快晴の残雪乗鞍岳登山！⭐百名山36座目⭐

2016年05月29日(日) [日帰り]

• GPS: 04:33
• 距離: 4.0km
• 登り: 417m
• 下り: 412m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:04
• 休憩: 0:29
• 合計: 4:33

8:42 肩の小屋口
9:36 9:37 肩の小屋
10:20 10:24 朝日岳（乗鞍）
10:40 10:41 蚕玉岳
10:44 10:46 乗鞍岳頂上小屋
10:52 11:10 乗鞍岳
12:12 12:13 乗鞍岳頂上小屋
12:15 12:17 蚕玉岳
12:55 12:55 肩の小屋
13:15 肩の小屋口

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

登山前日、乗鞍観光センターまで自家用車でアクセス。
↓
駐車場に車を止め、乗鞍観光センターから、休暇村乗鞍高原まで約1時間のトレッキング。
↓
休暇村乗鞍高原からは、バスで位ヶ原山荘に。
（休暇村で、お手洗いを貸していただけました。）
↓
位ヶ原山荘で一泊後、翌日、再びバスで登山口のある肩の小屋口にアクセス。山行開始。
※ 当初、位ヶ原山荘から歩く予定でしたが、位ヶ原山荘から肩の小屋口までの登山道は、あまり路面がよくないとの情報を位ヶ原山荘のご主人から聞いたため、バスでのアクセスとしました。



《位ヶ原山荘》
一泊二食7,500円、広間にコタツが三台あり、書棚には山関係の漫画や雑誌も豊富なので、コタツに入ってまったりとこれらを楽しむことができます。確認できた範囲で、以下のものがありました。
・漫画：岳、ヤマノススメ、孤高の人
・雑誌：山と渓谷 この他、色々
もちろん、お酒もつまみも売ってます。自分は酎ハイを飲みました。
ご飯は夕食に鹿肉鍋が食べれます。人数に応じて鍋を用意して下さるので、知らない方と鍋をつつきあうようなことはありませんでした。鶏肉のホイル焼きもあり、ボリューム満点でした。
朝食は目玉焼きと魚の…（なんという料理だろ？醤油ベースで漬け込んだ保存食のようなもの）でこちらも食べ応えがありました。味が濃いのでご飯が進みました。
とても居心地のよい山小屋でした。バス乗車時にはご主人のお見送りがありました。
こういう雰囲気のよい宿はまた来てみたいなと思います。

☆ 乗鞍観光センター駐車場は無料
☆　乗鞍観光センター　↔　肩の小屋口　バス往復2,500円
☆　位ヶ原山荘　→　肩の小屋口　バス片道520円

コース状況／危険箇所等

☆ 登山計画書
位ヶ原山荘で乗鞍春山入山計画書を提出しました。登山バスでも提出可能です。乗鞍春山入山計画書は、インターネットでも事前にダウンロード可能です。（別途、長野県警にもネットで登山計画書を提出しました。）
☆ コース状況
雪渓で斜度のあるところは、アイゼン無しで行っている方は足元がおぼつかない感じがしました。斜度もある程度あるので、ピッケルがあると尚よしです。

その他周辺情報

☆ 下山後の温泉♨
下山後、乗鞍高原からのアクセスがよい白骨温泉　煤香庵に。立ち寄り湯700円。露天風呂のみで小さいです。備え付けのシャンプー、ボディーソープもありませんが、湯温が長く浸かるには丁度よく、泉質はお肌がつるつるになって、とても良かったです。

写真

5/28 10:36

登山前日、乗鞍観光センターに到着。広い駐車場があり、トイレもあります。ここからスタート。

5/28 10:47

1日目は休暇村乗鞍高原までトレッキング。
標高の上げ下げが多少はありますが、大したことはありません。

5/28 10:49

途中、沢を渡ります。

5/28 10:49

沢の流れ

5/28 10:49

沢の流れ

5/28 11:07

ネイチャープラザ一之瀬。
こちらは車でもアクセス可能なため、登山客以外の方も見られました。
途中、水芭蕉があるエリアがあるとのことだったのですが、すでにシーズンオフで終わってしまっていました。
他にこのトレッキングルートには残念なことにあまり見所がありませんでしたが、多少の標高差はあったので、登山前日のよい準備運動となりました。

5/28 12:39

休暇村からバスで位ヶ原山荘まできました。
写真は位ヶ原山荘からの乗鞍岳方面展望です。ちょっと曇っていました。

5/28 12:39

位ヶ原山荘に到着！
とっても良いお宿でした！

5/28 13:02

位ヶ原山荘のうどんで小腹を満たしました。空きっ腹に効きます。

5/28 17:34

夕刻の空模様

5/28 17:35

夕刻の空模様

5/28 18:08

《夕食》
鶏肉のホイル焼き！

5/28 18:08

《夕食》
名物の鹿肉鍋！食べ応えがありました。キクラゲがたっぷり入ってました。

5/28 18:08

《夕食》
美味！ボリューム満点！鶏肉のホイル焼きも美味しかった！
当然、ごはんをお代わりしました。

5/29 5:54

翌日、いい天気！朝日が眩しい✨

5/29 5:54

乗鞍岳方面、雲ひとつありません。素晴らしい！

5/29 6:33

《朝食》美味しかった！

5/29 7:53

バスの待ち時間に位ヶ原山荘のコーヒー。美味しくいただきました。
お菓子もついてきます。

5/29 8:35

肩の小屋口に到着！この時期、バスはここまでしか来れません。
肩の小屋口からの眺め。たくさんのスノーボーダー、スキーヤーの姿。リフトがないので、滑ったあとは自力で登っていっています。

5/29 8:35

肩の小屋口のお手洗い？

5/29 8:55

雪渓を登っていきます。しっかりとトレースがあります。

5/29 8:56

せっせと登ります。直登しましたが、ここは左側に巻くべきでした。この先、雪渓行き止まりです。

5/29 8:58

綺麗な雲

5/29 9:01

右手にコロナ観測所が見えてきました。

5/29 9:35

剣ヶ峰方面

5/29 9:36

肩の小屋。シーズン前でまだ開いていませんでした。
小屋越しにコロナ観測所。

5/29 9:39

剣ヶ峰方面

5/29 9:42

がれた登り。雪が全くないところもあります。

5/29 9:43

剣ヶ峰方面登り。

5/29 9:48

剣ヶ峰方面登りから、肩の小屋を振り返ります。

5/29 9:53

雪渓に入ります。

5/29 9:57

雪渓登り。

5/29 9:58

凍っているわけではないので、滑落の危険性はなさそうです。

5/29 10:18

雷鳥さん発見！！
脚首にベルトが巻いてある観察対象の個体でした。

5/29 10:18

みんな騒ぎ始めたので、逃げています。てくてく走っていくのもとてもかわいいです。飛べばいいのに。

5/29 10:18

ひたすら逃げていきます。

5/29 10:23

雷鳥さん、岩陰に隠れる。
雷鳥には珍しく警戒心が強かったです。

5/29 10:28

北アルプス！！

5/29 10:29

雲が高くて良い天気です。

5/29 10:29

多少がれていました。

5/29 10:41

権現池。ブルーが綺麗。

5/29 10:41

権現池から飲料水として水を引いているとのこと。

5/29 10:41

山頂の社と鳥居が見えてきました。

5/29 10:43

雪渓も夏道も歩けます。
楽なので雪渓を行きました。

5/29 10:43

山頂への最後の登りをいきます。

5/29 10:48

頂上小屋。ピンバッジを購入。1,000円。ちょい高。登頂証明書が付いてきます。

5/29 10:55

御嶽山。雄大。独立峰はやはり迫力があります。

5/29 10:55

御嶽山

5/29 10:57

山頂の社

5/29 11:02

乗鞍岳頂上！

5/29 11:02

もいちど権現池

5/29 11:03

山頂の社。安全な下山を祈願しました。

5/29 11:04

立派な鳥居。青空に映えます✨

5/29 11:05

北アルプス！パノラマ

5/29 11:06

白山！家に帰ってから山座同定

5/29 11:10

山頂から北方の展望

5/29 11:10

笠ヶ岳、槍／穂高よく見えます。

5/29 11:10

中央に常念、蝶ヶ岳！

5/29 11:29

頂上小屋裏側に休憩できるスペースがあります。ここで昼飯としました。

5/29 12:18

蚕玉岳山頂！（剣ヶ峰に向う途中で経由します）

5/29 13:33

帰りのバスから眺める雪の回廊。

5/29 14:25

無事、乗鞍観光センターに戻ってきました。
乗鞍方面を見上げると、雲がたくさん上っていました。

撮影機器：

OLYMPUS PEN Lite E-PL5 オリンパス

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ

感想

tatsumaimo

快晴の乗鞍岳！
肩の小屋口からは早速の雪渓歩き。
雪渓歩きはとても楽しかった！
残雪を求めて、沢山のスキーヤー、ボーダーがいました。
登山の方はアイゼンなしで登っている人もかなりいたけれど、アイゼンあったほうが安心です。我々はピッケルも持って行きました。

肩の小屋まで雪渓を登ると、尾根筋に出てからは、夏道もかなり出ていました。でも、一部、雪渓を歩かないといけないところもありました。気温も高めで凍結してるわけでもないので、滑落リスクはなさそうでしたが、アイゼンを履いていたため、多少斜度があるところもサクサク登れました。

途中、ライチョウさんを見ることができました。少し遠かったのが残念でした。望遠レンズを忘れてしまったため、よい写真が撮れませんでした。

山頂からは御嶽山、槍・穂高連峰等の北アルプスをはじめ、白山も見ることができ、とっても雄大な景色を楽しむことができました⭐

復路は雪の上をアイゼン履いてスイスイ下りました。とても楽チンでした。
夏の緑で彩られた乗鞍岳にもまたいつか来てみたいと思います。