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Yamareco

記録ID: 8633995
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山 たおやかな稜線は彼方まで

2025年08月30日(土) 〜 2025年09月01日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山形県 福島県 新潟県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
20:18
距離
30.6km
登り
2,548m
下り
2,538m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:02
休憩
0:17
合計
6:19
距離 8.3km 登り 1,382m 下り 235m
5:51
28
6:19
6:24
48
7:12
7:14
8
7:22
75
8:37
53
9:30
29
9:59
22
10:21
10:22
47
11:09
11:18
50
12:10
2日目
山行
6:25
休憩
1:53
合計
8:18
距離 13.8km 登り 917m 下り 916m
6:01
32
6:33
6:36
15
6:51
6:52
8
7:00
7:01
18
7:19
32
7:51
13
8:04
8:09
18
8:27
8:30
15
8:45
8:47
10
8:57
12
9:09
9
9:18
13
9:31
17
9:48
9:59
16
10:15
13
10:28
10:52
14
11:06
11:07
16
11:23
11:44
13
11:57
12:24
5
12:29
22
12:51
23
13:14
13:15
3
13:18
20
13:38
13:51
28
14:19
3日目
山行
4:42
休憩
0:38
合計
5:20
距離 8.5km 登り 249m 下り 1,387m
5:27
6
6:20
6:21
41
7:02
7:04
29
7:33
7:34
27
8:01
8:21
21
8:42
43
9:25
4
9:29
47
10:16
10:28
17
10:45
10:47
0
10:47
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
コース状況/
危険箇所等
●ツアーのお客様がハチ被害に遭いました。
●本山から御西岳への登山道上、コースを横切るように顕著な獣道があります。ここ数日、御西岳周辺でツキノワグマが確認されているため、注意。

参考:飯豊朝日連峰の登山者情報サイト
https://www.ic-net.or.jp/home/iide/
【山行1日目】
大日杉小屋のある中津川登山口からスタート。
【山行1日目】
大日杉小屋のある中津川登山口からスタート。
ツリフネソウ(釣船草)
ツリフネソウ(釣船草)
序盤から「ザンゲ坂」の試練。
1
序盤から「ザンゲ坂」の試練。
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
ハチ被害の現場です。
先行した4名が刺されました。
後続は山側のヤブを漕いで通過しました。
ハチ被害の現場です。
先行した4名が刺されました。
後続は山側のヤブを漕いで通過しました。
地蔵岳山頂の三角点。
地蔵岳山頂の三角点。
ミヤマママコナ(深山飯子菜)
今回はこの花が最盛期でしたね。
ミヤマママコナ(深山飯子菜)
今回はこの花が最盛期でしたね。
エゾシオガマ(蝦夷塩釜)かな?
エゾシオガマ(蝦夷塩釜)かな?
タチコゴメグサ(立小米草)
先日の裏銀座でも花のピークやった〜
1
タチコゴメグサ(立小米草)
先日の裏銀座でも花のピークやった〜
ウメバチソウ(梅鉢草)は存在感バッチリ。
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ウメバチソウ(梅鉢草)は存在感バッチリ。
目洗清水の先、植生はダケカンバの森に変遷していきます。
目洗清水の先、植生はダケカンバの森に変遷していきます。
夏道コースの水場。
流れる水は、甘くて美味しかった!
夏道コースの水場。
流れる水は、甘くて美味しかった!
イワショウブ(岩菖蒲)
イワショウブ(岩菖蒲)
縦走路に合流し、宿泊する切合小屋(きりあわせこや)に到着!
青空になってきました〜
縦走路に合流し、宿泊する切合小屋(きりあわせこや)に到着!
青空になってきました〜
小屋前の水場。
浴槽内には、テヲイレルベカラズ。
小屋前の水場。
浴槽内には、テヲイレルベカラズ。
夕食のカレー。
小屋番の長谷川さん、優しさと気遣いにあふれる方でした。
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夕食のカレー。
小屋番の長谷川さん、優しさと気遣いにあふれる方でした。
お替わりは1回までオーケー。
モチロン頂きましたよ。
1
お替わりは1回までオーケー。
モチロン頂きましたよ。
【山行2日目】
さて、2日目はいよいよ山頂を目指します。
ガスがあったおかげで、朝方は暑さに負けず快適に歩けました。
【山行2日目】
さて、2日目はいよいよ山頂を目指します。
ガスがあったおかげで、朝方は暑さに負けず快適に歩けました。
マツムシソウ(松虫草)
もう山は秋だね〜
マツムシソウ(松虫草)
もう山は秋だね〜
稜線上は緑豊か。
爽やかすぎる朝の風景です…
1
稜線上は緑豊か。
爽やかすぎる朝の風景です…
ハクサンボウフウ(白山防風)
ハクサンボウフウ(白山防風)
ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
ヨツバシオガマ(四葉塩釜)
モミジカラマツ(紅葉唐松)
モミジカラマツ(紅葉唐松)
お?
イワカガミ(岩鏡)がまだ残っていたとは!
お?
イワカガミ(岩鏡)がまだ残っていたとは!
姥権現への下り。
稜線上には一部岩稜帯もあります。
姥権現への下り。
稜線上には一部岩稜帯もあります。
ウスユキソウ(薄雪草)
乾いてるけど、まだ元気。
ウスユキソウ(薄雪草)
乾いてるけど、まだ元気。
ガスが山に戯れてますね、絶景!
ガスが山に戯れてますね、絶景!
姥権現には真っ赤にオメカシしたお地蔵様
姥権現には真っ赤にオメカシしたお地蔵様
ハクサンイチゲ(白山一花)もひと株だけ見つけました!
ハクサンイチゲ(白山一花)もひと株だけ見つけました!
ハナイカリ(花碇)
これはお初でした。
ハナイカリ(花碇)
これはお初でした。
岩稜帯、岩は乾いているので安心して進行。
岩稜帯、岩は乾いているので安心して進行。
岩場を振り返って。
四国の石鎚山みたいだね。
岩場を振り返って。
四国の石鎚山みたいだね。
コゴメグサ(小米草)
赤紫の配色具合が可愛すぎる…
コゴメグサ(小米草)
赤紫の配色具合が可愛すぎる…
ミツバベンケイソウ(三葉弁慶草)
かと思われる…
ミツバベンケイソウ(三葉弁慶草)
かと思われる…
本山小屋までは御前坂をひと登り。
本山小屋までは御前坂をひと登り。
縦走路を振り返ります。
ゆったりとした稜線で、山の大きさを感じます。
縦走路を振り返ります。
ゆったりとした稜線で、山の大きさを感じます。
本山小屋!
山頂と御西岳を往復してまた戻ってきます。
本山小屋!
山頂と御西岳を往復してまた戻ってきます。
一旦山頂へ達したところで、お一人を小屋まで下ろし、本隊に合流すべく追いかけます。
途中の雪渓からは涼しい風が…ありがて〜
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一旦山頂へ達したところで、お一人を小屋まで下ろし、本隊に合流すべく追いかけます。
途中の雪渓からは涼しい風が…ありがて〜
美しいとは、こういう景色を指すのでしょう…
美しいとは、こういう景色を指すのでしょう…
コバイケイソウ、しっかり実を結んでいますね、
コバイケイソウ、しっかり実を結んでいますね、
さすが豪雪地帯、標高2000メートル以下でもこれだけ雪が残っているとは。
さすが豪雪地帯、標高2000メートル以下でもこれだけ雪が残っているとは。
何とか本隊に追いつきました!
御西岳はさらにゆったりとした高原の様。
何とか本隊に追いつきました!
御西岳はさらにゆったりとした高原の様。
追いついたところを撮ってもらいました!
あちー
追いついたところを撮ってもらいました!
あちー
登山道を少し外れたところに、ひっそりと山頂部がありました。更に少し進んだところに三角点ありです。
登山道を少し外れたところに、ひっそりと山頂部がありました。更に少し進んだところに三角点ありです。
イタドリ(虎杖)
イタドリ(虎杖)
徐々に青空になってきました。
もう一度山頂を踏めるので、これは展望に期待!
徐々に青空になってきました。
もう一度山頂を踏めるので、これは展望に期待!
いいタイミングで晴天に。
しかし日差しが強烈だね〜
1
いいタイミングで晴天に。
しかし日差しが強烈だね〜
見て!主稜線でこのゆったり感。
これが飯豊連峰か…縦走したいなぁ。
見て!主稜線でこのゆったり感。
これが飯豊連峰か…縦走したいなぁ。
最高のタイミングで夏空が戻って参りました!
最高のタイミングで夏空が戻って参りました!
皆さんもテンション上がってます(笑)
皆さんもテンション上がってます(笑)
飯豊山登頂!
2105m、ここが飯豊山のいわゆる本峰となってます。
飯豊山登頂!
2105m、ここが飯豊山のいわゆる本峰となってます。
ガスが晴れそうだったので、皆でしばし休憩。
北側の宝珠山への稜線が美しかったです。
ガスが晴れそうだったので、皆でしばし休憩。
北側の宝珠山への稜線が美しかったです。
もう1枚!
全員で登頂出来て本当に良かったです。
もう1枚!
全員で登頂出来て本当に良かったです。
本山小屋に戻って休憩していると…
石垣のすき間からオコジョが顔を出してくれました。
本山小屋に戻って休憩していると…
石垣のすき間からオコジョが顔を出してくれました。
可愛い姿してるけどさ、肉食獣なのでけっこう獰猛なんですぜ。
可愛い姿してるけどさ、肉食獣なのでけっこう獰猛なんですぜ。
『獰猛な妖精』にギャップ萌え(笑)
たくさん癒されました♪
『獰猛な妖精』にギャップ萌え(笑)
たくさん癒されました♪
さて、目的も達成できたので全員で切合小屋に戻りますよ。
余裕ある行程はツアーの魅力ですね。
1
さて、目的も達成できたので全員で切合小屋に戻りますよ。
余裕ある行程はツアーの魅力ですね。
ツアー会社からモバイルを渡されているので、山行中も色々と仕事があるんですよね〜(笑)
ツアー会社からモバイルを渡されているので、山行中も色々と仕事があるんですよね〜(笑)
唯一の岩稜帯でしたが、なかなか楽しかったですね。
唯一の岩稜帯でしたが、なかなか楽しかったですね。
ミヤマリンドウ(深山竜胆)
午後になって、一気に花が開きました。
ミヤマリンドウ(深山竜胆)
午後になって、一気に花が開きました。
今なら言える!
「飯豊はいいで〜」
今なら言える!
「飯豊はいいで〜」
夕食のカレ〜
何杯食べても飽きの来ない美味しさ♪
夕食のカレ〜
何杯食べても飽きの来ない美味しさ♪
小屋裏手のテント場からは落日が見られました。
小屋裏手のテント場からは落日が見られました。
夕焼けブラザーズ。
夕焼けブラザーズ。
良き一日でした…
良き一日でした…
【山行3日目】
さて、本日は下山します。
朝焼け空に浮かぶは「鳩サブレ―」?
1
【山行3日目】
さて、本日は下山します。
朝焼け空に浮かぶは「鳩サブレ―」?
ご来光を望みながら準備体操。
カラダが目覚めるね〜
ご来光を望みながら準備体操。
カラダが目覚めるね〜
前日行った御西岳方面。
雪渓、やっぱり大きかったですね。
前日行った御西岳方面。
雪渓、やっぱり大きかったですね。
最終日も好天!
張り切って下山しましょう。
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最終日も好天!
張り切って下山しましょう。
眼下には低めの雲海が広がっていました。
眼下には低めの雲海が広がっていました。
また来るよ、飯豊山。
また来るよ、飯豊山。
イワショウブも可愛すぎる…
イワショウブも可愛すぎる…
復路も同じ道で。
復路も同じ道で。
ナナカマドも徐々に秋支度。
ナナカマドも徐々に秋支度。
飯豊山、本当に緑が豊かです。
飯豊山、本当に緑が豊かです。
ダケカンバの森。
ダケカンバの森。
いよいよ稜線が見える最後のポイント。
じゃあね〜
いよいよ稜線が見える最後のポイント。
じゃあね〜
さて、行きで被害のあったハチの巣ポイント(ピンクテープ下)。
私が先行してう回路を確認、その後ツアーを率いて無事に通過できました。
これはう回路入口にとりあえず立てておいた、落とし物の軍手。
さて、行きで被害のあったハチの巣ポイント(ピンクテープ下)。
私が先行してう回路を確認、その後ツアーを率いて無事に通過できました。
これはう回路入口にとりあえず立てておいた、落とし物の軍手。
下りザンゲ、慎重に!
下りザンゲ、慎重に!
立ち枯れした木のムコウ。
立ち枯れした木のムコウ。
大日杉小屋に到着しました!
小屋の管理人さんとハチ情報についても情報交換。
早急な対策を期待します。
大日杉小屋に到着しました!
小屋の管理人さんとハチ情報についても情報交換。
早急な対策を期待します。
白川荘に帰着後は入浴、そしてお食事。
ヤマメ天丼、最高でした〜
4
白川荘に帰着後は入浴、そしてお食事。
ヤマメ天丼、最高でした〜

感想

ツアー山行のレポートです。
今回は飯豊山(本山)へ、中津川登山口から。

ツアー初日は東京を昼発で、米沢駅から宿泊地の白川荘まで。
下流に白川ダムを有する白川湖のほとりにある、良い宿でした。
山行前日に麓の宿でゆっくりできるのも、ツアーの魅力ですね。

翌朝は宿のバスで登山道まで送っていただき、中津川登山口からスタート。
序盤のザンゲ坂を登りホッとしたのも束の間…なんと地中にあったハチの巣を刺激してしまったたらしく、お客様が刺される被害!
応急処置をして、歩行に問題は無かったため、そのままツアー継続。

地蔵岳への急登をこなし、予定通り切合小屋に到着。
聞けば前日にも同じ場所でハチの被害があったと分かりました。

切合小屋は本来は避難小屋ですが、夏の登山シーズンのみ管理人さんが常駐して食事の提供をしてくれるありがたい小屋!
小屋番さんは優しく温かい方で、まるまる2日間、快適に過ごさせてもらいました。

ツアー3日目はいよいよ稜線を進み、飯豊山頂へ!
朝方はガスの多い時間帯もありましたが、気温は低くなく、樹林もないため、むしろガスの中を涼しく歩くことが出来ました…
最初の登頂を果し、今回は御西岳まで足を運びます。
なだらかな稜線に、高山植物が風に揺れ、大きく残る雪渓からはヒンヤリした風…
山の上の別天地とも言える、贅沢な稜線歩きの時間でした。

夕方には、西の空の落日も見られ、皆さん大満足!
私も久々に、心が温かく満たされた山時間でした。

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