西穂高岳、奥穂高岳への道は…見れただけで満足（上高地→西穂高口）

2025年08月02日(土) 〜 2025年08月03日(日)

• GPS: 16:47
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,617m
• 下り: 974m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:29
• 休憩: 2:47
• 合計: 6:16

距離 6.8km 登り 964m 下り 106m

8:20 スタート地点
8:22 9:04 上高地バスターミナル
9:10 9:11 上高地アルプス山荘
9:22 田代橋
10:55 10:56 宝水
11:55 12:02 西穂高岳・焼岳分岐
12:09 14:06 西穂山荘
14:23 14:24 西穂丸山
14:38 西穂山荘

2日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:52
• 合計: 8:26

距離 6.1km 登り 653m 下り 867m

3:11 西穂山荘
3:30 3:33 西穂丸山
4:49 5:04 西穂独標
5:30 5:43 ピラミッドピーク
6:00 6:08 チャンピオンピーク４峰
6:52 7:24 西穂高岳
8:03 8:08 チャンピオンピーク４峰
8:30 8:39 ピラミッドピーク
9:07 9:16 西穂独標
9:55 10:04 西穂丸山
10:18 10:30 西穂山荘
11:03 11:04 旧ボッカ道分岐
11:28 西穂高口
11:38 ゴール地点

天候

1日目：晴れ一時夕立
2日目：晴れ一時夕立

写真

8/1 22:12

松本で手頃なホテルが見つからなくて、やむを得ず塩尻で前泊したらとんでもないものが！元祖山賊焼「特大400g」、もつ煮と馬刺しの小鉢付き定食をローディング。ご飯は丼ですよ。ラストオーダー22：30の半居酒屋的お店なのも嬉しい。また来たい♪塩尻恐るべし。

8/2 6:19

2週連続の上高地線で新島々駅へ。先週より少し乗客が少ないかな。

8/2 8:23

8：20、上高地バスターミナル着。娘と上高地はこのとき以来なのか😆

【小5娘】蝶ヶ岳・常念岳〜弱気の虫にさよなら、山娘絶好調（上高地→一ノ沢）
2015年07月04日(土) 〜 2015年07月05日(日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-671681.html

8/2 8:26

上高地食堂で朝ごはんいただきます。今日もパンを数個のみの軽いテント泊装備。

8/2 8:30

娘は軽くこれ。

8/2 8:30

山菜そばも美味しい。

8/2 9:05

岳沢をまっすぐ上に行ったところが奥穂ですね。

8/2 9:23

梓川を渡ります。

8/2 9:23

観光の皆さんはここで写真だけ撮って引き返していきます。

8/2 9:24

先週の徳沢方面と違って、すぐに静かになりました。

8/2 9:59

1600m付近から沢を離れ、急登していきますが、特に危険なところはありません。

8/2 10:47

8/2 10:56

10：56、宝水。水は少したまっていましたが、流れていないので使えません。

8/2 11:47

う〜ん、黄色い花。キンバイなのかキンポウゲなのか、シナノなのかミヤマなのか。裂片が細いのがキンポウゲ。

8/2 11:47

2cmと小さめでとても明るい黄色の花。多分ミヤマキンポウゲだろう。でも自信ない。

8/2 11:55

11：55、焼岳への分岐。

8/2 11:58

う〜ん、ブラシ類だけど、トリアシショーマとはちょっと違う？

8/2 12:06

ああ、サンカヨウの実って確かにこんな感じだけど、こんなに大きくなるんだ。昔、子供の頃にケツを拭いてた葉っぱとは違うし。

8/2 12:07

アルプスの高山植物の入門編、ハクサンフウロ。小学生の頃いろいろ教えたけれど、娘はすっかり忘れてしまっている。

8/2 12:34

12：09、西穂山荘に到着。みなさんラーメンを待っていますが、少々我慢してさっそくテント泊を申し込み、設営に向かいます。

8/2 12:31

奥のテンバはヘリが来るそうで、明日6時までに撤収ですが、私たちは問題ありません。

8/2 12:55

設営が終わったらお待ちかねのラーメン、それぞれ醤油と味噌。生めん使用。塩分が体に染みこみます。

8/2 13:09

焼きおにぎりは2個ずつだったので、2個はお持ち帰りに。

8/2 14:09

空はすっかり雲に覆われ、食後の休憩中にパラパラ降ってきましたが、明るい時間帯にできれば独標まで下見をしておきたい。やんだところを見計らって出発しましたが…

8/2 14:14

8/2 14:16

かなり降ってきちゃいました。娘は7リットル、私は15リットルのトレラン向けザックを山頂アタック用として導入。これくらいのサイズだと、上からレインスーツをかぶれるので安心感あり。

8/2 14:22

14：22、丸山まで来ました。写真に大粒の雨が写るほどの土砂降り😅濡れないように急いで撮ったので指も入ってるし。ちらっと見上げた独標は大部分、暗くても問題なく登れるな。戻って2時まで待機しよう。帰りは痛いほどの霰にたたきつけられました。相当な上昇気流だったと思うけど、雷が来なかったのは幸い。

8/2 15:02

しかし、出かけると降るが、戻ると止む、の法則。レインスーツを着ると止む、脱ぐと降るの法則。オヤジ、しばし外で🍺

8/2 15:42

テント泊の人が食堂を使えるのは17時まで。その前に飲んで明日に備えます。

8/2 16:21

おでんともつ煮込みを頂きました。完全に赤ちょうちん父娘であります😆

8/2 16:59

テント場にはハハコさんとフウロさん。

8/2 18:19

夕暮れ時、テン場には父と子の穏やかな時間が流れていました。いいね♪

8/3 3:30

娘は夕方から爆睡していたようでした。午前2時に容赦なく起こし、撤収後3：11出発。

8/3 4:20

4：20、少し夜明けが遅くなってきたのを感じます。

8/3 4:39

笠ヶ岳がうっすら赤くなっていました。

8/3 4:52

4：52、独標に到着。

8/3 4:52

この先の険しい道。いくつ越えていかなければならないのだろう。

8/3 4:57

独標の先はいきなり緊張感を強いられる下りです。この高度感、写真では伝わらないな。

8/3 5:20

独標からたくさんの人が続きます。右に少し水蒸気を上げている焼岳、奥は乗鞍岳。

8/3 5:32

5：32、主峰から数えて8峰がピラミッドピーク。

8/3 5:32

朝日が眩しい。この先は西側の日陰を通ります。

8/3 5:49

5：49、ピラミッドピークの先、切り立った崖にライチョウ一家5羽がいました。3羽のヒナはお母さんの真似をして周囲で何かつついています。お父さんは少し離れたところで佇んでいました。写真だとちょっと遠い。

8/3 5:59

5：59、このあたりからは道幅が若干広くなり、切れ落ちた場所も少なくなるので、恐怖感は薄れます。

8/3 6:22

イワギキョウかな。花びらに白い毛があるのがチシマギキョウ。

8/3 6:23

あ、こっちはシナノキンバイだろうか。分裂が深くなくて細かい。

8/3 6:38

6：38、山頂直下の岩場は最後の難所。手がかり、足がかりを見つけるのに苦労します。ペンキに従って登りますが、下りは必ずしも正解ではないかもしれないと感じました。

8/3 6:44

高いところにいるキキョウさんは高貴な佇まい。

8/3 6:45

6：45、西穂高岳・主峰に到着。

8/3 6:46

奥穂に向かう方に撮っていただきました。ありがとうございます。どうかお気を付けて。

8/3 6:48

時間的には間ノ岳くらいまで挑戦してみてもいいかな、と思っていましたが、とてもその勇気はありませんでした。

8/3 6:49

見ることができただけで良しとしよう。

8/3 6:49

一般道では最難関と言われる奥穂への道。

8/3 6:52

右寄りに槍、左へ順に水晶とか薬師、黒部五郎まで。

8/3 6:55

さあ、下りも慎重に。無事に帰りましょう。

8/3 7:29

ギザギザを2峰から順に数えながら下ります。

8/3 7:50

4峰はチャンピオンピーク

8/3 7:51

8/3 8:01

たぬき岩。遠目にはよくわからないけど、後ろ姿かな。

8/3 8:16

先ほどライチョウ一家がいた場所。どこへ行っちゃったかな。まだお母さんのぷぅ、ぷぅ、という声だけ聴こえてきています。

8/3 8:17

ゴゼンタチバナがいた。

8/3 8:29

8：29、独標手前の最後の危険地帯です。

8/3 8:42

8/3 8:57

最後まで気を抜かず、特に落石を起こさないように。

8/3 9:01

9：01、独標に戻ってきました。帰ってきたな。正直、ホッとした。

8/3 9:17

8/3 9:53

丸山を過ぎ、ハイマツとササとシャクナゲが同居する森林限界地帯まで来ると山荘はもうすぐです。

8/3 10:18

撤収してデポしておいた荷物にアタックザックを押し込んで下山します。テントは濡れてて重さ倍増。

8/3 10:25

今度は冬にラーメン食べに来よう。もちろん、独標まででいい。

8/3 12:18

上高地発のバスを予約していましたが、キャンセルして新穂高ロープウェイに変更。緊張感から来る疲れだろうか、もう今日はお腹いっぱいだ。お風呂に入ってゆっくり帰ろう。

8/3 16:19

バスで高山駅前へ1時間40分。新型ハイブリッド車両の特急ひだ号に乗って名古屋経由で帰ります。

8/3 16:40

怖かった西穂高岳、無事の帰還を祝し飛騨牛で乾杯。お疲れさまでした。