八甲田 黄瀬川

2025年08月09日(土) 〜 2025年08月10日(日)

• GPS: 30:08
• 距離: 28.1km
• 登り: 1,475m
• 下り: 859m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:02
• 合計: 6:59

距離 12.9km 登り 661m 下り 279m

10:39 スタート地点
10:41 横瀬林道1番ゲート
11:34 横瀬大橋分岐
12:27 横瀬林道2番ゲート
13:02 松見ノ滝分岐
13:32 13:34 松見ノ滝
17:38 宿泊地

2日目

• 山行: 10:31
• 休憩: 0:36
• 合計: 11:07

距離 15.2km 登り 720m 下り 497m

5:37 宿泊地
13:17 13:42 駒ヶ峯登山口
13:51 黄瀬沼分岐
14:24 乗鞍岳登山口
14:26 14:37 松次郎清水
15:22 矢櫃橋
15:31 矢櫃萢
16:44 猿倉温泉登山口

天候

1日目晴れ　2日目曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

猿倉温泉登山口に車デポ
徒歩7〜8分ほどで猿倉温泉バス停
JRバス東北みずうみ号で黄瀬川へ移動
　　猿倉温泉9:25発　紫明渓10:13着　1060円
紫明渓バス停から林道入口まで徒歩10分ほど

その他周辺情報

林道入口手前に観光客用の公衆トイレあり

写真

8/9 9:27

まずは下山口に車をデポ。
猿倉温泉バス停から高田大岳が見えます。
バスが混んでいたので7分ほど遅れました。

8/9 10:40

バスで戻ってきた2人と合流し出発します。

8/9 11:36

1時間ほどで分岐

8/9 13:02

林道歩き2時間半。
汗だくです。

8/9 13:30

日本の滝百選　松見ノ滝（90m）
山登魂(やまとだましい)の方々が登ろうとしている。
猛者の集まりです！

8/9 13:33

チーム北上で記念撮影
今回のメンバーは左からbubukyo、tbf、chem、kazpon7です。
みんな50代で〜す。

8/9 14:25

鞍部まで戻ってから枝沢を下降し入渓
その後、kazpon7さん両足の脹ら脛を攣って悶絶。30分休憩。

8/9 15:31

しばらくゆっくり遡行。

8/9 15:37

へつりはホールドがしっかりしていて快適に通過できます。

8/9 15:51

6m幅広滝

8/9 15:56

左岸より容易に登れます

8/9 16:00

ちょっとしたゴルジュ帯
ここは高巻く。
高巻いたのはこの箇所のみ。

8/9 16:12

ルンゼ内を懸垂下降

8/9 16:18

ルンゼを下りきって岩に這い上がるのがやや難儀。

8/9 16:30

深い釜を持った4m滝
bubukyoさんがへつりから突破を試みたがドボン。

8/9 16:37

ここは釜を縁伝いに泳いで取り付き突破。
泳いだのはこの箇所のみ。

8/9 16:45

上から
30mと20mロープを繋げて泳ぎをサポート

8/9 17:09

この滝は右岸から、

8/9 17:12

細かなホールドを拾って登る。
タワシが水流で吹っ飛んで行ってしまった。
その後、上からロープで確保。

8/9 17:33

長根沢（右）との出合。
70m上流にこの沢で一番のビバークポイント有り。

8/9 19:14

お楽しみの夜の部が始まります！

8/9 19:39

まずはビールで乾杯

8/9 20:23

それぞれが食材を持ち込む
bubukyoさんの「焼き鳥」
tbfさんの「茄子焼きとソーセージ」

8/9 20:28

kazpon7さんの「ブロッコリーとトマトのチーズ焼き」
画像にはありませんが、chemさんの「キムチ鍋」

8/10 4:09

朝はtbfさんの「麻婆茄子」
そうそう、小ネズミが食べにくるので注意しましょう。」

8/10 5:43

2日目遡行開始。
すぐに深い釜を持った小滝が現れる。
「右左のどちらから？」と聞かれたので「当然右から」と答える。

8/10 5:47

で、右側を登る。

8/10 5:49

8/10 6:10

深い釜を持つ2m小滝

8/10 6:15

ここはぬめりが強くお助け紐でサポート

8/10 6:24

ここのゴルジュは弱点をへつる。
落ちてもドボン程度で済むので安心して突っ込めます。

8/10 6:47

柱状節理の側壁
見事です！

8/10 6:49

8/10 7:06

一見どうやって通過するの？と思う場所もホールドがあるので

8/10 7:07

このように通過できるのも良い。

8/10 7:11

小滝が続きます

8/10 7:33

この辺は楽しんで登ることができます

8/10 7:34

ん、白い塔は何だ？

8/10 7:40

巨大なジェラートでした。
（イルカに見える方もいるようです）

8/10 7:48

不思議な形の柱状節理。
褶曲でしょうか？
どうやってできたか分かる人がいたら教えてください。

8/10 7:59

ナメ地帯もいくつか出てきて癒やされます。

8/10 8:13

100mの赤床のナメ滝

8/10 8:13

上から

8/10 8:56

階段状の微滝

8/10 9:10

赤床

8/10 9:24

なめ

8/10 9:49

巨岩帯もあります

8/10 10:27

1010m二俣
本流を詰めていきます。

8/10 10:57

1060m二俣は左へ
右へ行くと黄瀬沼

8/10 12:33

1190m枝沢の滝

8/10 12:39

そのすぐ先に超冷たい水が流れ出ている場所。
10秒間も手をつけていると痛くなります。
ここはお勧めの給水ポイントです！

8/10 12:48

4m滝
左右どちらからでも。

8/10 12:55

上から

8/10 13:18

登山道手前の二俣。
どちらに行っても良いが、あえて滝コースを選択。

8/10 13:26

登山道着。
ここから7.5kmの下山が始まります。
何気に身体に堪えます。

8/10 13:53

湿原のキンコウカは終わりかけ

8/10 13:54

櫛が峰と駒ヶ嶺

8/10 13:55

タチギボウシ

8/10 14:38

登山口まで5.5kmのところに水場

8/10 16:48

無事下山。

撮影機器：

RICOH WG-80 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SCV48 samsung

SOG14 Sony

感想

chem

アプローチや下山が長く体力的にぎりぎりでしたが、なんとか無事歩くことができました。ヘつりやちょっとした登りも難しいところがあり、何度もお助け紐に助けられました。リーダーのtbfさん始め、皆さんには大変お世話になりました。おかげさまで大変楽しかったです。
が、帰ってからが大変。虫に刺された跡が58カ所もあり、かゆいのなんの。指の1カ所を除き、体は服の上から、顔はネットの上から刺されました。蚊取り線香もずっとつけてたんですけどね〜。

tbf

三連休は今回のメンバーとは別に「槍ヶ岳北鎌尾根」を計画し準備を進めていましたが、日曜日から天気が崩れる予報で中止。その後、chemさんの「どこか沢に行かない？」の圧もあり、天気の安定している北東北に絞り、結果「黄瀬川」に決めてメンバーを募りました。
「黄瀬川」は、酔いどれ師匠の記録
https://mugen3.com/kitatouhoku118.html
を読んで前から気になっていた沢だったので、北鎌尾根が中止になったのは残念でしたが、★★★マークのついた沢に行くと思うと気持ちの切替えもすんなりできました。
沢自体はその通り3級★★★マークが付いているだけあり、程よい難易度の滝が出てきて楽しませてくれ、また、次々に変わる美しい渓相は最後まで飽きさせない秀逸な沢でした。
　時間は掛かりましたが、4人で力を合わせながら楽しく安全に遡行できたのは良かったです。