赤城山 黒檜山〜駒ケ岳
- GPS
- 06:10
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 567m
- 下り
- 557m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
※前橋駅〜富士見温泉・赤城山ビジターセンターのバスはパスモやスイカは使えません。また五千円札・一万円札の両替もできないので、ご注意ください。(千円札は可能) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全般によく整備され、途中迷うような箇所もありません。 |
その他周辺情報 | 駒ケ岳登山口すぐに大沼の土産物・食堂が集まってます。 私たちはレークセンター赤城のお切り込みをいただきました。お切り込みは群馬のソウルフードで、ボリュームもあり塩分も採れるので、お勧めです。水も赤城の天然水と書かれた冷水がポットで用意されていて、これがおいしくて恥ずかしくなるほど飲んでしまいました。 お切り込みはたぶんこの辺りは他にもやってる店は多いと思います。 |
写真
感想
前橋市出身の私にとって、赤城山は特別な山です。
生まれた時から、ずっとそこにある山。
よく冗談で「うちの裏山」と言ってますが、まさしくそんな感覚です。
子供の頃から何回行ったかわからないほど行っていて、今でも帰省の度に必ず行ってます。
そんな思い入れのある山に初めて登山として登りました。
この日は最初は天気はいいけど寒くなる予報でしたが、前橋市の最高気温は28度の予報に変わり、少しガスってましたが絶好の登山日より。帰省中の私に合わせて、相方さんも当日朝7:46着で前橋駅に来てくれました。往路は家族が車で赤城神社まで乗せて行ってくれたので、ひとまず赤城神社に立ち寄りお参り。
その後神社裏の辺りの駐車場にて朝食と身支度を整え出発。
しばらく車道を歩き、右側にある登山口へ。最初がきついとは聞いていましたが、本当にその通りでした。ストックも持っていましたが、使うとかえって危ない気がしてストック無し。ゆっくり行きたくても、否応無しに歩幅は広くなり、それに従い息も荒く(多少高度の影響もあるのかも)なり、喘息持ちの私は少し進んで一息入れないと呼吸が辛い。けれども後ろを振り向けば大沼や地蔵岳の絶景、周囲は冬景色とはいえ白樺メインの自然林で気持ちがいい!ところどころに残雪の名残もありました。少しぬかるんでるところはありましたが、土質もあまりすべらなかったです。
上に行くに従って、段々なだらかになり、今まで登った山は割と頂上直下が一番きつかったので、なんだかそれもおもしろい。最初がきつくて、後が楽って体力的にも心理的にもいいな。
頂上に到着するとちょうどお昼時だったので、かなりの人があちこちで昼食タイム。写真もそこそこに展望台へと向かいます。展望台も混んでましたが、広いのでゆっくり休めます。北西側はやはり風が冷たく、本来なら見えるであろう山並みも残念ながらうっすらシルエットだけだったので、反対側の大沼を見下ろす斜面で昼食。
黒檜山山頂に一度戻り、駒ケ岳へ向かいます。登山口からの分岐点を過ぎるとすぐに黒檜山大神神社が。お参りを済ませて、駒ケ岳へ。
駒ケ岳方面は階段が多いと聞いていて、膝が悪い私たちはちょっとびくびくしてましたが、よくある土留めの階段ではなく(一部ありますが)、とても歩きやすい普通の歩幅の階段で、さすがにストックは使いましたが楽に歩けました。
駒ケ岳へ向かう鞍部のあたりに小さい雪解けでできたと思われる水溜りがあって、なんだかほっとしました。一度降りてから少し登りがありますが、黒檜山の登りを思えばかなり楽です。
駒ケ岳頂上はあまり広く無いので、ゆっくりは休めません。水を一口二口くらいで、すぐに下山開始。
ここからも同じような階段がかなり多いです。途中長七郎山と小沼が見えて、今までも車で小沼へは何度も行ってるのに、上から見下ろすと天空に浮かぶ湖のような不思議な雰囲気がありました。
階段が多いだけにどんどん高度が下がり、それに伴い白樺がミズナラかな?他の木に覇権を譲るようになりました。下の方の階段で一箇所だけ、板が曲がっているところがあり、相方さんがこけそうになって、あせった〜。
下山後はレークセンター赤城でお切り込みをいただき、国定忠治の記念碑(?)を見て大洞の赤城神社跡を眺めて、覚満淵へ。ここは私の大好きな場所で、小尾瀬とも呼ばれる湿地帯に木道が巡らせてあります。夏はけっこう混みますが、今回は閑散としていてそれもまたいいかな。バスの時間まで少しだけ散策。前橋駅行き最終の直通バス(ビジターセンター16:40発)で、赤城山とはお別れ。
どの山もそうですが、下山してほっとするけど今回は特に寂しく感じました。あまり信心深い方では無いのですが、今回は行動中、初めて登ったのになんだかとても懐かしい暖かい気持ちになり、こんなのは今まで登った山では一度も無くて。最近読んだヤマケイ新書の「山の神さま・仏さま」で、無くなった先祖の霊は裏山へ行くという話が出ていましたが、もしかしてそんな感じなのかしらと一人で勝手にほっこりしてました。
やはり赤城山は私にとって特別な山だと改めて実感。今度は違う山に登ってみたいな。
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