飯縄山〜瑪瑙山(戸隠キャンプ場テン泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 948m
- 下り
- 887m
コースタイム
天候 | 5/4 戸隠五社散策 朝方&夜に雨がパラつくも日中は晴天、強風ぎみ 5/5 飯縄山登山 昨日に負けずおとらずの晴天、強風と微風が交互 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
※ネットでは3日間有効と書いてあったがチケットには5日間有効と書いてあってよくわからんので使用時は要確認(フリーきっぷのみなら2,600円、5日間有効) 参考に正規料金を以下に記す (新宿23:35発〜長野5:08着4,800円、長野18:00発〜新宿22:47着4,400円、 長野ー戸隠高原キャンプ場1,450円×往復、戸隠高原キャンプ場―飯縄登山口720円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
*飯縄登山口バス停〜飯縄山 初級レベルの登りやすい登山道。 途中から大展望になるため足が遅くなるかも? 水場が2箇所あり上は「富士見の水場」と名前が付いてるが 下の方は何も書いてなかったので、まさか水場じゃない…?(飲んじゃったよ) 一箇所鎖場がありますが鎖場とは言えないレベル。 山頂に至るまで十三の石仏が点在するが、見逃すとくやしいので気をつけて! ちなみにここの飯綱大権現は、東京の高尾山薬王院の御本尊だそうです。 *飯縄山〜瑪瑙山 展望が素晴らしいが、遅くまで雪が残るルートのようで(たぶん)、 土が湿ってぐちゃぐちゃで滑りやすかったけど、初級レベルの歩きやすい登山道。 *瑪瑙山〜イースタンキャンプ場(戸隠キャンプ場) 越水ゲレンデ駐車場→の標識に従って大展望のスキーゲレンデを下り、 イースタンキャンプ場→の標識に従い右の分岐に入る。 途中で越水ゲレンデ駐車場への分岐がまた現れます。 正直言って、もんのすごく歩きやすい楽チンな道。 山と高原地図では下り一時間半とありますが、一時間で下れます。 地図を見ると確かに等高線の間隔が広くて緩やかです。 途中まで一直線の少し急な下りですが、石が少なく柔らかい土や落ち葉の、 足に優しい道が延々と続きます。 |
その他周辺情報 | 戸隠キャンプ場:1〜2人用持ち込みテントで1,500円(繁忙期料金) この時期はあちこちに水芭蕉がキレイ 戸隠キャンプ場は展望が素晴らしく、キャンプ場内にも水芭蕉、二輪草などが咲くが 一番戸隠山の展望が良いのは予約優先の区画サイトです すぐ目の前のイースタンキャンプ場は比較的空いていて、芝生が気持ち良さそう 戸隠高原はあまり観光地観光地してなくて良いが、店が少ない 遊歩道がたくさんあって全部歩きたくなるがかなり厳しい 車の交通量が比較的多いので気をつけて |
写真
感想
( ̄∀ ̄)
GW後半は戸隠キャンプ場2泊で飯縄山・黒姫山あたりを登るつもりでしたが、
さすがに前半の丹沢縦走から中一日、お仕事をしてからでは体力的にキツく、
一日短縮することにしました。
長野行きの夜行バスに乗るため、バスタ新宿へ。
なんか、ここ、売店もないし周辺にコンビニもねえし、本当に新宿?
女子トイレは長蛇の列で、以前の高速バスターミナルでは狭いながらも売店で買い物したり、トイレだってすぐに入れたのに、なんかすごく不満です。
そのうち改善されることを祈って、とりあえず出発。
長野には朝5時に到着。あまり眠った感はないまま、7時の戸隠高原行きまではヒマで、放浪してました。しかし雨がパラつき、ザックカバーを付ける羽目に。
飯縄山へは今日登るか明日登るか迷ってましたが、雨降って道が悪いだろうから、明日にしようと決めました。ほんとは今日の方が色々都合がいいのですが…。
やがて戸隠高原行きのバスが到着。しかし他の客は中社や奥社で下りてしまい、終点まで乗っていたのは私一人。そりゃそうだ、キャンプ場へはみな車で行くでしょう。
バス到着から受付開始まで20分ほどあったので、すぐ脇から入る遊歩道で水芭蕉を撮影。これこれ、これが見たかったンだよね〜♪
そして受付し、キャンプ場内へ。空はだいぶ晴れて来て、暑いぐらいです。
キャンプ場内にも水芭蕉が群生し、戸隠山はまだ雲に隠れているものの、素晴らしいキャンプ場です。いったんテントを張ったものの、やっぱりあっちがいいやと思い、組み立てたテントを持って移動した私。バカですね。
周りは家族連れの一般キャンパーばかりで、大型テント&タープが乱立する中、
私のオニドームオレンジは目立っていました(^皿^)
テントを張って朝食を食べたら、もうお昼間近。
イラストマップを見ると、遊歩道はあちこちにあって、戸隠五社をまわり池巡りをするとなるととても半日では足りない。まぁいいやと思い、適当に歩き始めました。
ついでにキャンプ場の中をさらに散策し、やっぱりここにすれば良かったな、あそこが良かったかなと思いつつ、何とかふっ切って遊歩道へ。
ここで私は計画ミス。せっかくフリー切符なのだから、バスで一番遠い宝光社まで行ってから、中社・奥社などを見つつ歩いて帰ってくれば良かったのに、最初から遊歩道を適当に歩き、多少の車道歩きも交えながら、時間はどんどん過ぎていきました。
せっかくいい天気なのに鏡池を諦めることとなり、奥社へも急ぎ足。
今日は寝不足のせいか足が重く、すでに疲れ切っていたのですが、奥社へは入口から2kmの距離を歩かなくてはいけません。人が多いし、ウンザリします。
それでも何とか歩き通し、参拝して、御守りは中社で買い尽くしたのですぐに帰りました。このまま頑張って歩けば、最終バスに乗ってキャンプ場に戻れる!(一駅だけど…)と思いましたが、途中にキャンプ場へ向かう分岐があるため、そこから歩いて戻ることにしました。すでに5時過ぎていてクマが出たらどうしようと思い、急ぎ足で帰りました。
そして無事テントへ戻ると、疲れ切ってしまって、お米を水につけている間、うたた寝していました。私の前側には誰もテントを張らなかったのでラッキー♪と思っていたら、空いてるスペースでフリスビーを始めた家族にはちょっと辟易。だって、私のテントに3回ほど、バシュッ!バンッ!とぶつかってビックリしたンですもの。
夕飯時で火を使ってるテントが多いのに、なんでそんな遊びするかなぁ…。
結局フリスビーを失くしてしまった彼らは、その後子供に縄跳びをまわしてあげていた。…まぁ、ダメってわけじゃないけど、何で暗くなってからそんな遊びを…?
なんか微妙な感じの家族でした。子供と遊んであげてるのはいいことなんだけど…。
その後、おさまったと思った強風が復活し、雨もパラ付き始めたため、トイレに行くのも明日の朝食のために水をくんでおくのも億劫になってしまった私は、さっさと寝てしまいましたとさ。今日はとにかく疲れた。明日山登るの、やめようかな…。
さてお初のオニドーム2の感想ですが、前室は若干狭いかな。でも十分です。
実際には前室よりも、とにかく2人用テントということで、今まで使っていたモンベルステラリッジ1に比べて格段に広く、着替える時も壁にぶつからず、快適でした。
広いおうちって素晴らしい〜♪でもその分荷物は散乱し(笑)、なんとなく寒いような気がするし、深夜の強風ではなんとなく不安になりました。
小さいテントは何となく安心、そんな貧乏症の私です。
翌朝。不安でしたが、昨日に負けずおとらずの晴天でした。
まだ強風は残ってましたが、なんとかテントを撤収し、バス停へ。
実は、そうなんです。キャンプ場からのバス始発が8時40分ぐらいで遅く、登山開始が遅くなってしまうのです。だから、本当は昨日、キャンプ場に行く前に登ってしまうべきだった。だけど、キャンプ場のスペースがなくなるのを怖れていたし、朝のうちはまだ雨がぱらついていたせいもあって…。
ちょっとチャラ男っぽく見えたが普通に気さくな運転士さんとお話しし、「神奈川の方がわざわざ飯縄山に登りに来るなんて、そんなに有名な山なンですか?」と言われた(笑)。確かに。でも戸隠山が有名ですからね。
ちなみに運転士さんも、小学生の時に遠足で飯縄山に登ったそうです。
やっぱ簡単な山なんだな…(^^;)ははは
※追記 東京都の高尾山は、飯縄山の飯縄大権現を招いたものだそうです!
バスを飯縄登山口で降りて、トイレをすませてから、バス停横の飯縄山にまっすぐ伸びる道を1kmほど歩きます。ここで白人カップルに声をかけられた話は、5/6の日記に書きました。何しろ私は65Lのテン泊装備を担いでましたからね。
この時はまだ下山コースを決めてなかったのですが、時間がないから西登山道で中社に下るのが一番早いだろう、と思っていました。
ほんとは瑪瑙山をまわってキャンプ場に下りたかったのですが、スキー場からの分岐がわかりにくくて迷いやすいとガイドブックにあったから不安で、今回は時間がないから諦めようと思っていたのです。キャンプ場に下りるとハッキリ決めていたなら、テントなど不要なものはコインロッカーに預けておいたのですが…。
さて南登山道は、十三の石仏が点在する、登りやすいなだらかなルート。
バス運転士さんの話ではこのコースが一番傾斜がきついらしいですが(笑)、でも西の方じゃないかなぁ?歩いてないからわからないですけど…。
空は晴天ですが、時々強風が吹いてくれるおかげで涼しく、荷物の重さも苦にならない。ただ、今回は、とにかく足。足が疲れてしまって、しんどかったです。
おとといの夜行バスでの寝不足がたたっているのか、昨日のテントでは8時間ほど寝れたと思うのですが…。とにかく歩みの遅い私でしたが、思ったほど混雑はしてなかったし、まぁ実を言うとストックを使ってしまったのですが(反則)、なんとか登ってゆきます。途中から景色も素晴らしくなり、疲れを忘れさせてくれます。
そしてなんだかんだと山頂へ到着。素晴らしいですが、戸隠方面の山が意外にも見えにくかったので、ちょっとだけ瑪瑙山方面へ歩いてみようと思って、そしたら親子3人連れが瑪瑙山方面へ向かって行ったので、なんとなく安心して私も行く事にしました。ダメです、もう、この風景を見てしまったら、止めることが出来ませぬ。
場合によっては予約していたバスの時間に間に合わなくなるかもしれませんが、最終バスまでは全然余裕があります。大丈夫、大丈夫。お金より山優先の私です。
瑪瑙山への道は、素晴らしかったです。
この道を歩かずして、飯縄山を語るなかれ。(←よく言う)
ちなみに霊仙寺山に縦走するコースもありますが、そっちは笹で道が埋もれていました…。あまり歩く人がいないのかな?
瑪瑙山からはスキー場ゲレンデを下り、その先の分岐がわかりにくいと聞いていたのですが、道標が出来ていました。結局キャンプ場へ下ります。
ここが、私のためにあつらえたかのように、楽チンな道。
よくよく考えてみれば、地図の等高線を見ても明白ななだらかさなのですが、「迷いやすい」という言葉が私の頭の中で勝手に一人歩きをし、広い広い尾根を想像してしまっていました。実際には、木々に囲まれた、明確な道が緩やかに続き、迷うことが不可能なくらいでした。ちょっと、思い込みが強すぎましたね。
結局歩きたいと思っていたコースを歩き通すことが出来、大満足でした。
しかも、柔らかい土と落ち葉の道を、足を痛めることなくたったの一時間で下山完了、バスの時間まで30分程度の余裕もあって、本当に良かったです。
結局、遠足にも利用される、子供でも登れる山だったのでした(だからって、なめたらアカンが…)
なんか色々、もうちょっと入念に下調べして、もうちょっとハッキリ計画しておけばもっと効率のよい旅行となったのに、なんか無駄に歩いたり無駄に重かったりした山行になってしまいました。が、どうせ夏にはまた北アルプスにテント背負って行くし、修行だと思えばむしろ良かったです。
前半の丹沢縦走に続いて、大満足のGWが終わりました!
コメント
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imoneeさま
お疲れ様でした。
ご自慢の「オニドーム2」のお披露目を兼ねての飯縄高原でのテン泊予行演習も無事終え、いよいよ本番の「枡形山」でのテント泊を迎えて準備万端のこととお慶び申し上げます。
前回の「丹沢縦走」そして今回の枡形山登山準備訓練「飯縄山登山」というゴールデンウィークの2本柱も無事終了し、いよいよ最後に残すは『月刊imonee』の創刊号発行のみとなりました!(←勝手にimonee様の活動を決めつける)多くの読者もその発行を待ち望んでいることと思いますので、ゴールデンウィーク最終日の今日8日、家でゴロゴロしてお菓子食べながらテレビ見ているような事は万が一にでも無いとは思いますが、ぜひ執筆活動に専念してくださいまし!(※創刊号には i 編集長ご自身のグラビアは特段必要とも思われませんので、差し替えとして”「枡形山」に挑む”との標題にて現在の心境でも書かれてみてはいかがでしょうか!?)
※I 編集長様へのご確認依頼:標題では「飯綱山」なのですが、山頂標識等では「飯縄山」と記載されていらっしゃるようですが、別のお山なのですかぁ〜!?
(^^)aochanman777さんこんにちは。
え?飯綱山?なんのことですかぁ?
編集長のグラビアは初回限定特典ですので絶対外せませぬ。ファンのためにも。
なお、枡形山に登る実力はまだ私にはないと判断しましたので、今しばらくお待ちを
I 編集長様
しつこいようで大変申し訳ございませんが、冒頭の「コース状況/危険個所等」の欄の上から8行目に書かれている『飯綱大権現』って、「飯縄山」とは別の関係のモンなんですかねぇ…。
(^^)
イマドキの検索では飯綱でも飯縄でもひっかかりますから問題ないですよ
imonee様
こんにちは。オニドーム、いいですね。
エアライズ信者なので(わたしには)これが一番!
と思い続けてきましたが、心揺れました
約1カ月前に、連行された犯人みたいにロープで引っ張り上げられた
飯縄山でしたが、たった1カ月ですっかり雪が無くなってしまうのですね
あたりまえですが…。
やっぱり、このテン場いいですね。
ファミリー層には要注意ですが。。。
(^^)bubunaさんこんにちは。
アライテントは評判いいですね。
今回はまだオニドームならではの良さよりも、2人用の広さに感動しまくりでしたが
飯綱山もちょっと前まで山頂付近に雪が残ってたみたいですけど、すっかりなくなりました。
おそらく例年はまだ残ってるんじゃないですかね。
自然て面白いですね
戸隠キャンプ場はとっても眺めが良かったですが、やっぱり一般のキャンプ場は苦手です
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