまった御嶽登山。graveltrekさん、連れてきてフォローしてくれて本当にありがとう。次はどこに行こうか?と言ってくれたのも嬉しかった。次回はもう少しだけ?頑張ります。
「止まらなければいつかは」
登山に限らず、万事その通りですね。
人生の先輩であるお二人の姿に学びと勇気をいただきました。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。森林限界より上を歩きたいな〜とgraveltrekさんに話していたら連れて行ってくれました。持つべきものは友達ですね。
今回、自分の現状が分かったので、迷惑のかからない範囲でマイペース登山をしていきたいと思ってます。また、どこかでお会いしましょう!
できる範囲で頑張りましょう(笑)
またご一緒できるのを楽しみにしてます♪
こちらこそご無沙汰しております。
久々の登山でしたが、下りはやっぱりスキーだなと再確認www
来たる山スキーシーズン、ご一緒できるように老体に鞭打って頑張ります(できるかな?)
再会を楽しみにしてます
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