難敵だった霞沢岳(上高地から往復)


- GPS
- 14:31
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,174m
- 下り
- 2,321m
コースタイム
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:00
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:29
天候 | 26日、晴れのち雷雨。27日快晴のち強雨(26日の雨は14:15〜15:30、27日の雨は14:45〜16:00くら) |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
27日 上高地16:00→17:00新島々駅17:22→17:51松本駅18:40(あずさ54号) 今年度から新島々駅〜上高地のバスは完全予約制(発車オーライネット)。(席が埋まればすぐ増発するのは以前と同じですが) 停車停留所も減り、新島々駅、安曇支所前(徳本峠入口)、沢渡地区各停留所、坂巻温泉、中の湯、大正池、帝国ホテル、上高地のみ。 復路のバスの予約は松本駅までとなり、新島々駅で電車待ちの列にいる間に、バスのチケットを見せて、精算済証明書(これで松本駅改札を出られます。ただし有人窓口のみ。磁気券の精算済証明書を用意しないといけないですね。松本駅改札口は長蛇の列でした。)をもらうシステムとなっている。 ちなみに帰りのバス上高地から3台。乗鞍方面から1台。これだけの人数を新島々駅からの2両編成に詰め込むと・・・やはり劇混み。アルピコさん、増結するなりして、せめて座れるように考えてよ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
明神分岐〜徳本峠:水場となる沢が崩れていて足場悪し。他は良好。(登りは上部で豪雨のため、登山道が川になってしまいました・・・) 徳本峠〜ジャンクションピーク:良好。 ジャンクションピーク〜K1手前鞍部:良好。 K1手前鞍部〜K1:急登、切れ落ちている箇所多し。慎重にいけば問題なし。 K1〜霞沢岳本峰:急登、切れ落ちている箇所多し。慎重にいけば問題なし。 |
その他周辺情報 | 松本駅0番ホームの立食い蕎麦:麵がおいしい。19:10まで営業。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
シュラフマット
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共同装備 |
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
テント2張(2人用
3人用)
|
感想
200名山81座目。山の会のメンバーと上高地からの往復コースで目指す。当初は徳本峠小屋泊りで計画したが、予約争奪戦にあえなく敗北。テント泊で向かう。
26日土曜日 朝東京発で、上高地にはお昼に到着。快晴で涼しい。銀座並みの人込みを経て、明神で一休みして、徳門口からは無人地帯。しばらくは冷気が漂い涼しかったが、登るにつれて暑くなってくる。そして、14時を回ったころ、ポツポツと雨が・・・いつの間にか鉛色の雲に覆われた空から、雷鳴がとどろき、雨も激しくなってくる。
道はしっかりしているが、沢のようになったところもあちこち。まだ激しく雨が降る中、徳本峠に到着。小屋番さん曰く、「最近は14時を過ぎるといつも降りだす。1時間も降ったら上がる。今日は上部だけで明神は晴れている」とのこと。その言葉を信じ小屋前の覆いで雨宿りしながら、上がるのを待つ。(同行女子が寒がったので、テントを出してその中で濡れたものを着替えてもらう)
やがて、雨が上がったら、虹が出てきた。そんな中、濡れたものを干しつつ、早速テントを張る。今日は女子テントは2〜3人用、男子テントは3〜4人用であったが、男子テントが狭い。3人ではほんとに狭くてよく眠れなかった・・・
小屋内で、キュウリの味噌あえ、ウィンナ炒めなどで摘まんでビールで乾杯。メインは麻婆春雨。
19時半過ぎには就寝したが、眠りが浅かった・・・
27日日曜日
3時起床し、4時出発の予定が、湯沸かしに手間取り4:10発に。暗い中を歩き始める。出発してすぐの峠の近くで少し迷いながらも、ジャンクションピークに向けて登っていくと、後ろから朝日がさしてきた。
ところどころの展望地で写真を撮りながら進む。K1ピーク手前の鞍部までは樹林帯の中の緩やかな道で直射日光はないが、やはりジワリと蒸し暑い。そのせいか、思ったように足が進まない。
鞍部を過ぎると急登とトラバース状の登りで、K1ピークへの登りではかなり歩みが遅くなってしまった。いつの間にか低木帯になり、直射日光も厳しい。
だが、K1ピークからの眺めは素晴らしかった。穂高連峰、中央アルプス、南アルプス、富士山、八ヶ岳と最高の眺めである。
でも、目指す霞沢岳はまだはるか先。「あんなところまで35分で行けるのか?アップダウンもあるし・・・」との感想の通り、35分では到着できなかったが、思ったよりは順調に頂上に到着した。
頂上に着いた時には穂高に雲がかかって残念だったが、往路で計画よりも1時間遅れ。チンタラしていると予約したバスや電車に間に合わなくなるので、さっさと下山開始。
k1までもアップダウンがあるし、その後400M以上大下りして、またジャンクションピークに400M登り返して、そこから下りのみになるという厳しさ。
ガレ場の鞍部を過ぎたところで、ザックが道端に。デポするような場所でないので不思議に思うと、先行して下山している3人組の別パーティの方が、一人を肩で支えて歩いている。聞けば、滑落して足を捻ったとのこと。とても歩ける状態ではないが、携帯電波も通じるのでヘリがピックアップしやすいところまで移動するという。
ザックを持ってあげて、やや広い箇所で救援を呼ぶことにしたので、そこでお別れした。
ジャンクションピークまで戻ってきたところで、KOKUDOはバテ気味。そこから先は他メンバーに先行してもらう。
他メンバーが徳本峠に先行してくれたおかげで、KOKUDOがついたころにはテント撤収は半分くらい終わっていた。皆さんありがとうございます。
テント撤収して13時を回っている。小屋番さんの「ここ最近14時頃には降りだす」という言葉を裏付けるかのように雲が増えてきている。降られないうちにとさっさと下山開始。明神には15時前について、やれやれ、これで雨は免れたと思ったら、今日は上高地付近でも土砂降り(雷は無し)でびしょ濡れに・・・。
上高地バスターミナルで着替えて、予約した16時発のバスに乗り込んで帰京した。
(松本駅の0番ホーム駅蕎麦で腹を満たし、ビールはあずさ号の中で楽しんだ。お弁当もこの時間でも残っていた。松本駅の駅弁屋は塩尻駅のカワカミ。なかなかやるな。)
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