赤牛岳 烏帽子小屋テン場次第

2025年08月13日(水) 〜 2025年08月15日(金)

• GPS: 25:16
• 距離: 38.5km
• 登り: 2,825m
• 下り: 2,634m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:50
• 休憩: 0:29
• 合計: 7:19

距離 9.3km 登り 1,702m 下り 109m

6:53 スタート地点
6:55 高瀬ダム濁沢登山口
7:05 高瀬ダム テント場
7:17 7:24 ブナ立尾根取付
7:51 8:01 権太落し
9:29 三角点
10:39 10:51 烏帽子小屋
10:58 烏帽子ひょうたん池
14:12 野口五郎小屋

2日目

• 山行: 9:15
• 休憩: 1:58
• 合計: 11:13

距離 15.4km 登り 654m 下り 2,039m

3:39 野口五郎小屋
3:56 野口五郎岳
4:22 真砂岳
4:28 真砂岳分岐
5:39 東沢乗越
6:11 7:40 水晶小屋
8:14 8:19 水晶岳
8:21 8:23 水晶岳北峰
8:58 温泉沢ノ頭
10:08 10:09 南赤牛岳
10:52 11:05 赤牛岳
14:42 14:50 奥黒部ヒュッテ
14:52 宿泊地

3日目

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:39

距離 13.8km 登り 470m 下り 487m

4:03 宿泊地
5:33 6:11 平ノ渡場・仮設
6:29 6:35 平乃小屋
9:35 9:54 ロッジくろよん
10:13 黒部湖駅
10:17 10:18 黒部ダム
10:42 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

その他周辺情報

湯けむり屋敷　薬師の湯（前泊、登山後ダブルで利用）

写真

8/13 6:30

前日車中泊で朝の5時タクシー移動のつもりが、なんと3日前から高瀬ダムまでのルートは通行止め。情報が錯綜し見切りを付けて歩き出す人もいる中、自分は通行止め解除に賭けた！

8/13 6:30

結局、6:30に通行止め解除された。良かったぁ〜
林道歩きで先行してた人を尻目にバスで高瀬ダムまで一気にGO！

8/13 7:00

さぁこのつり橋渡ったら冒険の始まりだよん！

8/13 7:02

8/13 7:09

何か既にスケールのでかさを感じちゃうなぁ

8/13 7:09

もう秘境感でてます。

8/13 9:21

ここで、奇跡の出会い！
急登でとめどなく流れる汗に喘いでいると、上から誰かの落としたペットボトルがおむすびころりんよろしく目の前をすっ転がってきた。何とかキャッチして慌てて回収しに降りてきたハイカーさんに、どうぞ！と手渡すと「あれ、どっかで会ったことある！」「ん？」

8/13 9:21

「あー聖で！」その言葉を呪文を説く合言葉の様に1年前の聖岳を一緒にキャッキャ言いながら登った記憶映像が脳天に突然現れて大声で「あーーーーーーー」その後喜びの感情が溢れ出て心の底から笑い、みんなで抱き合って奇跡の再会を喜んだ。

8/13 10:41

奇跡の再会でアゲアゲ気分で急登の辛さも半減であっという間に烏帽子小屋

8/13 10:41

興奮が収まりきらず、また撮影タイム

8/13 10:41

こんなにくっついちゃってごめんね。
だって嬉しかったんだもん。

8/13 10:48

烏帽子岳、結構見栄えのする山だね。登らんかったけど。

8/13 10:53

彼らはここでテント泊って事でここでお別れ

8/13 10:53

昔からの友達の様に感じちゃったよ。

8/13 10:54

見えなくなるまで送ってくれて、なんて気持ちの良い人なんだろう

8/13 10:54

ここから、バスで野口五郎小屋の事教えてくれたカップルハイカーに先行し、ちょっと高速モードに

8/13 11:26

なんか曇りがちだった天気も青空も見えだして

8/13 11:30

こまくさだ〜

8/13 11:30

なんともまぁ、不思議な形してるよねぇ

8/13 12:17

赤牛だ！こうやって見ると確かに赤いよね

8/13 12:17

今気が付いたけど、赤牛の後方に薬師岳がみえてたんだね。

8/13 12:34

さぁじゃんじゃん進むぞ〜

8/13 12:34

裏銀座縦走路、アップダウンが少なくてハイカーに優しい

8/13 12:42

振り返ると立山方面も雲が取れてきた！
ん？あれって劔岳か？！かっけー

8/13 13:01

うっしっし

8/13 13:03

こん時はなだらかにみえたんだけどね。
実際に登ってみたら、なかなか辛かった。

8/13 13:03

下りの読売新道がまぁ長かった。

8/13 13:07

ザ夏山！　イヤー最高！

8/13 13:08

8/13 13:42

前方を歩くハイカーの小ささよ！
こう言う瞬間が好き！

8/13 13:43

8/13 14:37

そんなこんなで思ったより早めに着いた。

8/13 19:27

令和っ子は知らんでしょ。このお方

8/13 19:29

Tシャツ可愛かったけど、もうタンスに余裕が。。。

8/13 19:30

手ぬぐいも可愛かったので、こっちを購入
（後に新たなドラマの追加ネタにもなる）

8/14 3:16

予定より早めの出発
気温10度。

8/14 3:39

行ってきまーす！

8/14 3:39

8/14 3:50

明け方はガッスガスでペイントが本当に助かります。

8/14 3:57

取り敢えず登ったけど。

8/14 4:27

ガス取れるかなぁ

8/14 4:27

雲低いよ〜

8/14 4:27

えーまさか今日天気ダメなの？

8/14 5:24

お！お！

8/14 5:28

きた！きた！

8/14 5:30

南側も雲が切れ始めたぞ！

8/14 5:37

おや？ありは槍さんなのでは？

8/14 5:37

雲から頭だそうとしてる！

8/14 5:37

頑張れー

8/14 5:37

ドラマチックな瞬間。至福のひと時

8/14 6:56

水晶小屋のテラスから歩いてきたトレイルを頭の中でなぞっての
ムフフタイム

8/14 6:56

そして、これから歩くトレイルをなぞってのムフフタイムパート2

8/14 6:57

槍もこの角度から眺めるの初めてだ！

8/14 7:07

水晶小屋で朝食で使わせてもらったんだけど、小屋のスタッフさんの食事中だったにも拘わらずとっても優しい対応してもらってとっとも嬉しかった。いつか必ず泊まろう！

8/14 7:42

赤牛と読売新道の標識になんかエモった。

8/14 8:51

さっきまで晴れてたのに歩き出したら、ガスが。。。

8/14 8:53

ガスが出てきたら、お約束の様に雷鳥さん登場

8/14 8:58

因みに水晶山頂はガッスガス。まぁ今日の本命は赤牛だから気にしない

8/14 9:32

途中、ガスの切れ間が目まぐるしく変わり、雲ノ平が見てたり、野口五郎岳が見えたり、まぁ忙しい

8/14 9:34

いよいよ赤牛のとりつき？最初の牛はピークガン無視でトラバース！

8/14 9:58

8/14 10:08

8/14 10:15

ピークはまだまだ奥です。

8/14 10:16

登っても登っても山塊がデカいので高度感が出ないので
なんか変な感覚続きます。

8/14 10:47

水晶から一緒に歩いた山好き過ぎで長野移住ハイカーさんと見た目以上に大変な山だなぁとか牛のデカさに感動したりで、楽しく登頂できた。

8/14 10:46

薬師の山頂見せてー

8/14 10:47

登頂した時は真っ白だった水晶も今は見えるぞー

8/14 10:48

右横に雲ノ平、

8/14 10:48

数年前あの辺り歩いた時はずーっと雨だったなぁ

8/14 10:50

会いたかったよーん！

8/14 10:51

黒部湖見えたー
あの麓まで歩くのか〜
まじか！

8/14 11:22

ここから本日のお宿、奥黒部ヒュッテまで3時間って何故か勘違いしてて実際コースタイムは5時間って衝撃の事実に半信半疑で下山スタート

8/14 11:38

赤牛まで一緒に歩いてくれたハイカーさんはこれから烏帽子小屋まで戻る？！ってそれよりか近いでしょ。まぁ既にテントは張ってあるとはいえ、一体何時に着いたんだろ？

8/14 11:46

下り始めて振り返りの赤牛

8/14 11:46

山頂では薬師の山頂も見えて最高だった。
この心からの笑顔もこれが最後。後は地獄の読売新道が延々続く事をこの時はまだ知らない。。。

8/14 11:47

烏帽子小屋の青い屋根の向こうに見えてたのは餓鬼岳だったのか？

8/14 12:05

針ノ木と蓮華岳。
来月行くぞー
ますます楽しくなっちゃうねー

はいはい、こう言う事ね。

8/14 14:41

奥黒部ヒュッテ直前の巨石に鎮座する巨木。
ここまでがとにかく長かった。

8/14 14:41

狭いし、樹林帯なんだけど、気が低くて木陰にならないし、そのくせジメジメしてるし、段差がきつい所が歩くペースがえらく乱される。まさに難路。登りでは絶対に使いたくない。

8/14 14:41

8/14 16:17

小屋泊してる親切なハイカーさんに黒部ダムについてからの情報を頂く。

8/14 16:21

8/15 4:27

前日は18時にはテントに入って3時位から起きてたのに、
だらだらしてたら出発は4時をちょっとまわってて、しかも一番最後の一人でちょっと慌て気味のヘッデン歩き

8/15 4:54

昨日の読売新道が余裕に感じる程、更にハードなルートに泣きそうになった。

8/15 5:26

こんな梯子が、しかもかなりの高低差を利用。しかもしかも真っ暗闇での使用だし、何本か折れてるし！！！まさにロシアンルーレット状態。いやーこれは無いわー

8/15 5:33

今回で一番手ごわかったトレイルも漸く終わり船着き場に到着

8/15 6:13

船着き場には14？13人？自分が最後で直前で抜かしてしまったハイカーさんは次船となり、なんか恐縮です。（急ぎトイレに行きたかったので。。。。）

8/15 6:13

山で船に乗る貴重な体験

8/15 6:13

楽しみにしては程楽しくはなかった笑

8/15 6:13

後で気づいたんですけど、船賃は取られずなんと只なんですね。
なんでも東電の補償の一環らしいです。
ハイカーにはありがたいかぎりです。

8/15 6:15

8/15 7:10

さぁ対岸から4時間近くの湖畔歩き。噂では結構高低差があるらしく舐めてかかると大変との事。

8/15 7:14

でも幸いな事に対岸に渡ってからは、船着き場で別れたハイカーさんと一緒に歩く事になりずーっとお話しながらだったので、
しかもこの方好奇心と行動力が素晴らしく、登山の経験値もずば抜けてて、辛く長い樹林帯歩きがとっても楽しい山歩きとなりました。

8/15 9:31

あとちょっと

8/15 9:59

ダム見えたー

8/15 10:00

8/15 10:06

8/15 10:08

ダム観光客もちらほら

8/15 10:18

赤牛？

8/15 11:57

下山後、船着き場からずーっとご一緒させて頂いたハイカーさんと下山飯！

8/15 11:45

このそばが旨かった。沢山の山菜と天ぷらにたっぷりの大根おろし

8/15 11:40

お供はご当地サイダー
破砕帯とサイダーで
ハサイダー！　んー座布団3枚！

8/15 13:26

ここでまた奇跡が！
七倉山荘に車を回収に行くと、なんと一昨日一年ぶりの奇跡の再会を果たしたお二人となんと3日ぶりの再会パート2　ってこんな偶然ある？！しかも野口五郎小屋で買った手ぬぐいお揃だし笑
これが運命です！笑　また来年どっかで会おうね！

8/15 16:48

中央自動車で虹が出て今回の冒険旅行の締めくくりとなった。
大月から渋滞情報でてたので、大月で降りて道志道で帰宅で
大正解

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

感想

Shinta3

最高の3日間だった。直前まで天気予報を見ながら白峰三山にするか、飯豊山？以東岳？と色々考えてたけど、結局天気はなんとかなりそうで念願かなって赤牛岳に本当に行けた。　今回は色んな幸運に恵まれた。スタート時には高瀬ダムまでのバスが出るとか出ないとかでドキドキしたけど、そのお陰で直前で野口五郎小屋の予約が取れて、当初予定した烏帽子小屋からの奥黒部ヒュッテまでの強行軍を行わずに済んだし、くろよんダムからの車回収も色んな人に助けられてスムースに回収できた。

そしてそして、何よりも今回凄かったのは、昨年聖岳で会ったお二人のハイカーとバッタリ会えたのには何ともたまげた！　しかもその出会い方が面白過ぎた。
暫く一緒に歩けたのも嬉しかったし、お二人の自分に対する距離の近さが無茶苦茶嬉しくて都会では滅多に出さない蔵の大きな喜びの声が出た。

初日の野口五郎岳までは天気はまぁまぁ。翌日も朝は霧が濃くて心配したけど赤牛に登頂したころには青空も見えとってもラッキーだった。ただ、泊り登山の醍醐味の夕陽、星空、ご来光がどれもなかったので、ちょっと残念な気もするが、それ以上にたくさんの驚きの連続で魂の洗濯ができた気がする。

今回山に入る前から、五十肩で肩は居たいし、右膝裏の変な痛みがずーっとあったし、暑すぎてランニングしてないし、長い距離の山行もしてなかったし、不安要素一杯だったけど何事もなく計画通り楽しい山行になって本当に良かった。

Special Thanks to
・黒部五郎小屋の情報くれたカップルのハイカーさん
・聖岳でお会いしたカップルハイカーさん
・黒部五郎小屋でビールの空き缶の捨て方教えれくれたハイカーさん
・黒部五郎小屋でお隣になって登山話をしてくれたハイカーさん
・水晶小屋の素敵なスタッフさん
・水晶小屋のテラスで一緒にコーヒー飲んでくれたハイカーさん
・赤牛岳まで一緒に歩いてくれたハイカーさん
・奥黒部ヒュッテでくろよんダムからの交通情報教えてくれたハイカーさん
・黒部湖畔から信濃大町ご一緒してくれたハイカーさん
・信濃大町から七倉ダムまでバスの車中でお話してくれたハイカーさん
その他にも色々な人に親切にして頂き本当にありがとうございました。

コメント

Shige&37;

お疲れ山でした！
そしてあり得ない再会からの再再会びっくりでした、こういうのってあるんですね。（笑） おもしろい！
来年もどこかの山で会いましょう！

いやぁ〜 運命です🙏笑
聖岳でも楽しかったけど、今回もめっちゃ楽しかったです♪

来年の夏休みをいまから楽しみにしてま〜す⛰?👋

Shinta3

Shige&37;さん
もう、面白すぎだよね！
来年も会ったらさ、いっそ結婚しちゃおう💕