記録ID: 8595207
全員に公開
ハイキング
白山
白山〜別山
2025年08月23日(土) 〜
2025年08月24日(日)
石川県
岐阜県
つっしー
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 15:31
- 距離
- 32.7km
- 登り
- 2,575m
- 下り
- 3,008m
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1日目
- 山行
- 7:24
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 8:23
距離 17.5km
登り 1,852m
下り 1,025m
17:43
| 天候 | 晴れor曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
（参考）行き：ウィラーGL5358便 バスタ新宿22:00〜金沢駅西口5:30 帰り：オリオン3022便 金沢駅西口23:10〜バスタ新宿6:30 ・白山登山バス 2,190円 クレカタッチ決済可 −行き：金沢駅西口6:15〜市ノ瀬8:29 −帰り：市ノ瀬13:30〜金沢駅西口15:52 ・シャトルバス 市ノ瀬〜別当出合 20分サイクル運行 片道1,000円窓口販売 【運行日詳細】 ▼北陸鉄道（登山バス金沢駅便） https://www.hokutetsu.co.jp/news/news-7699/ ▼マップ（シャトルバス・登山バス松任便） https://map.ishikawa.jp/hakusan-bus-2025/ 登山バスの運行日と時間、ご多分に漏れず年々減っているらしいです。 霊峰白山ともなれば日本有数の恵まれたアプローチがありそうなものですが、現時点でも結構アクセスが厳しい。時刻表はよく確認していったつもりだったのですが、帰りのバス12:30便はお盆まで運行で既に無し。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・白山登山のメインルートである砂防新道や室堂周辺はこれでもかというくらいに整備された観光歩道で安全。多数の登山者で混みあっています。水道の蛇口を捻ると衛生的で美味しい水がじゃぶじゃぶ出る登山道。 ・南竜山荘〜室堂の各ルートは整備されていますがぐっと人は少なく、展望歩道は藪がうるさいくらいでした。 ・別山へは快適な稜線歩きです。 ・下山には別山市ノ瀬道（チブリ尾根）を利用しましたが、よく言えば自然の魅力に溢れた、本音を言えば上から下まで絶妙に歩きづらい道である意味感心しました。 難しさも危険も少ない一般ルートですが、上層はゴロ石、中層は滑る草、下層は沢水と骨が折れます。 |
| その他周辺情報 | ・市ノ瀬の永井旅館で日帰り入浴可。素晴らしい温泉です。 ・元々は、12:30発のバスで道の駅瀬女で途中下車し、比��(ひめ)の湯に寄って13:30発のバスに乗りなおすつもりでした。評判の良いスーパー銭湯だと聞いたもので……（12:30のバスが無くて諦めた） |
写真
バスの乗客は8割ほど、1日1本しかないので逃せません。現在は別当出合まで直接乗り入れのバスはありません。
途中、道の駅しらやまさんでの休憩を挟みつつ市ノ瀬着。窓口で切符を買ってシャトルバスに乗り継ぎです。
観光新道は整備のため通行止め。観光新道で登山して、白山を周回してからエコーラインで南竜に降りる、みたいな計画を考えていたのですが、どっちも通行止めで計画を見直しました。
8/23 9:20
観光新道は整備のため通行止め。観光新道で登山して、白山を周回してからエコーラインで南竜に降りる、みたいな計画を考えていたのですが、どっちも通行止めで計画を見直しました。
高山植物の聖地です。外来植物を持ち込まないようにゴシゴシするマットがあります。
別当観という地点（1,750m）ここから眺望が広くなってきます。
甚之助避難小屋まで来ました。どこまで登ってもきれいな水がじゃぶじゃぶです。いつもの習慣で3リッター背負ってますがただのウェイトでしかありません。
8/23 11:04
甚之助避難小屋まで来ました。どこまで登ってもきれいな水がじゃぶじゃぶです。いつもの習慣で3リッター背負ってますがただのウェイトでしかありません。
水がじゃぶじゃぶと言うことは砂防工事の歴史もたくさんということですね。
人でごった返す室堂ルートを外れて一旦南竜ヶ馬場を目指します。美しい草原ですね。
ハクサン……と思わず言いそうになりますがニッコウです。今年大雪の影響で花が遅いとのこと、お盆過ぎなのにお花畑がきれいでありがたいです。
8/23 11:44
ハクサン……と思わず言いそうになりますがニッコウです。今年大雪の影響で花が遅いとのこと、お盆過ぎなのにお花畑がきれいでありがたいです。
お札が無かったので売店で崩しました。南竜Tシャツかっこいいですね。
テントに荷を置いて登山を再開します。予定を変更して最短のトンビ岩コースから。
この山上に広々した公園がある感じ、まるで室堂みたいですね（室堂だよ）。目の前の御前峰を仰ぎ見ま……おお白い山。
そのまま御池めぐりに進みます。わんさと居た人々はほとんどがピストンで引き返し、急に静かになりました。
火山らしい風景です。今月登った北海道の山々のような圧倒的荒涼感は無く、どこか優しい表情に感じます。
岩々しい道だなあ（と思ったら道間違って登ってましたすみません）。
巨大だー。なんかプールみたいなものまで見えるんですけど？さすがに天水用ですよね？
順序が後先ですがお参りしていきます。まるで高尾山か筑波山かというような人々の雰囲気（言い過ぎ）です。
アルプス展望台……なるほどこれがアルプススタンドのはしの方ってやつか（違う）。アルプスは霞んでいて見えませんが。
テントに転がり込んで一息つこうとしたら、プシュゥゥーーーという音とともにマットがぺしゃんこに。うわあああああーーー（泣）。大して使ってないのに剥離で駄目になるマット、なぜなのか。。
2
8/23 17:53
テントに転がり込んで一息つこうとしたら、プシュゥゥーーーという音とともにマットがぺしゃんこに。うわあああああーーー（泣）。大して使ってないのに剥離で駄目になるマット、なぜなのか。。
マット無しでも寝られる快適サイトでぐっすり眠って朝です。ピカピカな水洗トイレがありきれいな水がじゃぶじゃぶ出るテント場を出発します。
2
8/24 5:00
マット無しでも寝られる快適サイトでぐっすり眠って朝です。ピカピカな水洗トイレがありきれいな水がじゃぶじゃぶ出るテント場を出発します。
もやっているけど昨日よるは何か見えてきた。方角的に乗鞍あたりかな？
ものすごく水分が多くて、すごい勢いで雲が立ち上っていきます。ここもじき白い山となるでしょう、今のうちに振り返って白山を撮っておきましょう。
2
8/24 7:30
ものすごく水分が多くて、すごい勢いで雲が立ち上っていきます。ここもじき白い山となるでしょう、今のうちに振り返って白山を撮っておきましょう。
かろうじて、あそこに見えるのは三霊山その2かな（何が1、2なんだと言うと石川の人は怒るだろうか）。
さて、降りますか。遠いなー！日本海へ向かって降りて行く光景がどことなく早月尾根を彷彿とさせますね。さすがにあれほどは遠くないか。。
8/24 8:20
さて、降りますか。遠いなー！日本海へ向かって降りて行く光景がどことなく早月尾根を彷彿とさせますね。さすがにあれほどは遠くないか。。
景色は良いけど上から下まで漏れなく抜かりなくやたら歩きづらいです、この尾根。
何とか昼前に市ノ瀬に戻ってきました。到着10分くらいのラストどこかでサングラスを落としてしまいショックが隠せぬ。
サングラスを探しに行くか諦めるか迷いつつ12:30のバスが来ないなーと待っていたら先週までで終わりでした。1時間の間隔を利用して途中下車で評判のスーパー銭湯に行くのを楽しみにしていたのでまたショックを受ける。切り替えて目の前の永井旅館で日帰り入浴にします。すごく良いお湯でした、素晴らしかったです。
8/24 13:13
サングラスを探しに行くか諦めるか迷いつつ12:30のバスが来ないなーと待っていたら先週までで終わりでした。1時間の間隔を利用して途中下車で評判のスーパー銭湯に行くのを楽しみにしていたのでまたショックを受ける。
切り替えて目の前の永井旅館で日帰り入浴にします。すごく良いお湯でした、素晴らしかったです。
切り替えて目の前の永井旅館で日帰り入浴にします。すごく良いお湯でした、素晴らしかったです。
人生初めて来た街なのでひたすら散歩している。結局クソ暑い中12、3kmほどほっつき歩きました。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
|---|
感想
霊峰白山に登りました。
白山……それはこの国を代表する名峰のひとつでありながら、関東民からはどうにも行きづらい山のひとつだとも思います。私もどうにも白山には縁が無く、過去気合を入れて行こうとするたびに台風やら仕事やらで予定が飛んで、今回が初訪問です。
話に聞く通り、独立峰に近い開放的な高原と天上のお花畑の広がる名山でありました。ハクサンフウロ、ハクサンイチゲ、同チドリ、同コザクラ、etc……ハクサンオブハクサンの本拠地ですが、昔の人が花にハクサンと名付けたくなる気持ちもよくわかりました。
そしてやはり実に独特な雰囲気の山だと思いました。客層も独特。男体山とか、岩木山とか、もっと言えば筑波山とか大山とか……本格登山とも観光地とも違う、なんとも独特な空気感。メインルートは前にも人、後ろも人、右を見ても左を見ても人、人人人。すごい人気の山でした。一方で、そこは2,700mの本格的な高山でもあり、一歩メインルートを外れると修行感あふれる表情もあります。
たぶん余所の人間が富士山やアルプスと比べて云々というような場所じゃないんだろうな。それこそ北陸の人にとっての土地神であり、富士山なんだろうな。そんなことを思いました。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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