奥剱 日本の秘境池ノ平


- GPS
- 22:10
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 3,135m
- 下り
- 3,131m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 3:06
- 合計
- 11:20
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 10:50
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢駅有料駐車場に駐車。(¥1000/12h) |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆黒部ダム〜内臓助出合 黒部ダム駅でバスを下りて室堂へ向かう方々を横目に「日電歩道・内蔵助谷方面」の看板に従って進みます。 黒部ダム下まで一気に下り、黒部川に沿って歩きます。雄大な黒部峡谷の雰囲気を肌で感じる事が出来ます。 ☆内蔵助出合〜内蔵助平 急登が始まります。アップダウンも多く、ザレて滑り易い箇所もあります。 陽射しがキツく、体力を消耗するパートでした。 ☆内蔵助平〜ハシゴ谷乗越 序盤は岩がゴロゴロした道を延々と進み、急登が始まります。 ハシゴ谷乗越に着くと、聳え立つ後立山連峰が良く見えます。 展望台への道は藪漕ぎで大変でしたが、迫力ある剱岳の景観は必見です。 ☆ハシゴ谷乗越〜二股 ハシゴ谷乗越からは一気に標高を下げ、剱沢まで下ります。 剱沢に下ると橋を渡り対岸へ。へツリの迫力あるトラバース箇所もありますが、鎖が整備されており通行には支障ありません。 ☆二股〜北俣経由池ノ平小屋 バリエーションルートですが、池ノ平小屋のインスタにて頻繁にルート状況が更新されています。 自身は登りで利用し、滑り止めを持って行きましたが、使用せずに済みました。 最後は雪渓を離脱し、急な尾根を登り、平ノ池経由で池ノ平山に到着します。 ☆池ノ平小屋〜池平山 池平山までは小屋からの標高差が500m以上あります。ザレて滑り易い箇所もあるので特に下りは慎重に。頂上からの眺望は秀悦です。 ☆池ノ平山〜仙人池〜二股 よく整備されており歩き易い登山道です。 奥剱ならではの雄大な景色を楽しむことが出来ます。 |
その他周辺情報 | そのまま帰宅 |
予約できる山小屋 |
仙人池ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
|
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共同装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
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感想
ずっと憧れていた奥剱山行を実行する時が来ました!
扇沢駅7:30始発の電気バスで黒部ダムへ。皆さんが室堂方面へ行く中、私だけ日電歩道・内蔵助谷方面へ!
いきなり一気に下りダム下へ。ここからは下ノ廊下。黒部峡谷の雰囲気を楽しみながら内蔵助谷出合へ。ここから急登が始まります。この日は都心や名古屋で40℃予報。強烈な陽射しが容赦なく照り付け、発汗により体力が奪われます!
ナイトハイクの時とは比較にならない程のパフォーマンスの低下。CT11h楽勝なんて言ってすみません!
本当に着くのか?!と心配になり始めました。9:53内蔵助平に到着。ここからハシゴ谷乗越まで猛烈な急登。その先にある展望台に折角なので行こうと向かったら強烈な藪漕ぎ。どっちが熊か分からない状況に。タイツに穴が空いてしまいましたが、引き換えに圧巻の剱岳の景色を目の当たりにすることが出来ました。
ハシゴ谷乗越から剱沢までは容赦ない下り。梯子の連続で疲労が蓄積されます。
剱沢に着くと頭から水を被りました。二股からはバリエーションルートの北股ルートに進みます。三ノ窓氷河を横目にピンクテープに従って進み、北股の雪渓に乗りました。池ノ平小屋の方の整備・情報発信の頻度に頭が下がります。雪渓を逸れ、平ノ池まで容赦ない急登を登り切ると、メルヘンチックな池ノ平に到着しました。
15:34小屋で受付を済ませてカップラーメンをいただきます!
時折ガスが出るものの上部は晴れて位相だったので、池平山まで夕焼け鑑賞に!
16:39小屋を出て、標高差500m超を58分で登り、憧れの池平山へ。富山県側は雲海と中層雲が良い感じに山に絡み、日没時には太陽が沈む方角の雲が良い感じに消えていき、素晴らしいアーベントロートを見せてくれました。
下りは36分で池ノ平小屋に到着。夕陽を撮りに行った人がいると小屋で話題になっていて写真を見させていただくと、凄い!と喜んでいただけました。
満室だったので、窮屈かなと考えていましたが、全然そんなことは無く、アットホームで皆さん玄人のベテランの方ばかりでお話が本当に有意義でした。お風呂にも入れて頂きサッパリ!!話し足りないですが20時消灯。翌日のモルゲンに備えました。
翌日は池平山頂上で朝焼け撮影の為、3:35小屋を出発。
4:45に頂上に到着。雲の無い素敵な朝。日の出まで時間があるので、お弁当のいなり寿司を頂きました!これが最高に美味しかったです。
朝陽は五竜岳の頂上から顔を出し、剱岳北方稜線を見事に染め上げました。後立山連峰の稜線からこぼれる斜光の筋が伸び、印象的な風景でした。
5:42頂上をあとに小屋に戻ります。
小屋に着くと、平ノ池のリフレクションが気になり、下りて見る事に。これが大正解!まだ池には陽が射していませんでしたが、反って陰影が美しく、日本離れした美しい景観を写真に収める事が出来ました。
7:13池平小屋を出発!帰路は仙人新道を進みます。
途中、仙人池にも立ち寄り、見事なリフレクションの剱岳を撮影する事が出来ました。
仙人新道をひたすら下り、8:45二股に到着。この辺りから強烈な暑さとの闘いが始まります!当初、行ったことのない剱沢を詰めて室堂までと考えていましたが、陰りそうにない陽射しで容赦なく体力が削がれていくので、黒部ダム下山に変更を決意。
ハシゴ谷乗越までの梯子の急登はまさに拷問!兎に角暑さとの闘いでした!
内蔵助平を経て内蔵助谷に抜けるまでの道のりも繰り返されるアップダウンに体力が持って行かれます!
行動食と水分の補給はまめに行い、兎に角バテないように歩きました。
13:04内蔵助谷出合で黒部川と合流。最後の黒部ダムまでの200mの登りはきつかったですが、達成感に満ちた素敵な気分になれました。
憧れの奥剱。もっと早く来れば良かったと心底思う素敵な山旅でした。
次は時期を変えて来たいと思います。
2025.8.30-31
北アルプス・池平山
D+3263m
コメント
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お疲れ様でした
ナイトハイカーはお日様に弱いですねw
裏剱噂に聞いていますがこりゃ凄い
池の平山は北方稜線の起点みたいなイメージでしたがここでのんびり二泊してみたいです
私もいつか行ってみたいです
まだまだ暑いですが写真から秋の気配がしますね
いよいよシーズンイン、安全登山で楽しみましょう
ありがとうございます!
もう熱中症寸前でした!
最低でも11時前には下山しておかないと命に係わるレベルです!
池ノ平の連泊はおすすめですね!!仙人池も近いですし!
安全登山で楽しみましょう!!
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