暴風登山（東天狗岳-硫黄岳-横岳）

2025年08月11日(月) 〜 2025年08月12日(火)

• GPS: 08:31
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,339m
• 下り: 698m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:49
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:58

10:50 白駒の池 駐車場&バス停
11:02 白駒の池
11:07 ニュウ方面分岐
12:29 12:34 ニュウ
13:27 中山分岐
13:39 13:43 中山峠
13:48 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:08
• 合計: 6:15

6:09 黒百合ヒュッテ
7:22 天狗岳分岐
7:38 7:40 東天狗岳
8:04 根石岳
8:17 箕冠山
9:40 硫黄岳
10:06 10:12 硫黄岳山荘
11:01 横岳
11:21 三叉峰
11:30 石尊峰
12:07 二十三夜峰
12:15 地蔵の頭
12:24 赤岳天望荘

ログの途切れを修正しようとしたらタイムが全部飛んでしまった！
仕方ないので写真の撮影時間から再構成しました。
しかも3日目のログがひもつかないので、3日目は別山行としてアップします。

天候

1日目　霧　2日目　霧のち雨（暴風付き）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

茅野駅から白駒池入口までバス

コース状況／危険箇所等

2日目の夏沢峠からの南八ヶ岳稜線は雨と暴風でえげつない状況に・・・

その他周辺情報

１泊目　黒百合ヒュッテ
２泊目　赤岳天望荘

写真

8/11 10:50

入山は白駒の池入口

8/11 10:53

観光客も跋扈する遊歩道ですが苔の森はやはり美しい

8/11 11:02

白駒の池
キャンプ場方面時計回りの道は整備されているっぽいが反時計回りの道は観光客返しだ（笑）

8/11 11:11

水たまりを越えられない観光客をスルーしてニュウへの分岐

8/11 11:27

水没する登山道w
それでも雨は落ちてこない。予報を良い意味で裏切っている

8/11 11:27

白駒湿原

8/11 11:29

滑りそうな丸太だが、オニューのトレッキングブーツはしっかりと摩擦係数を上げていて滑らない

8/11 11:46

ふむふむ

8/11 11:47

雨過ぎて青苔潤う

8/11 11:50

ニュウへ本格的な登りの開始です

8/11 12:16

なんか、イマイチ体調が良くない
一気に電車とバスで2100mまで上がってきたので高山病？（笑）
私より少し年配の方々のペースに合わせてゆっくり登る

8/11 12:29

何にも見えないだろうが一応ニュウへ
（何にも見えなかった（笑））

8/11 13:14

その後も中山峠へのじわじわ登りにペースが乗らず・・・

8/11 13:39

スマホもこの1枚を最後に落ちてしまった
（画面が濡れてタッチ機能不全になった）
当然、ヤマレコのログもここで落ちた・・・

8/11 14:52

黒百合ヒュッテにて寝場所案内は16:30とのことで
風雨の音を肴に地酒をチビリンピック

8/11 17:31

晩御飯です。待ち時間に結構呑んでしまったので晩酌は封印w

8/11 18:11

大部屋の一番端というベスポジでうれしい
でわ、おやすみなさい。

8/12 5:33

おはようございます。
黒百合ヒュッテの朝食です。
生卵は納豆に替えることも可能とか。

8/12 6:09

1日目の宿泊地　黒百合ヒュッテを出発する
風が酷いが雨粒は落ちて来ないのは不幸中の幸い

8/12 6:10

さて、第一課題　天狗岳ノボレ
標高差は250mだ！　ちょろいだろう？

8/12 7:22

暴風と体調不良で標準コースタイムを大幅に超過した

8/12 7:38

ヘロヘロで東天狗岳へ
西天狗岳はスルーした。多分天狗岳登頂は認めてくれないと思うが、この先の行程を考えて涙を呑んだ

8/12 8:04

なんとか根石岳
このあとの根石山荘付近の暴風に手を焼いた

8/12 8:17

樹林帯の箕冠山は無風でした

8/12 8:31

夏沢峠までは快適な道
遅れを取り戻そう！

8/12 9:39

で、いきなり硫黄岳？？？

8/12 9:40

説明しよう
夏沢峠でついに天の袋が破れて雨となり
第二課題　硫黄岳越えろ　は暴風とマシンガン雨粒の洗礼！
眼鏡は水滴で用をなさなくなり、視力0.01の裸眼（乱視あり）で進むし、スマホは濡れたらまた機能不全になるので出せない。

8/12 9:53

硫黄岳頂上はもう台風並みの風力
耐風防禦姿勢からのよちよち歩きでなんとか難所を抜ける

8/12 10:06

戦意喪失気味で硫黄岳山荘に逃げ込む（笑）
（休憩無料の文字にヨロヨロと（笑））
薪ストーブの温かさに癒されました。
真新しい小屋で宿泊者はシャワーも浴びられるという
今度来るときは此処に泊まる計画を立てよう（笑）

8/12 10:51

さぁ、それじゃ第三課題　横岳通過を始めよう

8/12 10:54

幸いなるかな危険個所はほぼ東側のため風の影響を受けない

8/12 11:01

最高地点の奥の院へ
何だ楽勝じゃん！？
この早合点はのちに完膚なきまでに破壊されたw

8/12 11:14

所々で暴風の通り道がありましたが

8/12 11:21

三叉峰まで来た
これで核心部はクリアかな？
いやいや、これからが険悪横岳の始まりでした

8/12 11:42

え゛〜〜ここを登るの？

8/12 11:52

いやらしいスラブの下り（を降りた後に撮るw）

8/12 12:03

もうお腹いっぱいです・・・＿|￣|○

8/12 12:07

ひとつひとつの岩峰越えに激下りと鞍部の暴風

8/12 12:07

スマホを取り出せないので現在位置と時間が判らない中の彷徨は精神的に良くない

8/12 12:15

あ、ようやくと地蔵尾根分岐だ！
ここから今日の宿、赤岳天望荘は目と鼻の先だ！
余程錯乱していたのでしょう。到着時の写真なし、ログを止めたのは宿についてチェックインを済ませたのち。
コースタイムぼろぼろ

8/12 13:07

濡れたものを乾燥室に放り込んで
とにもかくにもブレイク（体が冷えて震えがきた（笑））

8/12 14:37

予約は大部屋だったが個室が空いていたのでグレードアップ
雨でふやけた指で岩をホールドし続けた結果、スマホの指紋認証が出来なくなった（笑）

8/12 17:07

夕食です。
骨付きチキンが名物らしい。ミネストローネも沁みたねぇ。
宿泊者は自家焙煎コーヒーやお茶飲み放題も大変よろし。

撮影機器：

F-02L FUJITSU

Canon EOS R8 Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 タオル カメラ ヘルメット

感想

Manekko_I

予約キャンセル料をケチったために暴風雨の天狗岳-硫黄岳-横岳で命を懸ける愚挙に及ぶ。。。眼鏡は水滴と曇りで使い物にならず、スマホも画面が濡れて誤動作に至る。赤岳天望荘の同宿の方の談によると風速26mをキロクしたそうです。
（風速目安：25〜30m/s→走行中のトラックが横転する。）
よくメリーポピンズにならなかったものだ（笑）

コメント

yasuto

危ないよ。無事に帰れて良かった、良かった。

Manekko_I

yasutoさん
基本、ビビルマンなので、慎重に慎重を重ねました。