笠ケ岳 わさび平小屋、笠ヶ岳山荘 テン泊


- GPS
- 16:58
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 2,648m
- 下り
- 2,655m
コースタイム
- 山行
- 1:46
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:02
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 5:15
- 合計
- 11:42
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:00
天候 | 9/21 曇り一時小雨 9/22 晴れのち曇り 9/23 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鍋平の登山者無料駐車場に駐車。 鍋平から新穂高登山指導センターまで徒歩30分。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。笠新道は登りで何回か50Lザックの頭が木の枝にぶつかりました。 携帯電波(povo):わさび平周辺は不安定。昼間はほぼ不通。笠新道は基本的に電波あり。稜線上はテント場含め電波良好。 |
その他周辺情報 | わさび平小屋テン泊2000円。きれいな水洗トイレは別料金で1回200円。水場無料。 笠ヶ岳山荘テン泊2000円。トイレは和式。水場なし。水はPET3本まで(その時次第なのでInstagramなど要確認)。 下山後、平湯の森で入浴700円。食事処は10組くらい待ちの混雑具合だったので利用せず。 |
写真
感想
この週末は全国的に天気予報が微妙で行き先候補が二転三転しました。移動手段や宿泊など含め色々計画したものの結局うまくハマらず、もともと計画して実行できていなかった笠ヶ岳山行へと納まりました。
今回の目的は笠ヶ岳の登頂とテント泊。笠新道入口から上は水場なし(枯れている)。宿泊者は笠ヶ岳山荘でペットボトル3本まで購入可能とのことでしたが、販売状況は変わることもあるので頼りにせず、テン泊装備に水5Lを担いで笠新道を登りました。
■1日目(9/21日)
土日は天気がダメそうなので、日曜はわさび平小屋に一泊し、万全の態勢で笠新道を登ることにしました。昨今の新穂高は前夜入り車中泊しないと駐車できない状況ですが、初日をわさび平小屋までとすれば昼前後に下山者と入れ替わりで駐車できるという算段もありました。
ついつい朝6時に新穂高に着いてしまうも駐車場はやはり満車。無料駐車場入口で出庫待ちする気でいましたが、入口付近は駐車禁止なので防災センターとかへ回って、たまに様子を見にきてくれ、と整理員さんに言われました。何度も行き来するのは面倒だし、タイミングが合わずなかなか駐車できなそうだなと思ったので、結局鍋平に駐車してしまいました。
鍋平から新穂高センターまで30分ほど余計に歩き、小雨の左俣林道をわさび平小屋まで歩きました。まだ空いているわさび平小屋で昼食を頂き、あとはテン場でまったり過ごして英気を養いました。
■2日目(9/22月)
夜明け前にわさび平小屋を出発。午前中の天気は思ったより晴れ優勢で、昼頃までは裏銀座から乗鞍までとてもよく見えました。お盆に歩いた西奥や白出沢もよく見えました。紅葉はまだまだでしたが、笠ヶ岳や槍穂高の稜線を仰ぎながら歩く杓子平は素晴らしい場所でした。
午後はガスが上がってきて周囲の山並みも雲に隠れてしまいましたが、テントを張った後はのんびりと笠ヶ岳山荘と山頂へ足を伸ばしてまったり過ごしました。
山頂から山荘に戻ったタイミングで、いつもの頭痛と吐き気の体調不良に見舞われました。山荘前で晩酌と用足しを済ませてテントに戻る予定でしたが、とても物を食べられる状態ではなく、1時間くらいトイレに篭って半分くらい気絶していました。幾らかマシになったところでテントに戻って再び気絶。18時過ぎに目を覚ますとだいぶ回復し食欲も復活していたので、遅めの夕食を取って体を清めて就寝しました。
今回は睡眠も補給食も水分も取れていたので、高度を上げるのが速すぎたのが不調の原因かなと思います。笠新道入口から抜戸岳分岐まで標準6.5時間のところを5時間で登っており、体力的には問題なかったのですが、やはり高度を稼ぐときはもっと時間をかけないとダメな体なようです。先を急ぐ気持ちがつい勝ってしまうのですが、今後はもっと気をつけたいと思います。
■3日目(9/23火)
夜明け前に山荘トイレへ往復し、ガスガスの中を下山しました。気温は一桁でしたが、風があまりなかったのでそれほど冷えませんでした。
槍穂高にも雲がかかって稜線はあまり見えませんでしたが、涼しめだったので歩きやすくてよかったです。
下山後はひらゆの森で入浴しました。食事も取ろうと食事処で受付しましたが(6組待ち)、少し離れた隙に呼ばれてしまいキャンセル扱いに。さらにそこから10組くらい待つ気にはならず再受付はせず。帰路途中の梓川SAで遅めの昼食をとりつつ帰宅しました。
■装備メモ
DFメッシュメリノロングスリーブ、アクシオライトトランクス、別注カミノパンツ、ドライレイヤー5本指、ハイカーブーツソックミッドウェイトフルクッション、RUSH TRK GTX、ジョガーグローブ、P-CAPライト
保温着 雨具)ULシャツ、EXライトダウンアノラック、NMCダウンパンツ、トリッドブーティ、フェザーレインJKT&パンツ
その他)Arc Haul Ultra 50L、Neo Air X-lite、gn eva 1/8 form pad、ダウンスリーピングラップ、エスケープライトビビィ、VB-12Z、ZV-E10、insta360X5
行動中は基本的にDFメッシュメリノ1枚。笠新道の登りでかいた汗は稜線で乾きました。早朝の稜線は体感零下近くでしたが、風はほぼなかったのでプラスULシャツでギリ行けました。グローブはメッシュだったので手は冷えきりました。
朝3時のわさび平小屋テン場は8℃ほど。VB-12Zのインナーは全開、保温着なしで寒さは感じず。結露はゼロでした。
朝3時の笠ヶ岳テン場は2℃ほど。上記寝具と保温着で寒さは問題なし。VB-12Zの結露は一部にうっすら程度でした。
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