火打山


- GPS
- 14:18
- 距離
- 21.6km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:03
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
今回の登山は実は焼山までのルートを見ておきたかったんです。
近くに見えるがCTで5時間かかる。
高谷池ヒュッテからだと7時間近くかかる。
俺の体力では、やはり泊岩にご厄介になるしかなさそう。
感想
大人気ルートの火打山妙高山に行ってきました。
健脚な人なら日帰りも可能なルートなんですが、老人にはさすがにきつい。
と言うわけで、新調したテントの初貼りを兼ねて行ってきました。
まず狙うのは妙高山。
しかし黒沢ヒュッテに着いた頃から天気は急変。
朝は昨日の雨で、天気晴朗なれど足元グチャグチャ状態だったのですが、雨で更に足元が悪くなり、雷も鳴り出したので、安全をとって撤退しました。
携帯は圏外なので、雲の動きや今後の天候は全くわからず、仕方なく泊まり先の高谷池ヒュッテに向かいました。
ヒュッテの人から、明日の天気は期待できるとの情報で、それを信じて持参した焼酎飲んでさっさと寝ます。
今までキャンプ用テントだったので、山岳テントはやはり狭く感じます。
まあ快適性を求めるものでは無いため、雨風を凌いでくれるだけでありがたいです。
シュラフも40年以上前のものを持って行ったんですが、結構寒かった。
濡れて身体が冷えたのもあるし、何より化繊シュラフなので嵩張る。
これもアップデートしなければ。
マットも雨を考えてザックに強引に入れて背負って行ったのですが、マットとシュラフだけでザック容量の半分以上とってしまうという。
本格的に道具類はアップデートしないとロングの縦走には耐えられないことがわかりました。
夕飯はスパゲッティ。
昨今はアルファ米を使った色々なリゾットなどが主流のようですが、自分の時代は飯盒炊爨が主流。
カレーやサンマの蒲焼缶がご馳走でした。
ペミカンなんかももう誰も食わないんですね。
と言うわけで、自分もアップデートして飯盒からメスティンに変更。
ガソリンストーブからガスに変更しました。
当時は浄水器も無かったので、沸かして布巾で漉していたんですが、ソーヤーとか便利ですねえ。
直火焚き火、残りは捨てるなんてことは当たり前で、今とモラルは全く違っていましたね。
と言うわけで、スパゲッティを茹でたお湯も捨ててはいけない。
なので飲むしかないんですが、そのままだとつらいですよね。
そう言う時はポタージュスープにしてしまうと飲めますし、なんならそのままスープスパゲッティとしても食えます。
朝は律儀に生米を研がずに炊きます。
無洗米じゃなくても山男はそんなの気にしてはいけないのです。(そもそも当時は無洗米なんて無かったし)
研げないならそのまま食うしか無いわけで、今のお米はそもそもほとんど糠の臭いなんかしないので、十分食えます。
味噌汁とサラミソーセージで1合飯をかっこみます。
火打山までのルートは比較的簡単で、初心者さんでも十分アタックできます。
山頂は天気が良ければ360°の大絶景。
次から次へ多くの人が登って来ました。
快晴ではあるものの、遠くに雲はあり、残念ながら富士山は拝めず。
自分的には槍が見えたのでよしとします。
焼山までの北側には雪も残っており、厳しい自然環境が伺えます。
さて下山は特に難しいところもないのですが、自分的には木道の歩幅と自分の歩幅が合わなくてストレスでした。
今回は焼山までのルート視察を兼ねての登山だったのですが、このルートは長すぎて自分には合わなそうです。
破線ルートになりますが、南側のルートの方が良さそうと思いました。
さて、今後に向けてギアを色々アップデートしましょうかね。
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