牛松山・愛宕山《日本三百名山》
京都府
山キチどん
- GPS
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- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,928m
- 下り
- 1,862m
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| 天候 | 晴れ後薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2004年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
下山口：山城高雄バス停から西日本JRバスで阪急京都線大宮駅 |
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感想
JR山陰線亀岡駅を6:09歩き出した。保津川下りの乗船場を左手に見て保津川を渡り、4�厖召蠅亮崙擦鯤發い拭９駟�という在所から牛松山(636m)に取付いた。いきなりの急登で蒸し暑く大量の汗が噴出した。余り歩かれていないルートで登山道は蜘蛛の巣地獄、不快指数は100%! もう里山登山も暫くお休みにしないと・・・ 牛松山は特に特徴のない山だが亀岡盆地でどっしりとした存在感を持っている。古代に牛を生贄として祀ったことから牛祭ヶ嶽と呼ばれていたのが訛って「牛松」となったと云われている。
7:28に山頂に着き鉄塔越に愛宕山を望むことができた。山頂付近に無人だが結構立派な社殿を持つ金比羅神社があった。保津川下りの守護神とされているようだ。下山はこの金比羅神社の参道を下った。30分余りで保津町に下りると今度は“明智越”を通り愛宕山を目指した。このルートは丹波から京に入るメインルートの老ノ坂峠の他に明智光秀が丹波を領有した際、このルートで嵯峨への道を確保し、更に保津川の南側に唐櫃越で上桂の苔寺の辺りへのルートも開いた。明智越の山頂域は保津城址となっているが痕跡は殆どない。
明智越えの最高点P420を過ぎて暫く行くと明神峠への分岐路に達した。この先は登山地図にもルートは出ていないが道は続いている。結構確かな踏み跡で歩を進めると視界が開け、さっき登った牛松山やこれから行く愛宕山が両側に見え隠れしだした。車道が横断する明神峠を越えるとダラダラした登りが続き、疲れてきた頃地蔵山への分岐に達した。ここからは明智越の全ルートと牛松山が一望できた。3等三角点「愛宕」(890m)に10:45到着。昼食なのだが、朝亀岡駅付近で仕入れようと言う段取りだったが、何と駅周辺にはコンビニがなく仕方なくスープとコーヒーとビスケットだけの貧しい昼食でお腹だけは膨らました。此処で出会った京都市内に住むと云う小父さんと話をしているとこの人凄い資料を持っていた。この山域のバリエーションルートが余さず記載されている。食指を動かされそうなルートがいっぱいあった!
この後、山頂の愛宕神社に参拝して三角点分岐の先まで引き返した。竜ヶ岳への分岐付近は戦前に廃止になった愛宕山スキー場の跡でなだらかな斜面で木もまだそれほど育っていない。1.5�卍�歩くと竜ヶ岳(921m)山頂に達した。愛宕方面と地蔵山方面の木立だけが切り払われ展望が確保されている。ここから首なし地蔵への下りは急降下で難路だ。登山地図も点線道になっている。最後は芦見谷を渡渉して龍ノ小屋に達した。一旦林道となるがすぐ山道に戻り軈て首無地蔵に達した。本当に首のないお地蔵さんが3体鎮座していた。ここからは林道で尾根を下り高雄山(429m)に向けて再び山道に戻った。3等三角点「高尾」のある高雄山(429m)山頂は木立の中、西ノ谷と清滝川が出合う地点で清滝川を渡渉して高雄バス停まで最後の林道歩き。JRバスに乗って市内に戻った。
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