千草街道(近江編)
- GPS
- 07:06
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,399m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:04
天候 | 晴れ後曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
禿の水付近が崩壊気味ですが、慎重に進めば問題はありません。 タイジョウ付近は印が付いてはいるものの、不安定な場所や不明瞭な場所もあります。地図読みだけでなく、ルートファインディングが出来ないと危険です。 |
その他周辺情報 | 近くには永源寺温泉があります。 |
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
春の晴れ間に古道歩きをしようと思い立ち出掛けました。
千草(千種)街道はその昔に伊勢国(三重県)から近江国(滋賀県)までをつなぐ旧街道で、海産物をはじめ、様々な物や人々が行き交う道でした。
杉峠を挟んで伊勢側と近江側に分かれますが、今回は近江側のルートを歩きました。
杉峠までは一部で崩落箇所はあるものの、ルートは全体的にしっかりと整備されていて分かりやすく、昔の炭焼き小屋や屋敷の石垣跡など、様々な遺構が見られます。織田信長が岐阜に戻る際に狙撃暗殺しようとした善住坊が隠れていたという善住坊の隠れ岩や蓮如上人が比叡山の門徒に襲撃された時に隠れて難を逃れたという炭焼き小屋もあります。
鉱山跡はなかなか見つけられませんが、炭焼き小屋の名残の石垣は沢山ありますよ。
主に林道歩きとなるため、杉峠まではほとんど展望がありませんが、これらの遺構を探しながら当時に想いを馳せてみるのも楽しいのではないでしょうか?(なお、ヒルも出るそうなので、夏場を中心に注意が必要です。)
イブネ、クラシは風が気持ち良く通り抜けましたが、少々冷えるほどでしたが、天気の良い日にここでテント張ったら凄く気持ち良さそうです。夜中には満天の星空が観れそうです。
チョウシ付近は鹿の食害もあり、草花が枯れ果ててしまい、かなり崩落が進んでいますが、この辺りはルートは比較的見つけやすいです。
タイジョウまでは所々に印があり、地図が読めれば迷うことはありませんが、タイジョウから先は不明瞭箇所が多いです。
タイジョウ又は911地点手前に簡単な案内板があり、そこから下りられますが、踏み跡もほとんどありませんので、地図が読めず、ルートファインディングが出来ない人には危険です。印も所々に付いてはいますが、あまり規則性もなく、種類の異なるものが複数ありますので、それを頼りにし過ぎると逆に道迷いの原因にもなりかねません。クドイ様ですが地図が読めない人は止めましょう。
杉峠から東の三重県側は朝明キャンプ場から往復出来ます。縦走も出来ますが、車を利用する場合は戻るのが大変そうです。
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