記録ID: 8590774
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
東海
笠ヶ岳（北アルプス）
2025年08月17日(日) 〜
2025年08月19日(火)
岐阜県
HIRO先生
その他3人 - GPS
- 56:00
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,506m
- 下り
- 2,615m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 7:50
11:00
40分
石畳涸れ沢
12:50
10分
下涸れ沢
13:15
15分
上涸れ沢
15:00
25分
クマの踊り場
15:25
2日目
- 山行
- 7:25
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 10:35
3日目
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:35
5:10
10分
小笠
5:20
5:25
80分
笠ヶ岳山荘
8:40
220分
標高約2.100M
13:35
ゴール地点
●お盆を過ぎたとはいえ新穂高登山指導センター最寄りの駐車場は満車で、今回も鍋平駐車場からの歩きを余儀なくされた。
●この夏は猛暑続きで熱中症気味、前日まで微熱があったが出かけてしまえば体温のことなど忘れて、やや重い体を引きずり上げるしかない。
●小池新道に入ると山道となり、ゴロゴロと安定よく置かれた石の上を選んで歩くようになる。
●秩父沢の橋は先の豪雨で流され、2，30m上流で2本の橋が架け替え作業中であった。
●夕食前と後に鏡池を訪れる。槍ヶ岳、大喰岳、中岳が池の木の間に逆さまな姿を映していた。
●2日目は4時40分起床、5時10分出発。巻雲たなびく快晴である。5時45分ごろ弓折乗越への途中で朝日を迎える。
●弓折岳は最高点と三角点の位置が違うのだが、2592mの最高点は気づかず左に見送ってしまったようだ。2588.5mの三角点で小休止をとった。
●次の大ノマ岳も道は尾根のわずか南面を通っていて、最高点は通過せずに肩まで行ってしまった。
●秩父平は南の秩父沢、北の双六谷の源流にあたるカール状の草原台地。左手にそびえる岩峰群の秩父岩が一躍目を引く。水場にもなっているがもう残雪はなく沁み出し程度とのこと。
●登り詰めた2667mの下降点は、槍ヶ岳をバックに弓折岳までの来し方を望見できる気持ちのいい所。
●2792峰を左に見送ると道はハイマツを縫う小広い尾根を進むようになり、我々はここで不意打ちのように笠ヶ岳と対面することになった。誠に立派な山姿である。
●抜戸岳もメインの道からは外れていて登るには分岐から直登する。岩石だらけの踏み跡をよろけながらも木柱の立つ頂へ登ることができた。
●山頂は南北に数十メートル、ハイマツ交じりの岩尾根からできていて、狭い分すこぶる展望が良い。つい長居をしてしまった。
●門柱のような抜戸岩を抜け、左に播隆平を望むようになると笠ヶ岳は俄然近づくが、大岩を踏んで登る脚はこの上なく重くなっていた。
●ザックを山荘に置き笠ヶ岳山頂を目指す。いくつかのジグザグを経て20分、小広い山頂台地の南端に2897.6mの三角点は建てられていた。
●雲はあるものの展望を邪魔するほどではない。遠くの山はやむを得ないとして、北アルプスの見えるべき山はほとんど見えたといってよい。
●圧巻は裏銀座から槍穂連峰を真っ赤に染めた夕焼けである。一度は西の雲に隠された太陽が、その日の入り直前に顔を出し山肌を深紅に染めたのである。その荘厳なドラマを目の当たりにした涙があふれそうであった。
●3日目の朝も快晴。朝焼けは槍穂連峰のシルエットから始まる。朝のうちは逆光なので、もうそのデティールを覗くことはないだろう。昨日は見えなかった富士山も望むことができた。
●脚は重いが杓子平までは心躍る風景になんとか歩けた。杓子平末端からの杓子平末端から仰いだ、錫杖岳・笠ヶ岳・抜戸岳と連なるスカイラインはこの山行で最後の雄姿、代表写真にも設定したほどだ。
●笠新道はバカ登りやバカ下りに選ばれているほどで、短時間で登り下りができるだけの道である。転倒しないよう細心の注意を払って時間をかけて下り切った。
●下田氏が先行して車を鍋平から指導センターまで回送してくれた。ありがたい、ありがたい。
●この夏は猛暑続きで熱中症気味、前日まで微熱があったが出かけてしまえば体温のことなど忘れて、やや重い体を引きずり上げるしかない。
●小池新道に入ると山道となり、ゴロゴロと安定よく置かれた石の上を選んで歩くようになる。
●秩父沢の橋は先の豪雨で流され、2，30m上流で2本の橋が架け替え作業中であった。
●夕食前と後に鏡池を訪れる。槍ヶ岳、大喰岳、中岳が池の木の間に逆さまな姿を映していた。
●2日目は4時40分起床、5時10分出発。巻雲たなびく快晴である。5時45分ごろ弓折乗越への途中で朝日を迎える。
●弓折岳は最高点と三角点の位置が違うのだが、2592mの最高点は気づかず左に見送ってしまったようだ。2588.5mの三角点で小休止をとった。
●次の大ノマ岳も道は尾根のわずか南面を通っていて、最高点は通過せずに肩まで行ってしまった。
●秩父平は南の秩父沢、北の双六谷の源流にあたるカール状の草原台地。左手にそびえる岩峰群の秩父岩が一躍目を引く。水場にもなっているがもう残雪はなく沁み出し程度とのこと。
●登り詰めた2667mの下降点は、槍ヶ岳をバックに弓折岳までの来し方を望見できる気持ちのいい所。
●2792峰を左に見送ると道はハイマツを縫う小広い尾根を進むようになり、我々はここで不意打ちのように笠ヶ岳と対面することになった。誠に立派な山姿である。
●抜戸岳もメインの道からは外れていて登るには分岐から直登する。岩石だらけの踏み跡をよろけながらも木柱の立つ頂へ登ることができた。
●山頂は南北に数十メートル、ハイマツ交じりの岩尾根からできていて、狭い分すこぶる展望が良い。つい長居をしてしまった。
●門柱のような抜戸岩を抜け、左に播隆平を望むようになると笠ヶ岳は俄然近づくが、大岩を踏んで登る脚はこの上なく重くなっていた。
●ザックを山荘に置き笠ヶ岳山頂を目指す。いくつかのジグザグを経て20分、小広い山頂台地の南端に2897.6mの三角点は建てられていた。
●雲はあるものの展望を邪魔するほどではない。遠くの山はやむを得ないとして、北アルプスの見えるべき山はほとんど見えたといってよい。
●圧巻は裏銀座から槍穂連峰を真っ赤に染めた夕焼けである。一度は西の雲に隠された太陽が、その日の入り直前に顔を出し山肌を深紅に染めたのである。その荘厳なドラマを目の当たりにした涙があふれそうであった。
●3日目の朝も快晴。朝焼けは槍穂連峰のシルエットから始まる。朝のうちは逆光なので、もうそのデティールを覗くことはないだろう。昨日は見えなかった富士山も望むことができた。
●脚は重いが杓子平までは心躍る風景になんとか歩けた。杓子平末端からの杓子平末端から仰いだ、錫杖岳・笠ヶ岳・抜戸岳と連なるスカイラインはこの山行で最後の雄姿、代表写真にも設定したほどだ。
●笠新道はバカ登りやバカ下りに選ばれているほどで、短時間で登り下りができるだけの道である。転倒しないよう細心の注意を払って時間をかけて下り切った。
●下田氏が先行して車を鍋平から指導センターまで回送してくれた。ありがたい、ありがたい。
| 天候 | 8/17 曇り時々晴れ・8/18 快晴・8/19 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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秩父平からは右の岩山を回り込んでガレ道で下降点へ登る 左の岩峰が秩父岩と思われる
抜戸岳からの笠ヶ岳 稜線からずれているので意識しないと通り過ぎてしまう
こちらも大石累々の笠ヶ岳とヘリコプター輸送中の笠ヶ岳山荘（右端）
山荘での休憩後、山頂へ登る 今日はヘリコプター輸送の集中日らしい
笠新道分岐からパノラマ（槍から笠まで） ここからは急な下り坂が笠新道入口まで連続する
杓子平末端からの錫杖岳、笠ヶ岳、抜戸岳 ずっと座って眺めていたい景色だ
わずかに尾根を乗り越えた東面（奥穂側） ここからは何百回ものジグザグを繰り返し直線距離1500mで高度差1000mを下る
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笠ヶ岳/笠新道ルート/新穂高温泉起点杓子平抜戸岳分岐笠ヶ岳山荘経由
利用交通機関：
車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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