竜ヶ馬場沢〜丹沢山〜オバケ沢〜塔ノ岳

2016年05月18日(水) [日帰り]

• GPS: 11:28
• 距離: 24.0km
• 登り: 2,676m
• 下り: 2,656m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:09
• 休憩: 0:19
• 合計: 11:28

距離 24.0km 登り 2,676m 下り 2,674m

7:16 寄バス停
8:34 釜場ノ平
8:45 寄コシバ沢
9:14 鍋割峠
9:28 旧鍋割峠(オガラ沢ブッコシ)
9:53 尊仏ノ土平
12:14 12:15 竜ヶ馬場
12:25 12:40 丹沢山
12:57 大崩ノタツマ(大クドレ)
13:02 天王寺尾根分岐
13:07 13:09 檜ノタツマ
13:54 13:55 キュウハ沢
13:59 大棚沢
17:06 塔ノ岳
18:44 大倉バス停

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

全行程、ヒルは見ませんでした。

◎鍋割峠からオガラ沢ノ頭鞍部
峠道の崩壊地は一旦下降して下部から巻き、登り返すと径路へショートカット出来ます。最後に通過する崩壊地にはどなたかがロープを設置されたようで、難なく通過できました。ロープのない崩壊地をトラバースしてはいけません。

◎クモガフチ径路
クモガフチ沢の右岸にあるかつての径路ですが、20数年前に間伐の作業道として新設されたそうです。径路痕ははっきりしてましたが荒れ気味で、一部崩れている箇所もありました。

写真

寄コシバ沢は前日の降雨で水流有り。

右岸巻き道は倒木の先。

テープ有り。

崩壊は進行している。

鍋割峠。

鉄砲沢源頭から蛭ヶ岳。

ザレの崩壊地が数本。最後の崩壊地にはロープ。有り難く使わせてもらいました。

径路を乗越し、鍋割コシバ沢へ。

ゴーロとなるが悪場はない。

鍋割沢。同角？

箒杉沢の眩しい新緑。濃くなった。

大金沢入渓。振り返ると富士山。この前は気がつかなかった。

出合。左の竜ヶ馬場沢へ。

しばらく小滝が続く。

竜ヶ馬場沢からも富士山。今日は本当に天気がいい。

水量はない。

5m位かな。ようやく滝らしく。左から。

支沢が増えてきた。気を付けないとルートを誤る。

支沢が入るポイントで撮影するが、

改めて見るとどこがどこだったかよくわからない（笑）
ちゃんと記録しないと。

1220m位、奥の二俣（三俣だったかな？）。右奥に滝が見えた。

右俣奥は15m位の登れない棚。水流は少ない。しばらく眺めていた。

引き返して左俣に移動。

ここは悪かった。

振り返ると崖のような斜度。岩はボロボロで掴むと剥がれる。危険を感じ、左の派生尾根に逃げ、南西尾根までトラバースした。

竜ヶ馬場南西尾根は平和そのもの。

綺麗。青空がシロヤシオの美しさを引き立てる。

富士山と一緒に。

稜線が近い。

稜線直下から。

塔ノ岳。グルッと回って行けるかな。

稜線合流地から。

主脈にて。眼下に箒杉沢。

丹沢山より。
この後立ち止まりたくないのでここで次の沢支度とヒル対策を入念に。

崩壊地より。

クモガフチ径路へ。

径路は荒れ気味。しっかりした径路痕だが、一部崩れて不明瞭。

林道にて。右から降りてきた。左はキュウハ沢。

オバケ沢入渓。地図では大日沢と記載。

堰堤1。右から。

先ほどの竜ヶ馬場沢とは水量、音量も違い、迫力がある。

堰堤2。右から。

CS滝。

2m

3m

ゴルジュ。

ナメ1。

ナメ2。

大日堰堤。山の中に立派な石積。完璧な仕事です。

二段滝。

オバケの滝。8m位の直瀑。

巻き。右から。

小滝。

1100m辺りで涸れてゴーロを登る。稜線は近い。

水流復活。源頭。
飲んで大丈夫？飲んじゃったけど（笑）。
美味かった。

根っこごと持ってかれてるが、健気にまだ咲いてる。

ここまで攻めたが足元はズルズル。

右の草付に逃げ、詰める。

振り返って。なかなかの高度感だぜ。

来た！

マジで痺れた。想像通りの西日の光景が目の前に。

山頂はお一人休憩中。山荘泊かな。
沢装備を解き、余韻に浸る。

鍋割沢。西面崩壊地。

17:20。塔ノ岳が好きだ。
ヘッデン使わず大倉へ下山。

感想

tosh

竜ヶ馬場沢の上部は支沢が多く入り込み、水流のある方を基本に進みました。途中の支沢をメモのつもりで撮影しましたが、帰宅後確認すると分岐が多く、もはやどこがどこの地点だかわかりません。覚えられるわけないんだから書かなきゃダメだなって改めて思いました。

ヒル予想としてはクモガフチ径路でザワつき、オバケ沢辺りで大歓迎を受けるのかなと思い、丹沢山で武装をしましたが全く見かけませんでした。これからですかね。

オバケ沢の由来は悲しい物語でした。真偽はわかりませんが。

登って降って、また登って降って何やってんの？って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本人には至って満足な山行となりました。