ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 878811
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山 榑ケ畑から汗フキ峠起点右周回コース

2016年05月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
10.1km
登り
892m
下り
884m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
0:26
合計
6:05
7:08
10
7:18
7:18
15
7:38
7:38
6
7:44
7:49
3
7:52
7:54
11
8:24
8:29
6
9:09
9:09
20
9:29
9:29
16
9:45
9:45
31
10:16
10:16
10
10:26
10:30
57
11:27
11:27
36
12:03
12:05
10
12:15
12:16
40
13:03
13:06
7
天候 好天
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道21号線醒ケ井駅前(さめがいえき)を左折又は右折して林道へ。榑ケ畑登山口前駐車場を利用。十数台停められますが,遅れた方は道端に停めています。林道に入る前に養鱒場(ようそんじょう・ますの養殖場のようです。観光客が多い。)を経由します。林道は車両の対向ができないので,所々退避所があります。ただ,休みは登山者しか来ないようなので,実際対向車に出会ったことはありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
榑ケ畑登山口から汗フキ峠,見晴台,お虎ヶ池経由の右周回コースをとりました。山頂までは登山道ははっきりしており,理想的な山行ができます。7合目(お猿岩)からはカルスト台地に出ます。道なりに歩けば経塚山に着きます。ここから南方に向かい左の山が最高点,右の山が山頂です。山頂から最高点,西南尾根,近江展望台を経て今畑登山口へ下りましたが,近江展望台までははっきりした道はありません。尾根伝いを意識して近江展望台へ行きます。近江展望台からは石灰岩のガレ場を急降下していきますが,石や所々にある木には赤い目印があります。道標は極めて少ないですが,下の方は道がはっきりしているので何とか下山できます。ここから舗装道路を少し登れば落合登山口に辿りつきます。現在通行禁止。しかし,駐車場へ戻る必要があるため,この登山口から汗フキ峠を目指しました。確かに道は荒れており,途中丸太の橋や道が崩壊しています。それでも道は見つけることができ無事周回コースを完了しました。
榑ケ畑登山口への林道。対向車が来るか不安も,休日は登山者しか来ないようなので,心配は杞憂か。
榑ケ畑登山口への林道。対向車が来るか不安も,休日は登山者しか来ないようなので,心配は杞憂か。
駐車場。十数台は可能。午前7時ころでしたが,何とか6台目くらいで停められました。帰るときは,少し下った駐車場に6台くらい,その外は道端に停めておられました。登山者は多くないので何とかなりそうです。
駐車場。十数台は可能。午前7時ころでしたが,何とか6台目くらいで停められました。帰るときは,少し下った駐車場に6台くらい,その外は道端に停めておられました。登山者は多くないので何とかなりそうです。
汗フキ峠付近の登山地図。谷山谷登山道が通行禁止のようです。しかし,落合ルートは通れそうと思いましたが。駐車場で出会った登山者の方は汗フキ峠から落合へ下り,今畑から西南尾根を登ると言っておられました。実は今日の登山者はこのコースで登る人の方が多かったです。しかし,ここの登りはしんどそう。
1
汗フキ峠付近の登山地図。谷山谷登山道が通行禁止のようです。しかし,落合ルートは通れそうと思いましたが。駐車場で出会った登山者の方は汗フキ峠から落合へ下り,今畑から西南尾根を登ると言っておられました。実は今日の登山者はこのコースで登る人の方が多かったです。しかし,ここの登りはしんどそう。
汗フキ峠からの右コースは登りやすい道です。一合目からの道標がきっちりあります。ちなみに,右コースは汗フキ峠の分岐点を左に折れますので間違いなく。右が落合行です。
汗フキ峠からの右コースは登りやすい道です。一合目からの道標がきっちりあります。ちなみに,右コースは汗フキ峠の分岐点を左に折れますので間違いなく。右が落合行です。
これが6合目。意外に早く進みます。
これが6合目。意外に早く進みます。
7合目のお猿岩。もうカルスト台地です。広大な台地が広がります。広大さでは鈴鹿山脈随一ではないかと思うのですが。御池岳より広く見えます。木が全くないですから。
7合目のお猿岩。もうカルスト台地です。広大な台地が広がります。広大さでは鈴鹿山脈随一ではないかと思うのですが。御池岳より広く見えます。木が全くないですから。
窪地はドリーネというのでしょうか。雨で水が溜まると池ですね。このあたりは御池岳と同じです。
窪地はドリーネというのでしょうか。雨で水が溜まると池ですね。このあたりは御池岳と同じです。
よく山行記録に出てくるお虎ケ池。
よく山行記録に出てくるお虎ケ池。
このあたりの景色は昔のWindowsデスクトップも壁紙に似てます。
1
このあたりの景色は昔のWindowsデスクトップも壁紙に似てます。
道なりに行くと経塚山に行きますが,左手に避難小屋が見えます。強風の時は台地には大きな岩や木がないので,これがないと恐ろしそうです。
1
道なりに行くと経塚山に行きますが,左手に避難小屋が見えます。強風の時は台地には大きな岩や木がないので,これがないと恐ろしそうです。
経塚山。石灰岩でできた小山の感じです。石でごつごつしてます。山頂も石灰岩ばかりです。
4
経塚山。石灰岩でできた小山の感じです。石でごつごつしてます。山頂も石灰岩ばかりです。
山頂から撮った御池岳。霞んでいます。山頂は石灰岩だらけですので,道はありません。適当に山頂を目指して歩くだけです。
1
山頂から撮った御池岳。霞んでいます。山頂は石灰岩だらけですので,道はありません。適当に山頂を目指して歩くだけです。
山頂から撮った伊吹山。
1
山頂から撮った伊吹山。
山頂から向こうの最高点を目指します。
山頂から向こうの最高点を目指します。
最高点。ここも石灰岩です(笑)。
3
最高点。ここも石灰岩です(笑)。
ピストンの予定を変更し,思い切って西南尾根を下ることに。道はありません。尾根の右は樹林,左手は石灰岩なのでその間を尾根伝いに下りていきます。最初誰にも出会わず,不安でしたが,途中で2名お会いし,どちらの方向へ行けばよいか教えてもらいました。要は尾根を下るだけのようです。写真の尾根の向こうの先端が近江展望台のよう。
4
ピストンの予定を変更し,思い切って西南尾根を下ることに。道はありません。尾根の右は樹林,左手は石灰岩なのでその間を尾根伝いに下りていきます。最初誰にも出会わず,不安でしたが,途中で2名お会いし,どちらの方向へ行けばよいか教えてもらいました。要は尾根を下るだけのようです。写真の尾根の向こうの先端が近江展望台のよう。
近江展望台。道標に出会って安堵。心の余裕なし。
1
近江展望台。道標に出会って安堵。心の余裕なし。
近江展望台からの急降下の石灰岩の尾根。ここから目印があり,少し安心。笹峠まで来ると多くの登山者と出合いました。午前11時ころ。え,今から登るの,といらんおせっかい。西南尾根を登るのはしんどそうです。
1
近江展望台からの急降下の石灰岩の尾根。ここから目印があり,少し安心。笹峠まで来ると多くの登山者と出合いました。午前11時ころ。え,今から登るの,といらんおせっかい。西南尾根を登るのはしんどそうです。
今畑登山口まで下山。横の掲示板で今畑ルート通行可能,落合ルート通行可能と読んでしまいました。「可」の文字のところが破れており,実は「不」だと後でこの写真を見て気づきました。
1
今畑登山口まで下山。横の掲示板で今畑ルート通行可能,落合ルート通行可能と読んでしまいました。「可」の文字のところが破れており,実は「不」だと後でこの写真を見て気づきました。
落合ルート登山口は広畑から数分で着きます。途中落合ルートを下山し,広畑登山口へ向かう登山者数名と出会っています。昼なのに,これから登るんでしょうか。多分,広畑ルートから登った左周回コースの方でしょう。広畑付近の道端に車が何台か停まってましたね。
落合ルート登山口は広畑から数分で着きます。途中落合ルートを下山し,広畑登山口へ向かう登山者数名と出会っています。昼なのに,これから登るんでしょうか。多分,広畑ルートから登った左周回コースの方でしょう。広畑付近の道端に車が何台か停まってましたね。
落合ルートは通行可能と判断し,前の写真の入口から入ろうとするといきなり道が途切れ,下山者がこの脇の通行禁止のコンクリート道を下って来られたので,ここを突破。通行禁止のところは以後気を付けることに。
落合ルートは通行可能と判断し,前の写真の入口から入ろうとするといきなり道が途切れ,下山者がこの脇の通行禁止のコンクリート道を下って来られたので,ここを突破。通行禁止のところは以後気を付けることに。
落合ルートはひどい荒れよう。天気がよかったので,道は辿れました。
1
落合ルートはひどい荒れよう。天気がよかったので,道は辿れました。
汗フキ峠まで戻って来られました。この直前が急登で,道はザレています。峠の名前どおりですので,注意してください。
汗フキ峠まで戻って来られました。この直前が急登で,道はザレています。峠の名前どおりですので,注意してください。
よやく戻ってきました。スリリングな周回でした。注意書の看板では遭難者が多発だそうです。特に一人登山は厳禁とのこと。ただ,榑ケ畑コースのピストンは天候さえよければ危険なことはないように思うのですが。
1
よやく戻ってきました。スリリングな周回でした。注意書の看板では遭難者が多発だそうです。特に一人登山は厳禁とのこと。ただ,榑ケ畑コースのピストンは天候さえよければ危険なことはないように思うのですが。

感想

これで昨年から登り始めたセブンマウンテン,先週の御池岳,今回の霊仙山で鈴鹿山脈を制覇。御池岳もよかったですが,霊仙山は頂上がより広大に感じられました。木がなく,石灰岩ばかりなので見晴らしがよいからでしょう。花の百名山のようですが,私の目が悪いせいか,見かけたのはごくわずか。西南尾根からの下山は道なき道を歩きました。セブンマウンテンでは経験しなかったことです。人の微かな踏み跡を探し探ししながらの下山です。地形を考えながら進む経験は貴重でした。しかし,ガスってくると方向を見失い,ほんとに遭難しそうな気がします。今回のGPSアプリは山と高原地図さんを利用しました。ルートのチェックができるので役に立ちそうですが,いざとなるとどうなんでしょうか。まあ,好天の時しか山行しないようにしています。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:836人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
霊仙山(今畑ルート)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
霊仙山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら