雨乞岳・イブネ〜鈴鹿奥座敷の贅沢なテン泊

2016年06月03日(金) 〜 2016年06月04日(土)

• GPS: 08:25
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,114m
• 下り: 1,201m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:00

7:42 武平トンネル西登山口
8:23 8:24 沢谷峠
8:38 8:39 クラ谷分岐
9:40 9:40 七人山のコル
10:16 10:16 東雨乞岳
10:38 10:49 雨乞岳
11:30 11:30 杉峠
11:44 11:45 杉峠の頭
12:01 12:01 佐目峠
12:16 12:19 イブネ
12:47 12:48 イブネ北端
12:57 12:57 クラシ
13:42 イブネ

2日目

• 山行: 3:21
• 休憩: 0:09
• 合計: 3:30

5:45 イブネ
7:04 7:06 雨乞岳
7:20 7:22 東雨乞岳
7:41 7:42 七人山のコル
8:32 8:35 クラ谷分岐
8:47 8:48 沢谷峠
9:15 武平トンネル西登山口

・復路イブネから雨乞の間のトレースが切れています

天候

1日目：晴れ時々曇り
2日目：曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往復：東名阪自動車道・四日市ICから湯の山温泉を目指して鈴鹿ハイウエイで武平峠

コース状況／危険箇所等

危険個所なしですが。。。
・登山口直上の杉林が道分かりづらいです
・1か所ザレ場注意です
・雨乞の笹原の尾根は朝露で濡れます

その他周辺情報

(1)菰野町片岡温泉「アクアイグニス」モンベルカードで￥５００
(2)東名阪・御在所SA（上り）では赤福の茶屋があり２個ほうじ茶付きで￥２００

写真

6/3 7:24

平日の武平峠
余裕で駐車できました

6/3 7:28

適当な間隔でこのような道標が

6/3 7:38

さあ、行きましょう

6/3 7:39

タニウツギ

6/3 7:39

マムシグサ

6/3 9:06

快晴です！
緑と青空

6/3 9:10

石に写るシダの影が揺れる
なんとも気持ちのイイ道

6/3 9:17

フタリシズカ
でも一本

6/3 9:18

谷筋の道は涼しく気持ちよかったです

6/3 9:21

馬酔木の若葉もキレイな緑

6/3 9:23

エンレイソウ
実をつけていました

6/3 9:24

バッタもお花をモグモグ

6/3 9:30

これはホタル？
すいません、分かりません・・・

6/3 9:42

谷筋から尾根筋に上がってきました
本当に快晴です！！

6/3 9:54

落し文
今日は虫が多いですね

6/3 10:01

クリームにピンクの縁
青空に映える小さな花
馬酔木では内容ですが・・・
でも美しい

6/3 10:09

東雨乞
抜群の眺望でした

6/3 10:10

御池・藤原から

6/3 10:10

御在所

6/3 10:11

鎌から南

6/3 10:11

双峰の仙ヶ岳から甲賀の山々

6/3 10:11

雨乞
南には綿向につながる尾根

6/3 10:11

東近江の平野が

6/3 10:11

そして本日のお宿
鈴鹿の奥座敷
イブネ
ここは360度の眺望です

6/3 10:12

イエイ！

6/3 10:17

さあ、雨乞へ
キレイな笹原の尾根

6/3 10:22

途中に幕営適地

6/3 10:30

同定できず・・・
小さな白い花がいっぱい

6/3 10:33

来ました！雨乞

6/3 10:34

山頂ではウグイスが声高らかに鳴いています
久しぶりにその姿を見ました

6/3 10:37

三等△雨乞

6/3 11:12

小さな紫の野草
すいません、これも同定できず

6/3 11:13

カケスの羽根？

6/3 11:15

小さな黄色い花
こちらも同定できず・・・

6/3 11:21

キレイな緑のコガネ

6/3 11:24

雨乞から下降
杉峠

6/3 11:27

イブネ方面に向かう道に

6/3 11:44

ヤマツツジ

6/3 11:50

快晴で気温が上がっていますが木陰で涼しい

6/3 12:01

咲いたばかりのタニウツギ

6/3 12:05

小さな小さな紫の花
これも名前知らず

6/3 12:14

そうこうしているうちに着きました〜
イブネ

6/3 12:15

コケや下草がふっくらしています

6/3 12:35

タカネバラ白

6/3 12:52

クラシへ行く途中

6/3 13:09

銚子あたりに川の源流？
遡上し最初の一滴を探しました

6/3 13:17

キセキレイ

6/3 13:20

ブナ林があります

6/3 13:23

ここから沁み出ていました
クラシから銚子に向かう分岐の下あたりでした

6/3 13:28

笹原が枯れた跡
途中であったベテランさんに聞いたのですが
30年前は笹が生い茂っていたそうです
それこそ雨乞岳みたいに
それが花をつけて一斉に枯れた
そこに残ったのがイブネ・クラシだそうです

6/3 14:12

まだまだ時間があります
快晴で暑くなってきました
この日のテン泊は自分ひとり
とても贅沢！

6/3 14:27

日影で飲み始めました
まだ2時半ですが・・・暑くて

6/3 14:45

この空

6/3 15:02

日よけの木陰は涼しいです

6/3 15:12

コケだけでなく若い草が生い茂っているところも

6/3 17:47

昼寝や散歩を繰り返してやっと陽が暮れてきました
琵琶湖が輝きます

6/3 18:44

陽が沈みます

6/3 18:54

イイですね

6/3 18:59

空の色が劇的に変化します

6/3 19:09

陽が沈むと一瞬空に色が広がる
本当に良く晴れました
お休みなさい

6/4 4:33

おはようございます
曇りの予報とおりガスが・・・

6/4 5:05

陽が出ると水蒸気を吹き飛ばします

暖かくなってきました

6/4 5:12

御在所が雲の上にポッカリ

6/4 5:13

雨乞岳も雲の上

6/4 5:35

撤収完了！30Lのザックに効率よくパック出来ました

6/4 5:40

さあ帰ります

6/4 5:52

ガスの先には雨乞

6/4 7:02

雨乞山頂

6/4 7:03

この尾根イイですね

6/4 7:56

ミソサザイが美しく鳴く谷を下る

6/4 9:15

楽しかった山行も終わり

6/4 9:42

帰りに寄り道
片岡温泉「アクアイグニス」

東名阪の御在所SAで「赤福茶屋」
ほうじ茶がついて美味しくいただきます

撮影機器：

Optio WG-2 ペンタックス

装備

個人装備

長袖Tシャツ 半袖Tシャツ ズボン 靴下 夏手袋 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 3シーズン靴 ザック30L 食糧 行動食 水筒（1.4L+0.7L） ZIPBOIL シェラカップ ライター 山と高原地図+地形図 コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ラジオ ファーストエイドキット 日焼け止め 虫除けスプレー 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ テント テントマット シュラフ#5 ダウン上下 フリースベスト

備考

・ダウン上下、毛帽子、ネックウオーマー、結構冷えたので持って行って良かった

感想

ちょっこうさん

鈴鹿山脈第二の高峰、雨乞岳
さらにその奥
テントを背負って「奥座敷」と呼ばれるイブネに

＞
1日目
本当に良く晴れました
武平峠からの道は谷を登り途中から尾根筋にでる
気持ちのイイ道でした

尾根に出てると東雨乞から雨乞岳への道はなだらかな笹原で
美しいカーブを描いています
そして杉峠に一旦下りさらに北に

イブネでは30年来のベテランハイカーさんと話をしました
このイブネも昔は背丈ほどもある笹原だったそうです
それが花をつけて一斉に枯れたのだそうです

たしかに笹の枯れた根っこが
そこかしこに出ています
そこにコケ・地衣類が勢力を伸ばしたんですね

昼過ぎからは晩酌をしたり昼寝をしたり
のんびり過ごしました
それにしてもテントの中は暑かった〜

＞
2日目
昨晩、何回もシカの鳴き声で目を覚ましました
そのせいか、シカがテントの上から覆いかぶさってくる夢まで見ました

朝、雲海が広がりました
御在所、雨乞ともに雲海の上にポッカリ浮いていました

下山路は土曜日ということもあり沢山のハイカーと行き交いました
そして駐車場は御在所の下まで満車状態が続いていました
この山域は大盛況です

梅雨の直前
スッキリ晴れた週末のテントで過ごしたイブネは
一人静かな贅沢な奥座敷でした