一瞬の快晴タイミングで御来光を拝めた五竜岳（アルプス平から五竜山荘泊）

2025年08月08日(金) 〜 2025年08月09日(土)

• GPS: 26:05
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,659m
• 下り: 1,718m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:43
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:09

距離 7.0km 登り 1,055m 下り 200m

8:04 アルプス第1ペアリフト終点
8:04 8:05 地蔵の頭
9:01 9:09 小遠見山
9:32 9:34 中遠見山
10:07 10:16 大遠見山
10:59 11:02 西遠見山
12:05 12:06 白岳
12:07 12:09 遠見尾根分岐
12:13 五竜山荘

2日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 1:16
• 合計: 6:00

距離 9.9km 登り 604m 下り 1,505m

4:04 五竜山荘
5:01 5:20 五竜岳
6:07 6:52 五竜山荘
6:54 6:56 遠見尾根分岐
6:58 7:02 白岳
7:44 西遠見山
8:22 8:23 大遠見山
8:51 8:56 中遠見山
9:12 小遠見山
9:56 地蔵の頭
10:00 アルプス第1ペアリフト終点
10:04 ゴール地点

日帰りだと帰りのゴンドラの時間に厳しく、宿泊だと1日あたりの行程が楽になるといった感じの距離感です。五竜山荘が居心地が良かったので、1泊で良かったです

天候

初日・・・ガスガスで登頂断念
御来光タイミング・・・一瞬の快晴で槍穂高連峰・剱岳・妙高山方面など360°クリアビュー
二日目・・・8時くらいからガスガスに戻る

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

エイブル白馬五竜ゴンドラ＆リフトを用いて、地蔵の頭まで
・この日は平日だったのでゴンドラの営業時間は7:30から
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/cal/
・7時15分からエスカルプラザでゴンドラチケットが販売開始。ゴンドラ乗り場でもチケットは買えますが、ゴンドラ運行開始から販売開始なのでエスカルプラザで買った方が早く乗れます
・アルプス平駅から地蔵の頭までのリフトは無料です

コース状況／危険箇所等

西遠見を越えてから、五竜山荘までは鎖場・ガレ場が多いです
五竜山荘から五竜岳は岩場・鎖場の連続でヘルメット必須です

その他周辺情報

道の駅の温泉は日帰り入浴不可でした。十郎の湯という銭湯に行きましたが、温泉施設が壊れているとのことで、普通のお湯（ちょっと塩素臭が強くプールみたい）で、ちょっと残念でした。長野ＩＣまで向かうなら、ぽかぽかランド美麻の方が良いかも。

写真

8/8 1:58

深夜2時頃にSAで軽く食事を取って、登山口ではおにぎり一つを食べて、調子よくスタートする、というのが最近のルーティン

8/8 6:57

7時15分からチケット販売開始ですが、並んでるのか何だか分からなかったので、並んでると覚しき団体の後に立って待ってました笑

8/8 7:20

ゴンドラ乗り場まで1〜2分歩きます

8/8 7:28

ゴンドラ乗り場。ここでもチケット買えますが、すでにチケット持っている人優先搭乗だったので、買っている人より先に乗れました

8/8 7:31

一気に標高1,500mまで上がります

8/8 7:41

アルプス平駅を出て少し降りたところのリフト乗り場へ

8/8 7:56

ゴンドラとリフトを使って登山口へ。ここから登山開始。

8/8 8:04

地蔵の頭。地蔵の沼を通る巻き道もあります。

8/8 8:38

徐々に高度を上げていくなだらかな登山道ですが、時々崖がありました

8/8 8:40

登っては平坦な道といった感じの繰り返しなので、負荷は小さいです

8/8 8:53

二ノ背髪

8/8 9:04

最初のピークの小遠見山。2,007mですのでリフトを降りてから300m以上高度を獲得してますが、それを感じさせない楽なルートです。

8/8 9:11

ハイキング客はここまで。ここからは登山装備がないと入れないようです

8/8 9:19

複雑な形となったシラカバの木

8/8 9:24

小遠見山を振り返って見る

8/8 9:30

あっという間に中遠見山へ。ここまで楽勝です

8/8 9:30

ケルン。この山域で亡くなった方のモニュメントが結構いろんなところにあり、難易度の高い山であることが伺えます

8/8 9:39

登山道は全般的に砂岩なので歩きにくいです

8/8 9:40

頂上は隠れていますが、鹿島槍ヶ岳がよく見えます

8/8 10:06

池もあり

8/8 10:09

こういった池が結構ありました

8/8 10:10

大遠見山に到着。ここまで順調すぎるくらい順調です。

8/8 10:47

雪渓の残るやや大きめな池が見えてきたら・・・

8/8 10:48

西遠見の標柱が・・ただしピークっぽい場所じゃないので、西遠見山のピークはもう少し先です。ここから岩場・鎖場が続きます

8/8 11:17

振り返って大遠見山。

8/8 11:20

なんやかんやありながらも楽しい尾根道です

8/8 11:23

長いハシゴもあり。

8/8 11:28

鎖場もある

8/8 11:50

鎖場はいくつか続きます

8/8 12:05

この辺りが西遠見山のピークかな？

8/8 12:06

そしてさらに進んで白岳へ。標柱は行きは見つけられず、帰りに見つけました

8/8 12:10

そして五竜山荘へ！

8/8 12:12

約4時間で到着。
ご覧のとおりガスガスなので、本日中の登頂は断念しました。

8/8 12:45

稜線の山小屋なので水場がありません。500ml300円で販売されてます

8/8 12:45

お湯も用意頂いています。私が行ったときには名物のいなり寿司はまだ残ってました。

8/8 13:26

小屋の中でランチをいただく。

8/8 13:43

デザートも。ちなみに水は3lのハイドレーションと0.5mlのボトルを持ち込み、補充無く往復でちょうど使い切りました。

8/8 16:44

中はこんな感じ。結構ぎゅうぎゅうに押し込まれる感じはありましたが、私の部屋は空きもあったため、ゆとりがありました

8/8 16:46

廊下にこのジェットエンジンのような暖房機器があり、小屋全体があっという間に温まります

8/8 12:31

何よりすごいのがウォシュレット付きのトイレ！山小屋のトイレは下界と一番違うポイントですが、ここでは下界と同じ感覚です（紙は焼却するのでゴミ箱へ）

8/9 6:34

写真じゃ伝わりませんが、山小屋なのにトイレが臭くないんです笑

8/8 17:02

そして噂の五竜山荘名物のカレー。酸味もきいてめちゃくちゃ美味しかった。もちろんお代わりOK！

8/8 17:18

五竜山荘から東を見た景色。雲が重い

8/8 17:21

気温は15℃程度

8/9 4:06

3時半に起床して4時過ぎに出発。

8/9 4:24

朝の天気は快晴！

8/9 4:41

岩場が続きます

8/9 4:49

素晴らしく幻想的な光景

8/9 4:57

山頂手前で御来光のタイミングを迎えました

8/9 4:59

美しい！

8/9 5:02

剱岳、立山が美しく焼かれています

8/9 5:02

8/9 5:02

槍・穂高もばっちり！

8/9 5:06

御来光と五竜山荘。美しい

8/9 5:08

山頂は撮影渋滞が笑

8/9 5:19

鹿島槍ヶ岳が格好良い

8/9 5:21

下山開始。なかなかの岩場を登ってきたことがわかります

8/9 5:34

槍の穂先並の断崖です

8/9 6:03

ガスが抜けた山小屋が格好良い

8/9 6:11

朝食は5時から7時までの間に自由に食べて良い、というシステムなので、4時に出発し6時に小屋に戻ってきて温かい朝食をいただくことができました。素晴らしい仕組み！

8/9 6:47

「山が好き　酒がすき」Tシャツも購入しました！サイズ・色は一部完売もありました

8/9 6:47

お土産充実

8/9 6:49

格好良い五竜山荘の看板。御菱の菱マークが格好良い。

8/9 6:55

真っ直ぐ進めば八方・唐松岳方面です

8/9 6:59

行きは見つけられなかった白岳の標柱が・・・ってサルがおった笑

8/9 6:59

何匹かサルがいました。登山道にたくさん落ちてたフンはサルのものだったようです

8/9 7:02

白岳からの唐松岳方面

8/9 7:36

ゴツゴツした格好良い山でした

8/9 9:15

帰りの登り返しも楽勝で、気持ちの良い尾根道歩きでした

8/9 9:59

パラグライダーもたくさん飛んでました

8/9 10:08

お弁当もお願いしておいたので、アルプス平近くでいただきました。具だくさんで美味しい！

8/9 10:38

アルプス平に到着。ミルクソフトとスイカジュース。スイカジュースがめっちゃ美味かった笑

8/9 10:48

ゴンドラで下山

8/9 11:10

下山した日は3連休初日の土曜でしたが、11時でも駐車場にはまだ余裕がありました。五竜山荘のキャパによるのかな

8/9 11:25

白馬の道の駅の温泉は残念ながら日帰り入浴不可でした

8/9 12:27

代わりに行った十郎の湯という銭湯に行きましたが、温泉設備不良でただのお湯だったのが残念。
これで81座目！Done！

撮影機器：

ILCE-6000 SONY

Galaxy Z Fold5 samsung

iPhone SE (3rd generation) Apple

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

備考

五竜山荘はめちゃくちゃキレイ。乾燥室もストーブでばっちりで、各部屋にコンセント、ＵＳＢ差し込み口まであります。さらにトイレはなんとウォシュレット！匂いもなく、過去一キレイな山小屋トイレでした。

感想

kikuppu

想像していた以上に山頂付近はゴツゴツしていて、槍の穂先並でしたが、楽しく登れました。
気象はガスガスだったんですが、早朝なら回復しているはずとの予想どおり、御来光から2時間ほどはガスもなく美しい眺望を楽しめました。
ガスのおかげで直射日光に焼かれることも少なく、水もさほど消費せずに助かりました。
何より五竜山荘がすごかった。土産・料理・トイレなどなど、とても素敵な小屋でした。小屋泊デビューに良い山かもしれません。