コブ尾根〜ジャン〜奥穂

2025年08月16日(土) 〜 2025年08月17日(日)

• GPS: 13:45
• 距離: 17.1km
• 登り: 2,537m
• 下り: 2,507m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:36
• 休憩: 1:04
• 合計: 3:40

距離 6.5km 登り 1,007m 下り 313m

12:03 スタート地点
12:06 12:08 カッパトイレ
12:11 日本山岳会上高地山岳研究所
12:18 12:19 岳沢湿原・岳沢登山口
12:42 12:48 岳沢風穴
12:54 見晴台
13:46 14:41 岳沢小屋
15:43 岳沢小屋

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 2:03
• 合計: 9:53

距離 10.6km 登り 1,531m 下り 2,194m

4:17 岳沢小屋
7:16 7:50 コブ岩
8:16 8:22 コブ尾根ノ頭
8:24 8:46 ジャンダルム
8:51 8:57 ロバの耳
9:07 9:08 馬の背
9:22 9:35 穂高岳
9:42 9:50 南稜の頭
10:34 10:52 紀美子平
10:57 10:58 雷鳥広場
11:13 11:19 岳沢パノラマ
11:28 カモシカの立場
12:41 12:46 岳沢小屋
13:24 見晴台
13:30 13:33 岳沢風穴
13:56 岳沢湿原・岳沢登山口
14:05 日本山岳会上高地山岳研究所
14:10 カッパトイレ
14:10 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

お盆前半が悪天候で上高地には入ることすら出来なかったせいか、この週末はバスも電車も普段の週末とは比べもんにならないくらい予約が早々に埋まりました。
初日は岳沢まで行けばいいだけ（とはいえコブ沢の下見は必須）ということもあり当日朝に家を出て公共交通機関での移動、上高地入りはお昼。

コース状況／危険箇所等

例年ならお盆時期はコブ沢にまだまだ雪が残っていて、雪渓から岩に乗り移るのに難儀するはず。今年は雪が多かったけど7月早々から梅雨明けのような酷暑、そのせいか雪は全然残ってませんでした。ただ、雪解け後に入った人はまたほぼいない状況、色々荒れてたり岩が不安定だったりってのは予想していて、概ね想像の範囲内でした。

写真

8/16 12:07

いつもは上高地に入るの朝だけど、真夏のお昼はあまり爽やかじゃない^^; 人もいっぱいいるし〜
河童橋から岳沢の方見るとちょうどコブ沢が見えるんですよね。こっから見た限りだと雪の心配はなさそうに見えるけどなぁ。

8/16 14:57

車運転していくのとあずさで爆睡していくのとでは大違い。上高地BTから岳沢まで1時間40くらいで着いたよ〜
受付してテント張ってからドキドキしながら下見に行きます。
チョックストーンまでは日中それなりに日差し浴びるだろうから、ここまでで雪渓あったら上は完全にアウト。

8/16 15:07

チョックストーン越えて歩を進めていくとやっぱ雪がある…

8/16 15:10

両サイドからずり落ちてきた雪が壁になってたけど、距離にして10mはないし傾斜もない。登山靴で通過するのに全く問題ないレベル。

8/16 15:16

その上も大丈夫かなと様子を見に行ったけど、この上は雪なかった〜
で、さっきのとこを見下ろす。不安定な形で立ってるから通過時は気をつけなきゃねとは思っていたけど…

8/16 17:30

下見から戻って晩御飯にして奥穂南稜の方を見上げる。
こっちも雪は全く問題なし。

8/17 4:48

夜中に雨が降って嫌な予感はしてたんだけど…
4時15分に岳沢を出てコブ沢を順調に登っていくも、前日の雪壁が崩れていて様子がちと変わってました。崩れないことを祈りつつそ〜っと通過します。

8/17 5:05

ここは右です。
知ってたし昨年は右から行ったけど、泥やら砂利やらで滑りそうだったので、階段状に登れる正面から行って岩の後ろから右に回る込むルートをチョイス。
結果的には回り込むのがいやらしすぎて、やっぱり最初から右に行くのが正解^^;

8/17 6:09

枯沢を詰めて稜線へ、そのあとはハイマツの藪をかき分けたら無名ピーク。支点はあるけどクライムダウンしました。そんなに段差はないし難しくもない。

8/17 6:22

上の方は朝からガスがかかっていた。
このあたりから徐々にコブ岩攻略のラインを見極めて行きたいのだが見えない…

8/17 6:28

あ、ガス抜けてきた。
そのままでお願いしま〜す！

8/17 6:41

昨年は基部に取りつく段階で左サイドに回ったけど、今回は右から行ってみようと思ってました。

8/17 7:02

詳細書くと逆につまらないと思いますので詳細は割愛します。
右サイドに行きすぎるとソロでは難しいということだけはわかりました。行き詰ってしまったので要所で確保しながら降りてきたのはここだけの話…^^;

8/17 7:13

リカバリーは早かった。
あっという間にコブ岩のてっぺん。
その先で懸垂下降終えた2人パーティーさんがいらっしゃってビックリ。ジャンでお話させていただいたら、コブ岩の岩穴で泊まられたとのこと。それも楽しそうだなぁ、そのうちやってみたい😁

8/17 7:31

コブ岩からの懸垂は、ピナクルから少し下がったところの比較的新しい残置のあるところから。ダブル50m折り返しでも結構余るので20mちょい切るくらい？

8/17 7:43

登り返してコブ岩を振り返る。

8/17 7:57

空気が薄〜い
歩を止めて振り返れば前穂〜明神。隣の尾根は南稜

8/17 7:59

ジャンが見えてきましたよ〜

8/17 8:15

もう少しでコブ岩の頭
簡単なとこから行くも良し、ちと難しそうなところから攻めるもよし、ルーファイが楽しい🎶

8/17 8:22

コブ岩の頭からコブ尾根を振り返る
いや〜楽しかった🎶
主稜線に出たら結構な風でした

8/17 8:29

ホントは天使と写真撮りたかった…😔

8/17 8:49

予定よりだいぶ早く上がれたので、気を遣う＆少し飽きてきた天狗沢ではなく、奥穂へ回って重太郎新道経由で行くことにしました。重太郎新道も飽きてるんですが、釣り尾根は久しぶりなので😁

8/17 8:56

秋の始まりって感じですね〜

8/17 9:07

ジャン→奥穂はロバの耳の下りがちと難しい。
これが破線コースって…💦

8/17 9:09

ウマノセ
前からだれも来てないのですんなり通過できそうです

8/17 9:11

ウマノセも登りだとなんてことはない

8/17 9:21

奥穂までくると人がたくさんいました

8/17 9:24

槍様、1か月ぶりで〜す
来月また行きますよ〜

8/17 9:38

釣り尾根向かいますよ〜
明神と北尾根が同時に見れるなんて幸せ🤗

8/17 9:57

南稜
こちらもまた行きたいね！

8/17 10:01

北尾根
こちらもソロで行ってみたいのです

8/17 10:25

いい天気なのに雷鳥の親子に出会えました〜😆

8/17 10:35

釣り尾根〜奥穂〜ジャン
その先は雲が掛かってきた

8/17 10:44

南稜登ってるパーティーがいたので撮ってみたけど、写真じゃわからないや^^;

8/17 13:58

重太郎新道は樹林帯に入ってから風が無くて暑くて…
岳沢戻ってテントの撤収は滝汗でした🚿

撮影機器：

SH-41A SHARP

装備

個人装備

ハーネス 下降器(ルベルソ) ロープ(ダブル50m) PAS アルヌン カラビナ

感想

jon_kawap

もともとソロで行くつもりが、思いがけず頼れる仲間が同行してくれることになったはずが、残雪期以降のレポが上がらずコブ沢の最近の雪の状況がわからず…
結果的に一人で行くことに。K氏にはほんと申し訳ないことをした。

ここをソロで行くのは、ある程度の登攀スキルもさることながら、ルーファイできないとダメだし、どこまで攻めるか、行き詰りそうになった時に退避できる引き出しなどなど総合力が求められると思っていて、それなりに準備はしてきたつもり。いや、自信はあったけど行かなきゃわからないことも多々ある。そんな中で、適切に判断でルート＆ラインチョイスできたと思う。
珍しく自分で自分をほめていい山行になったかなと思いました。驕ることなく次からの山行も用意周到に行きます！