【続・悲願達成】残雪の富士山・富士宮口から初登頂
- GPS
- 10:02
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,395m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 10:04
天候 | 今年の運、使い果たした? 五合目より上、快晴・ほぼ風なしという絶好の天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前泊車両多数。駐車キャパはかなりある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八合目より雪渓を登るためアイゼン、ピッケル装着しましたが、九合五勺まで夏道も通れたようです。 |
その他周辺情報 | 駐車場内に売店、トイレあります。 夜間もトイレ使えました。早朝自販機使おうとしたらお金飲み込まれました、要注意。下山後売店に事情を説明したら返金してくれましたが。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
雪目注意…5月の紫外線、侮るな!
日焼け止め、サングラス必携!
近くて遠い…本家富士山は、実は齢四十四にして未だバージン。
両親とも富士の麓の生まれ育ち…幼い頃から間近で何度も見ていた故か、
〜いつでも行ける〜
が、なかなか果たせずにいた。
シーズン中にはまったく触手が伸びないが、残雪期なら一度は行っておきたいと思っていた山。
ひとりでは不安だったが幸い相方の同意も得られ、勢い半分でGWからの富士山連登?を果たすことができた…感謝!
多くの観光客が訪れる、とは言え、標高差1300+は楽ではないことは覚悟していた…ましてや残雪期の雪渓直登、未体験の3000超の空気の薄さも考えると、自分の経験の中では最大級にハードな山行になることを想定し、万全を期して五合目で前泊し高度順応。
日の出とともに起き、余裕をもって6時過ぎにスタート。
歩き出し直後から空気の薄さ、息の上がりを感じるが次第に慣れてきた?いつものペースで3200超、八合目までは予想以上に順調。
さてここから先、雪渓直登を選択しアイゼン装着!案の定?ここで一気にペースダウン…
10歩も登れば、腿と尻がジーンとしてきて小休止。
空気うすいのもあるが、雪渓直登って苦手かも…。
もがくこと3時間?!ようやく雪渓登りを終えれば、頂上の鳥居は目の前に!
ついに来ましたニッポン最高峰!キツかったぁ…
気を抜かぬまま一気に剣ヶ峰を目指す。
最後の馬ノ背、もう足上がらん!
あわよくばお鉢巡り…ムリムリ。
いつもより簡素に一献を愉しみ、下る…
登りの苦難が報われる瞬間!
天然のゲレンデを滑り降りる快感と優越、富士山はこの時期に限る!と確信。
高度順応の成果か、高山病的な症状はなかったことは収穫。
唯一の反省は紫外線対策を怠ったこと。
家に帰るまでが山行…いえいえ翌日何事もなかったかのように会社に出勤するまでが山行ですから。
ついに登った富士山。ニッポン人なら誰もが知る日本最高峰登頂をようやく果たした。
富士山は登る山ではなく見る山、ひたすら黙々と頂上を目指すというのイメージでなんとなく候補から外れていた。
この度、相方が勢いで富士山登る宣言してしまったのに巻き込まれての富士山行。というのは半ば冗談だけども、いいきっかけを作ってくれたのでついに実行と相成りました。
五合目からだけどきつかった−。
空気が薄いので息がきつい。
撮影をいいわけにのろのろと雪渓を登り、何とか登頂。気分はエベレスト登山。
しかし、たどり着いた先の迫力の火口と雲海は絶景。這うように登った雪渓も下りでは雲上の爽快天然滑り台。
これが残雪の富士山か、けっこういいじゃん。
今回、幸い高山病は経験せずにすんだものの、日焼けがすごく翌日はパンダ状態で出社。恥ずかしくも誇らしい状態で満員電車にゆられ、この原稿を書きました。
相方はただの日焼けだけでは済まなかったらい・・・。
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