妻念願の...蛭ヶ岳(西丹沢自然教室からのピストン)



- GPS
- 09:23
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 3,137m
- 下り
- 3,135m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所ありません |
写真
感想
2016年ゴールデンウィークは、にんじん・アメをぶら下げてもいよいよ子供達は同行してくれなくなり、我が家の登山部部長こと妻と二人での山行に。以前、大倉から塔ノ岳・丹沢山に登った際に、「う〜む、どうにもあの小屋が気になる、行ってみたい!今から行こう!」と妻に言われましたが、あまりのスピードハイクに内臓疲労を起こし、丹沢山山頂でへばった私が蛭ヶ岳までの山行を拒否。それ以来ず〜っと「いつか行きたい、いつか行きたい」と言われ、いよいよのチャレンジとなりました。
6時過ぎに西丹沢自然教室に到着すると、いっぱいの車。なんとか空きスペースを見つけ駐車。出発準備をして登山届けを出しに自然教室に向かい、同日畦ヶ丸に登る山トモさんに「近いお山に僕も登りま〜す」とメールを送ろうとスマホを見ながら歩いていると目の前に立ちはだかる二人が...!メールを送る相手が立っていました。予想外の再会にびっくりしつつも、さぁチャレンジに出発です。
先ずは、つつじ新道経由で檜洞丸へ。ゴーラ沢の渡渉は問題なかったです。ゴーラ沢出会からの急登は相変わらずで、天気も良く、無風の為、大汗をかきました。展望台では富士山が全開。山頂直下の木道付近では多くのバイケイソウが見られました。大汗をかきつつ檜洞丸に登頂。眺望は望めないので、青ヶ岳山荘に行って小休憩します。皇太子殿下登頂の際の写真を妻に見せたく、山荘の中におじゃまします。山荘の方(娘さん)が出てきてくれて、写真にまつわるお話を聞かせてもらいました。もっと宣伝すればもっと登山者が来てくれたと思うのになぁ...。皇太子殿下の写真も、ちょっと見えないところに飾ってあるし、雲取山荘の皇太子殿下来訪の推し具合と随分違うなぁと思いつつ、臼ヶ岳へ。前回も間違ったのですが、青ヶ岳山荘から少し下った1,500m付近は登山道をロストし易く、同じくロストした人が踏み固めた跡もあり、注意が必要です。幾度と降り・登りを繰り返し(個人的には臼ヶ岳直下の登りがこの山行で一番ツラかった...)、臼ヶ岳山頂へ。既にシャリバテ気味だったので、行動食を摂りちょっと長めの小休止を取ります。臼ヶ岳山頂から見えるこの先登れるか?不安...。気合いを入れ直し、いざ蛭ヶ岳へ。思いの外、目の前に見える急登に反して、臼ヶ岳〜蛭ヶ岳間は臼ヶ岳直下の登りよりは楽に登れました。
360℃大パノラマの妻念願の蛭ヶ岳山頂を堪能し、下山開始。蛭ヶ岳〜檜洞丸間はすれ違う登山者も少なく、自分たちのペースで歩けました。檜洞丸山頂は多くの登山者が居ました。檜洞丸からゴーラ沢出会間は、「早くっ、階段っ見えろ〜」と叫ぶながら、休憩もせず下山。ゴーラ沢からの新緑は見事でした。西丹沢自然教室に戻ると、朝再会した山トモさんと当日同行していた他の山トモさんとも再会できました。家族の夕食の準備もあるので、今回はお風呂に入らず急いで帰路につきました。
妻念願の蛭ヶ岳に、最高のコンディションで登ることができました。青ヶ岳山荘に到着した際に、丹沢山のみやま山荘がかなり混んでいるというお話を聞きました。ヤビツ峠から塔ノ岳間の鎖場では1時間半待ちという投稿も見ましたが、蛭ヶ岳以西はその影響は少なく、自分たちのペースで歩けました。自分たちのペース...?すっかり体力の落ちた私のペースに合わせてくれた妻に感謝しっぱなしの山行でした。
ありがとうございます。
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