簗谷山(やなだにやま)・クマガイソウには会えましたが・・・
- GPS
- 03:14
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 560m
- 下り
- 582m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口に10台くらいの駐車スペースがあります。 途中の道の駅・明宝から登山口まで約1時間(弱)でした。 復路はR86を金山方面へ進み、R256からR41で、美濃加茂ICから東海環状道を利用して名古屋です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
”南尾根ルート”(時計回り)と”ぶなの木ルート”(反時計回り)の2ルートがありますが、双方ともに踏み跡は明瞭です。 ”ぶなの木ルート”には複数の徒渉ポイントがありますが、一ヶ所だけコケで岩が滑りやすいところがあり緊張しました。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴は道の駅・かれん(450円)JAF割引で400円 http://nukumorinosato.com/ 食事も同所、食事をすれば入浴割引券(450円→350円)がいただけました。 |
写真
感想
seasunさんのレコに触発され、簗谷山(やなだにやま)を訪れました。
この場を借りてseasunさんにお礼を申し上げます。ありがとうございました!
天気予報は回復傾向とのことで、昼からなら晴れるだろうとの予想と、お昼くらいの登山口到着なら早い方は帰られて、駐車スペースもあるかな?との目論みもありました。
午前10時くらいに名古屋を出発し、東海北陸道で郡上八幡ICまで走り、そこからはR472(せせらぎ街道)を北上、途中の”道の駅・明宝”で昼食をしました。
特産の”明宝フランク(200円)”、”明宝ハムかつ(100円)”、”明宝ハムコロッケ(100円)”、”おかね餅(100円)”、加えて、道の駅の中にある”磨墨庵”の”あまごの塩焼き(350円)”で済ませました。
この磨墨庵は老夫婦お二人で切り盛りされており、表には看板猫(かなりの老猫)がいます。大人しいニャンコで、私の得意技である”目やに取り”も受けてくれました。
イワナとアマゴの表示がありましたが、あるのは”あまご”だけでした。
ご主人に、”頭から食べられますか?”と聞くと、”大丈夫!”との返事、既に焼いてあるあまごを囲炉裏で二度焼きして出してくださいました。
頭からガブリとかぶり付きましたが、まったく骨が気になりません。美味しく尾鰭(おびれ)まで頂きました。嫁はんも同じように完食です。お皿を返すときに奥さんから、「まあ、きれいに食べてくださって・・・。」と云ってもらえました。
先日の”池ヶ原湿原”のイワナの塩焼きが550円だったことを思えば、350円は非常にお値打ちです。
また、イワナ・アマゴ、アユに共通して竹串に刺して囲炉裏や炭火で焼く形のところでは、お店の人に「頭から食べられますか?」と聞くことがミソだと思います。基本的にその回答は、「大丈夫!」ですが、お店の沽券にかかわるので、より慎重に選んでくださると感じています。
日記ネタに話が逸れましたが、道の駅・明宝で昼食予定でしたので、今回の山行にはストーブやテルモスの湯を持参しませんでした。
道の駅・明宝を出て、K86に入ると舗装はしてあるものの、幅員は急に狭くなり”羊腸の小径”と比喩される連続カーブとなります。離合は90%以上の区間で可能でしたが、霧が深く視界は50Mくらとなりました。
簗谷山は大丈夫か?と思うようになりましたが、R86の小川峠を越えると今までが嘘のように視界が開け、空にも青い部分が見えていました。後は、簗谷山登山口への右折ポイントを見逃さないことをメインに進みます。まだか?まだか?と気は急きますが中々辿り着けません。ひょっとして、通り過ぎてしまったか?との思いも去来するようになった頃に、突然それは現れました。
林道へ右折し、進みますがカーナビの道がなくなる寸前になっても路駐の車は一台もありません。”しめしめ!”と思ったそのときに、登山口に到着です。しかし、駐車スペースは見事に埋まっていました。登山口にある簡易トイレの前に頭を突っ込みましたが、その時、ナンバープレートの下のスカートに岩が接触した模様です。(帰途、コンビニに停まった時に嫁はんが指摘するまで気が付きませんでした。)
その時、二組、3名が下山して来られました。この方がに花の在り処(ありか)を聞いておけば良かったのですが、後の祭りです。もう少し待てば駐車スペースも空いた筈ですが、それを待たずに出発しました。(初めての山で午後1時前のスタートですから、先を急ぎました。)
スタートしてすぐに”南尾根ルート(2.7Km)”と”ぶなの木ルート(2.3Km)”の指導標のある分岐です。同じ標高へ行くのだから、距離が長いほうが傾斜が緩いとの思いから”南尾根ルート”を選択しました。
九十九折れに作られた登山道が距離延長の原因の一つかも知れません。10分も歩かない内に、”クマガイソウ”の大群落に出合います。そのあっけなさに少々、気が抜けたような気分になりました。ひとしきり撮影した後、先へ進みましたが、折角稼いだ標高を下りで返すことが続きます。このアップダウンも距離延長の一因かも知れません。
もう一つの目玉である”ヤマシャクヤク”には出合えないまま、頂上に到着しました。
食事の必要もないので、下山開始しましたが、展望の良い”岳美岩”へ寄るかと嫁はんに問うと、即座に”却下”されてしまいました。
下山は”ぶなの木ルート”ですが、ここでもヤマシャクヤクには出合えません。私たちが”目をすった”ことに間違いはないのですが、”誰かが根こそぎ持ち帰った?”との疑念が湧くくらい発見できませんでした。
そうすると妄想は発展し、クマガイソウが南尾根ルートの掛かりの部分にあったことから、「ヤマシャクヤクはぶなの木ルートのスタート地点近くにあって、このルートの目玉になっている。」との思いまで起こりました。
そして、ついに発見できずに登山口まで戻って来ると、そこには3名の方がいらっしゃいました。その方々に「ヤマシャクヤクはどこにあるのですか?」と聞くと、画像を交えて詳しく教えて下さいました。”登山道から下を見ていればいくらでも発見できる”とのことでしたが、私たちは時間的な制約から登山道のみを見ていたことになります。
次回はヤマシャクヤクを楽しませていただきたいと思います。
さて、5/3(火)に”池ヶ原湿原”
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-862202.html
の帰りに寄った日帰り入浴施設の”湯ったり館”の向かいの”道の駅・かれん”の日帰り入浴を利用してみました。
泉質は至近距離にある”湯ったり館”とほぼ同じと思われる”すべすべ系”のアルカリ単純泉です。洗い場は7つだけ、内湯は一つだけ、露天も一つだけ(これは”湯ったり館”も同じ)、今回は空いていたので何ら問題はありませんでした。
脱衣室のロッカーは10円返却式、コインなしのロッカーもありました。
ヘアドライヤーは1つのみ、女性用には2つあったとのことです。
特筆すべきは、JAF割引で450円が400円になります。また、併設の食事処で食事をすると、入浴割引券(450円→350円)が頂けます。空いていれば”大当たり”ということでしょうか?
コメント
この記録に関連する登山ルート
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abukataさん、こんにちは。
ちょうど出発される頃に下山してきた者です。
これまでにもレコは拝見させていただいておりました。
当日は、私たちが登ったころには一面のガスでしたが、
abukataさんご夫婦が登られる頃には、良い天気になってよかったですね。
ヤマシャクについては、GW中のレコに滝の横で発見とあったので
目を皿のようにして探してようやく一輪見つけました。
ぶなの木ルートでは、水場近くが可能性ありということで
家内が頑張っていくつも見つけてくれました。
登山道からは若干離れていたので見つけにくかったかもしれません。
駐車場に戻った時にお教えすればよかったですね。
またどこかでお会いできることを楽しみにしております。
missy1960jpさん&奥様、こんばんは!
コメントありがとうございます。
クマガイソウもヤマシャクヤクも簡単に見つけることができると思っていました。
今思えば、missy1960jpさんにお尋ねしておけばよかったです。
クマガイソウが簡単に発見できたので、いつかはヤマシャクヤクも大群落に出合えると思いつつ先を急いでおりました。
後で撮った画像を入念に見てみると、滝(小鹿の涙)の左上方に拡大したら、ヤマシャクヤクらしきものが写っていました。
今度お会いしたら、ご挨拶させて頂きます。
ありがとうございました。
abukata
ごきげんよう(* ̄▽ ̄)ノ~~ ♪
なぜかあぶさんには聞きとぉございます( *^艸^)
クマガイソウとゆう花(植物?)・・・
そのお山にはクマガイソウしか咲きません。
登り2〜3時間ほどかかるとします。
道中は今回のようなかんじ。
来年もクマガイソウをみるために登りますか?
奥様はどうでしょう?
チャメさん、こんばんは!
哲学的なご質問ですね。
私は登らないと思います。
この花にそこまで心を揺さぶられませんでした。
というか・・・、何か不気味さを感じ、あまり美しく感じませんでした。
審美眼の違いでしょうか!? 嫁はんはというと・・・
「また、登るかも?」とのたもうております。
何でも、「変わった花が好き。」とのことです。
見られなかった”ヤマシャクヤク”により魅力を感じております。
その昔、雨夜の品定めじゃありませんが・・・
ニュースステーションの(小宮)悦子派か(渡辺)みなみ派かという論争のようなものがありました。
私は断然、”渡辺みなみ”派でした。
abukata
どのルートで行かれるのか興味がありました(些細なことですが)、私の場合は郡上から金山に抜けるルートの途中からR86を北上、橋を渡るコースですが、せせらぎからのルートはどんな具合なんでしょうか?
余談ですが、弊社の駐車場にグレーの116(BMW)があれば在社しております、是非お寄り下さい。
会社の電話は0586-71-3903です。
ちょっと珍しい仕事をしております、お山とは無縁ですが・・・・
KUMA-VEGAさん、こんばんは!
今回の登山口までのアプローチですが、名古屋スタートが遅かったので時間的に最短で、また、山中での温かい飲食は諦めていましたので、昼食場所も考えてのルート選定となりました。
その結果、私なりに得た結論が、昼食を道の駅・明宝にして、せせらぎ街道からR86というルートでした。
せせらぎ街道からR86に入って、小川峠越えが狭隘なルートですが舗装もされており、離合もまず問題ありません(小川峠からの下りがちょっと心配といえば心配か?)。小川峠からが長かったという印象です。
しかし、道の駅・明宝で道草(30分弱)して、名古屋から3時間弱で登山口まで辿り着きましたから良しとしました。
なお、郡上から金山へ抜けるR256は堀越峠へ至るヘアピンカーブの連続区間が工事通行止めです。迂回路は郡上からなら、R156を美並方面へ戻り長良川鉄道を潜ってすぐを左折し、レインボーオートキャンプ場の横を通る林道が舗装もされており最適です。(実は、日帰り入浴をした”道の駅・かれん”に忘れ物をして、幸いにも物があったので、月曜日に郡上からR256経由で向かおうとして知りました。)
お言葉に甘えて、今度お邪魔させて頂きます。
よろしくお願い申し上げます。
abukata
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