千畳敷から濃ヶ池を経て木曽駒ヶ岳へ



- GPS
- 07:15
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 638m
- 下り
- 645m
コースタイム
- 山行
- 0:56
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 0:59
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 6:06
天候 | 8/16 曇 8/17 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
名阪国道、伊勢湾岸道、東海環状自動車道、中央道を経て約5時間で菅の台バスターミナル 駐車料金 800円/日(一泊ニ日で1600円) ⚫︎菅の台バスターミナルから千畳敷まで ・バス(往復) ¥1,660/人 ・ロープウェイ代(往復) ¥3,050/人 https://www.chuo-alps.com/fare/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
⚫︎千畳敷から宝剣山荘まで 遊歩道から先、乗越浄土までは急坂だが、階段状の石組みや鉄板の足場などで整備されています。 ⚫︎宝剣山荘から濃ヶ池まで カール状の地形を下ります。濃霧時は道迷いに注意のと警告看板がありましたが、緑のロープでコースが示されています。ロープと地図を確認して進みましょう。駒飼ノ池からは低木の中、梯子で高度を下げたり、岩場や渡渉があります。2箇所ほど木製の梯子がありこのコースの難関です。壊れていないか確認しながら慎重に進みましょう。 ⚫︎濃ヶ池から木曽駒ヶ岳山頂 ハイマツ帯に点在する岩場が気持ちの良い尾根道です。短く岩場をトラバースする箇所がある他は目立った危険箇所はありません。 ⚫︎山頂から宝剣山荘まで テント場のある頂上山荘までは岩のゴロゴロした幅の広い登山道です。中岳頂上付近もやや大きな岩が転がり歩き難いですが、踏み跡明瞭でロープもあり道迷いの危険はありません。広い尾根ですので濃霧、雷発生時は注意しましょう。 |
その他周辺情報 | ・宝剣山荘 一泊二食 13,000円/人 HP https://miyadakankou.co.jp/houkensansou 電話 09055076345 ・こまくさの湯 日帰り入浴 700円 レストラン、土産物コーナーあり https://komakusanoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
2025年8月16日、同僚3人と夏の遠足に木曽駒ヶ岳へ。
奈良の出発したのは朝9時でした。レンタカーに荷物を積み込み、中央アルプスを目指して車を走らせます。
道中、伊賀PAで小休憩を取り、昼前には刈谷ハイウェイオアシスに立ち寄りました。私は黒とんこつラーメンとミニ炒飯をいただき、登山の腹ごしらえです。同僚たちも土産を買ったりガチャガチャを回したりして、車内は笑い声に包まれていました。
午後、東海環状から中央道へ。右手に伊那谷、左手にアルプスの稜線を眺めながら走る道は爽快で、交通量も少なく快適でした。13時半過ぎに駒ヶ根ICを降り、菅の台バスターミナルへ。駐車場に車を停め、ロープウェイとバスの往復券を購入しました。バスに揺られながら山を登ると、すれ違いのたびに運転手の技量に感心しました。さらにロープウェイで千畳敷カールに到着すると、眼前には屏風のように広がる景色が待っていました。曇天ではありましたが、同僚たちからは「すごい!」と歓声が上がり、私も嬉しくなりました。
千畳敷からはゆっくりと登山道を進みます。同僚の一人は頭痛に苦しみ、もう一人は時折ふらついていましたが、皆で励まし合いながら歩を進めました。16時過ぎに霧の立ちこめる乗越浄土に到着し、そこから宝剣山荘へ。宿は一泊二食付きで、個室に案内されラッキーでした。
夕食はハンバーグや唐揚げが並ぶ定食で、疲れた体に染み渡る美味しさでした。食後は無線交信を楽しみ、部屋では歌詞当てクイズで盛り上がり、20時頃に布団に入りました。明日の天気に期待しつつ眠りにつきました。
翌朝は4時半に起床しました。霧で日の出は望めませんでしたが、アカペラでラジオ体操をし、身支度を整えました。朝食は焼き魚や卵焼きに味噌汁とご飯で、山上とは思えぬ充実ぶりでした。ご飯をお代わりし、力をつけて6時半に出発しました。
今日の行程は、濃ヶ池を経て馬の背から木曽駒ヶ岳頂上へ登り、中岳を経て千畳敷へ戻る周回コースです。ガスの中を下ると、同僚が大岩の上で座禅を組み、晴れを祈っていました。すると雲が切れ、青空と稜線が姿を現し、皆で歓声を上げました。濃ヶ池では流れる雲と青空、緑の稜線が美しく広がり、期待通りの景色に笑みがこぼれました。同じく休憩していた登山者と写真を撮り合い、談笑したひとときも楽しい思い出です。
稜線に出るとハイマツと岩の道が続き、アルプスに来た実感が湧きました。先導する同僚は元気いっぱいで、歌を口ずさむ同僚も仲間を励まし、私は少し疲れた同僚と共に歩を進めました。10時半に木曽駒ヶ岳山頂に到着しました。雲が多かったものの達成感は格別で、祠にお参りし、記念写真を撮りました。私は無線を運用し、長野や名古屋、白山と交信できたのも大きな収穫でした。
その後、中岳を経て11時50分に宝剣山荘に戻ると、白装束の山伏に出会いました。地下足袋で長い道を歩く姿に感銘を受けました。正午には乗越浄土を下り、12時40分に千畳敷に帰着。ここで食べたアイスクリームは格別で、旅の締めくくりにふさわしい味でした。お土産を買って下山し、バスとロープウェイを乗り継いで菅の台に戻りました。
下山後は早太郎温泉こまくさの湯で汗を流し、名物のソースカツ丼をいただきました。旅の疲れを癒した後、交代しながら運転して奈良へ。夜9時過ぎに帰宅し、二日間の旅を無事終えました。
⸻
費用一覧
• 昼食(黒とんこつラーメン+ミニ炒飯): ¥1,260
• 高速料金: ¥12,000
• 駐車場(2日分): ¥1,600
• バス・ロープウェイ往復券: ¥4,710
• 宝剣山荘宿泊(一泊二食): ¥13,000
• アイスクリーム: ¥650
• 入浴(こまくさの湯): ¥700
• ソースカツ丼(こまくさの湯): ¥1,400
• 給油1: ¥2,865
• 給油2: ¥2,855
• レンタカー代: ¥24,262
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する