ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 89292
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

初挑戦・富士山(富士スバルライン五合目〜吉田口山頂)

2010年07月24日(土) 〜 2010年07月25日(日)
 - 拍手
ksrock その他4人
GPS
15:25
距離
12.7km
登り
1,486m
下り
1,485m

コースタイム

18:00 富士スバルライン五合目着
19:50 富士スバルライン五合目
21:40 七合目日の出館
1:10 八合目太子館
4:30 九合目
5:50 吉田口山頂3710m

7:10 吉田口山頂
7:45 本八合目富士山ホテル
11:15 富士スバルライン五合目
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道の河口湖ICを降りて富士スバルライン五合目へ。
時期によってマイカー規制あり。
コース状況/
危険箇所等
五合目から泉ヶ滝まではアップダウンのない砂利道です。
泉ヶ滝の分岐を右斜めの道を進み、六合目まで石段状の緩やかな登りになります。
六合目から七合目までは落下防止柵に沿って単調なつづら折りの砂礫道を登ります。
足元が滑りやすくて歩きづらく体力を消耗しやすいです。
七合目から八合目までは急斜面の溶岩の岩場が続き、本八合目まではまた砂礫道が続きます。
本八合目から頂上までは傾斜がきつく岩場も多いです。九合目の白い鳥居を過ぎると頂上は目前です。
下山道は砂礫のつづら折りの道をひたすら歩きます。
予約できる山小屋
江戸屋
胸突江戸屋
日の出館
本七合目鳥居荘
白雲荘
富士スバルライン五合目から富士山を望む。威圧感があり「これを登るの?」って感じです。
2010年07月24日 18:50撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/24 18:50
富士スバルライン五合目から富士山を望む。威圧感があり「これを登るの?」って感じです。
富士スバルライン五合目から見る夕焼け。
2010年07月24日 19:14撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/24 19:14
富士スバルライン五合目から見る夕焼け。
九合目付近から見る朝焼け。御来光が待ち遠しいです。
2010年07月25日 04:48撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 4:48
九合目付近から見る朝焼け。御来光が待ち遠しいです。
九合目付近からの望む御来光。すっごく感動しました。一気に疲れが吹っ飛びます。
2010年07月25日 05:15撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 5:15
九合目付近からの望む御来光。すっごく感動しました。一気に疲れが吹っ飛びます。
雲海もすごい綺麗。
2010年07月25日 05:28撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 5:28
雲海もすごい綺麗。
神々しい御来光と雲海。ここまで登ってきた甲斐がありました。
2010年07月25日 05:28撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 5:28
神々しい御来光と雲海。ここまで登ってきた甲斐がありました。
山頂までもうひと頑張り。でもすごい混雑してます。
2010年07月25日 05:32撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 5:32
山頂までもうひと頑張り。でもすごい混雑してます。
山頂入口の鳥居が見えてきました。
2010年07月25日 05:58撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 5:58
山頂入口の鳥居が見えてきました。
山頂入口の鳥居に到着。あと少しだ。
2010年07月25日 05:59撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 5:59
山頂入口の鳥居に到着。あと少しだ。
吉田口山頂の九須志神社。登りきった達成感は格別です。
2010年07月25日 06:02撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 6:02
吉田口山頂の九須志神社。登りきった達成感は格別です。
九須志神社の石標前で記念撮影。
2010年07月25日 06:33撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 6:33
九須志神社の石標前で記念撮影。
噴火口です。向こう側に見えるのは剣が峰。噴火口はとにかく大きいです。
2010年07月25日 07:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:13
噴火口です。向こう側に見えるのは剣が峰。噴火口はとにかく大きいです。
噴火口。
2010年07月25日 07:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:13
噴火口。
噴火口内部は雪が残っていました。
2010年07月25日 07:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:13
噴火口内部は雪が残っていました。
噴火口。
2010年07月25日 07:13撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:13
噴火口。
下山道前。
2010年07月25日 07:21撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:21
下山道前。
山中湖をバックに記念撮影。
2010年07月25日 07:23撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:23
山中湖をバックに記念撮影。
登ったのもつかの間。山頂をあとに下山します。天気がいいです。
2010年07月25日 07:24撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:24
登ったのもつかの間。山頂をあとに下山します。天気がいいです。
河口湖方面。幻想的な景色です。
2010年07月25日 07:25撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:25
河口湖方面。幻想的な景色です。
朝日に照らされて光って見える山中湖。朝モヤもいい雰囲気です。これは登った人にしか味わえない感動的な景色です。
2010年07月25日 07:25撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:25
朝日に照らされて光って見える山中湖。朝モヤもいい雰囲気です。これは登った人にしか味わえない感動的な景色です。
つづら折りの砂礫道をひたすら下ります。
2010年07月25日 07:25撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:25
つづら折りの砂礫道をひたすら下ります。
ふと見上げると、はるか上に山頂が。
2010年07月25日 07:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:29
ふと見上げると、はるか上に山頂が。
ひたすら下ります。地味に足にきます。
2010年07月25日 07:29撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:29
ひたすら下ります。地味に足にきます。
天気が良くて気持ちがいいです。
2010年07月25日 07:43撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:43
天気が良くて気持ちがいいです。
九合目の鳥居(右)と山頂入口の鳥居(左)がはるか上に見えます。
2010年07月25日 07:43撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:43
九合目の鳥居(右)と山頂入口の鳥居(左)がはるか上に見えます。
雪が残っている所もありました。
2010年07月25日 07:52撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:52
雪が残っている所もありました。
本八合目の富士山ホテルに到着。
2010年07月25日 07:58撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 7:58
本八合目の富士山ホテルに到着。
飛行機雲が綺麗で、気にいっている一枚。
2010年07月25日 08:05撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 8:05
飛行機雲が綺麗で、気にいっている一枚。
御殿場方面は雲が多いです。
2010年07月25日 09:00撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 9:00
御殿場方面は雲が多いです。
だんだん曇ってきました。このあと古傷の膝が痛くなり歩く事に集中し、これ以降の写真がありません。
2010年07月25日 09:34撮影 by  DMC-FX37, Panasonic
7/25 9:34
だんだん曇ってきました。このあと古傷の膝が痛くなり歩く事に集中し、これ以降の写真がありません。
撮影機器:

感想

梅雨も明けた人生初の富士登山当日、興奮していたせいか、いつもと変わらず朝6時に起きてしまいました。

昼1時に勤務している会社の駐車場に行き、会社の人達と私も含めた5人で、私の車でいざ富士山へ。

中央自動車道を富士山方面へ走行中、富士山は曇っていて見えず、登山時の天候が不安でしたが、
河口湖ICに着く頃には富士山も見えてきて、なんとか天気はもちそうかなと思った瞬間、夕立が降ってきて、
嫌だなあと思いましたが、間もなく夕立も止んで、富士山がはっきり見えるようになりました。
富士スバルラインに入ると間もなくメロディラインがあり、みんなで興奮してしまいました。

五合目に着いて富士山を目の当たりにした時には、圧倒的な威圧感と存在感で「本当にこれを登るの?」と思いました。
富士登山が無理な人は、ここから富士山を見るだけでも楽しめると思います。

早速登山準備をして、写真を撮ったり買い物したりしてゆっくり過ごし(金剛杖を買いました)、19時50分頃、山頂へ出発。
そんなに天気は悪くなく、月が綺麗に見えました。
泉ヶ滝までアップダウンのない道を軽快に歩いて行きましたが、擦れ違う下山客の疲れ切った姿を見たら憂鬱になってきました。
いや、その前に高山病にならないか、山頂まで辿り着けるのかと不安になりました。
下山客の中には、お父さんに引っ張られて歩くフラフラの子供もいました。

泉ヶ滝からは石段状の緩やかな登りになり、いよいよ始まったかなという感じになってきました。
六合目の安全指導センターで地図をもらい、この辺りから単調なつづら折りの砂礫道になりました。
下が砂なので足が滑り、なかなか前に進まないような感覚で歩きづらかったです。

六合目を過ぎてから山頂方面を見上げると、山小屋の明りや登山客のライトの光が見え、山小屋の明りを目標に登って行きました。

七合目過ぎたあたりから、仲間の一人が体調不良になりました。
近くの山小屋の人や本人や仲間たちと相談した結果、八合目まで行けば下山道もあり、山小屋で朝方まで休めるからという事で、
本人には可哀相でしたがなんとか八合目まで登ってもらい、朝方になったら先に下山してもらう事にしました。
私たちは本来なら剣が峰まで行く予定でしたが、本人を下で一人で待たせる訳にもいかないので、次回剣が峰へのリベンジを誓い、
吉田口山頂まで行って下山する事にしました。

八合目で仲間と別れ、山頂に向かい始めそろそろ御来光の時間も近づいてきた頃、山頂に近づくにつれ段々と混雑してきました。
そんな中、混雑を避けてコース外の岩場を登って行くマナーの悪い人もいて、危ないなあと思いました。
混雑で足止めされると疲れたり眠くなってきたりして、金剛杖に寄り掛って少し休んだりしました。

そんな感じで段々と明るくなってきて、山頂での御来光には間に合わないと思い、九合目付近で御来光を見る事にしました。
段々と明るくなってきて、一面に広がる雲海が良く見えるようになってきました。
雲海だけでも感動します。

そしていよいよ御来光!
これを見るためにここまで来たんだと、頑張りが報われる瞬間でした。ここまで登って来た疲れも吹っ飛びます。
日本一の御来光、すごい感動しました。
この感動を他の登山客と共有できた事も御来光の魅力のひとつですね。

御来光を見てパワーをもらったあと、さて山頂までもう少しだと行こうとしましたが、これがまたすごい混雑。
まあ焦っても仕方ないので、御来光を見ながらゆっくり登りました。

混雑の中ゆっくりゆっくり登って行くと、やっと山頂手前の鳥居に到着。
鳥居を潜って階段を登って行くと、ついに感動の富士山頂に到着!
まさか自分がここまで登って来れるなんて、本当に感動しました。
山頂についた時は、仲間と思わずハイタッチしてしまいました。

山頂はやっぱり混雑していました。神社もお店も混雑していました。
そんな中、神社でお守りを買って、金剛杖に御朱印を押してもらい、石標の前で記念撮影をしました。

お店で少し休んだあと、噴火口まで行きましたが、これがまた大きい!
反対側の旧富士山測候所が小さく見えます。
今度また来た時には、剣が峰まで行ってやる!と強く思いました。
ここでも、噴火口をバックに記念撮影。

そして、先に下山した仲間の元へ戻るために、山頂での滞在時間約1時間半ほどで、下山の途につきました。
下山道口で初めて山頂からの景色を見ましたが、雲も取れてすっかり晴れて、山中湖や山々が綺麗に見えて絶景でした。
小さな山中湖を見ると、高所にいる実感が今更ながら湧いてきました。

下山は単調な砂礫のつづら折りの道を六合目付近までひたすら歩きます。砂埃もすごいです。
道は単調でしたが、下の景色を見たり、山頂付近を見上げながらと、気分転換をしながら楽しく歩けました。

不安定な砂礫道を歩いていると脚への負担が大きく、下山道八合目あたりで右膝が痛くなってきて普通に歩けなくなりました。
それと同時に霧が出てきて、雨でも降ったら嫌だと思いながら脚を引きずって何とか六合目付近に着き、最後の力を振り絞って、
感動のゴール!五合目に帰って来ました。
泉ヶ滝までの石段状の道を下るのが、ある意味一番難所でした(笑)

日曜日って事もあり、五合目は観光客などで賑わっていました。
バスのロータリーには暴走族もいました。
露店で焼きそばを食べて(たぶん富士宮焼きそば?)、売店でお土産を買ったりと、五合目を満喫してから帰りました。
富士スバルラインの帰り道にもメロディラインがありました。
ちなみにメロディは「ふじの山(富士山とも言う)」です。

一昼夜寝ずの登山だったので帰りの運転は眠かったけど、事故も起こさず何とか無事に帰宅出来ました。
帰宅したら即寝。今までに経験のない36時間起きっ放しでした。

富士登山は良い経験になりました。
好天にも恵まれ、御来光や雲海、山頂から見る絶景も感動し、また登りたくなるという気持ちが分かる気がしました。
登山にハマるきっかけになりました。

今度登る時は、剣が峰まで行きたいし、違うルートでも登ってみたいし、出来たら一合目から登ってみたいとも思いました。
でも今度は日帰り登山ではなく、山小屋泊り登山で、ゆっくりと登りたいです。
初めての富士登山にしては過密プランでした。^^ゞ

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1417人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 富士・御坂 [日帰り]
富士山(吉田口〜お鉢巡り〜吉田大沢滑走)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山(吉田口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
ハイキング 富士・御坂 [2日]
富士山登山 富士吉田ルート
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら