飯豊山 本社ノ沢右俣(途中撤退)


- GPS
- 10:53
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 2,476m
- 下り
- 2,481m
コースタイム
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 10:52
07:45 蔵岳(1539M)、地蔵沢を下り出会いの尾根を高巻き
09:13 本社ノ沢へ下りる
11:00 沢上部の雪切れしたところで時間切れとなり撤退、滑走開始
12:00 往路と同じスノーブリッジで渡渉、目の前の尾根を登る
13:45 地蔵岳
15:30 大日杉登山口
天候 | 晴れ後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日杉〜標高1300M付近まで夏道 地蔵沢は落ち口まで雪はつながっていた 地蔵沢出合いスノーブリッジあるが、本社ノ沢へは向かいの尾根の高巻きが必要 本社ノ沢中は小さなブロックが多数落ちていた |
その他周辺情報 | 比較的近くに釣り堀があり自販機があった 喜多方の道の駅に温泉施設あり車中泊に使える |
写真
感想
04:45 大日杉登山口(612M)より出発。が、登山道がわからず赤テープに惑わされ別方向に登ってしまう。GPSで気付いて小沢を渡り正しい登山道に戻る。約30分のロス。ザンケ坂はほぼ夏道となっており背負った板が木に引っかかりとても邪魔。
05:40 鎖場で尾根へ上がる。尾根上もしばらく雪は無く、久しぶりの山とあって重い荷がこたえる。新緑が綺麗なのが救い。標高1300Mくらいから雪が繋がるが斜度が急なので板は背負ったまま進む。ニセ地蔵岳を巻きようやくシール歩行開始。とても快適。
07:45 展望もよくるんるんで地蔵岳(1539M)まで登り上げる。眼前には主峰、飯豊山が抜群の存在感。ここから一旦シールのまま沢を400Mほど下る。地蔵沢は落ち口まで雪が繋がっていた。再び板を担いで本流を少し上流に登りスノーブリッジを渡る。例年ならもっと下で楽に渡れるようだが今年は本流の雪が完全に無くなっており尾根を高巻きする。雪のついた急斜面をダブルアックスとキックステップで這い上がる。トラバースがいやらしいので150Mほど登る。
09:13 沢床が雪で埋まっているのを確認してスキーで沢まで降りる。沢中のシール歩行は快適だが小さなブロックが左右から落ちてきていて怖い。体力的にもつらくなりなかなか進まず時間だけが過ぎていく。あとから調べると途中から東尾根に上がるべきだったようだ。
11:00 この沢ルートだと小屋まででも雪壁をダブルアックスで1時間以上かかりそうなので上部で雪切れしたところ(1720M)でタイムアップ。ヘッドカメラをセットして滑走準備。苦しい登りもスキーなら一気。ものの5分ほどで高巻きポイントまで滑走。帰りはできるだけ小さく尾根を越える。少し下に熊がいてビビる。こっちに来ないでくださいね。
12:00 往路と同じスノーブリッジで渡渉。目の前の尾根をアイゼンのまま登ることにする。熊もこちらの右岸側に移ってきたようで川沿いで餌を探している様子。怖い怖い。かなりバテバテだが後方の飯豊山の眺めで息を整えながらなんとかコル右手の稜線まで登る。天気は予想通り下り気味で強風が吹いていた。
13:45 地蔵岳までヒイコラ登り返す。板を履けば元気100倍。楽しく尾根をすべる。こんな時間に後続のスキーパーティとすれ違ったがどこかでビバークするのだろうか。まだ滑れそうだったが標高1300Mくらいでスキーを担いで歩く。下りは楽だが、兼用靴ではペースが上がらない。途中の湧き水でカラカラの喉を潤す。
15:30 大日杉登山口に戻る。河原でブーツや板を洗い道具を撤収。
飯豊本山スキーは地蔵岳の山越えをしないといけないのでひたすら体力勝負。今回は更に高巻きが加わり、事前の下調べ不足とルートファインディングミスで辛いルートを選んでしまった。
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