(那須)茶臼岳 〜の裏側トレッキング〜
- GPS
- 05:28
- 距離
- 10.4km
- 上り
- 845m
- 下り
- 826m
コースタイム
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:07
天候 | 晴れのち曇り気味 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
160台の駐車が可能。 トイレあり、自販機あり、売店あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・峠の茶屋駐車場から上部にトイレはない。 ・茶臼岳には噴気孔が多数あり。ガスを吸い込まないように注意。 ・茶臼岳西側の森ではツキノワグマの目撃情報あり。 ・三斗小屋温泉は日帰り入浴不可。 |
その他周辺情報 | 温泉、土産屋、コンビニなど多数。 |
写真
感想
梅雨入りしたが雨の降らない日が続く6月上旬。午後から天気が崩れそうな予報なので、先週の男体山と同じように正午前に下山できるプランを検討し、結果、久しぶりに那須に登ることにした。雪のない那須は本当に久しぶりだ。
自宅を3時に出発し、5時半から登るつもりだったが、途中で眠くなったので仮眠したら6時から登ることになった。峠の茶屋に着いたら、既に下山してきた登山者の姿もある。ご来光はどうだったのだろうか。
冬季は大丸駐車場から先が通行止めとなるため峠の茶屋まで30分ぐらい登らねばならない。それに比べるとこの時期はかなり楽だ。駐車場から峰の茶屋跡まで40分で着いた。剣ヶ峰と朝日岳に雪は皆無で、むしろ新緑が眩しい。那須連峰の最高峰は朝日岳の先にある三本槍岳だが、今回は茶臼岳の裏側に用がある。
峰の茶屋跡から茶臼岳までは火山の山らしく岩稜帯。登山道脇からは火山ガスが噴き出す様は正に地獄そのもの(地獄に落ちたことはないが)。ガレ場を登ることわずか15分、山頂の火口跡に到着。火口を反時計周りで歩いて茶臼岳に登頂。東の眼下には雲海が広がり、西の眼下には深い森が広がる。北には隠居倉から朝日岳、その奥には三本槍岳、南には那須五峰の南月山と白笹山。梅雨時期の山とは思えぬ展望を堪能し、ロープウェイ乗り場近くまで下る。そこから西の牛ヶ首に向かう。そのルートにはイワカガミが咲き乱れ、我々の目を楽しませてくれる。
牛ヶ首近くに来ると、西風により流れてきた火山ガスの匂いが濃くなる。牛ヶ首から西に下り、今回の目的であるひょうたん池に向かう。木道の先にあるひょうたん池には茶臼岳が逆さに映る。この時期は岩と緑で地味だが、紅葉の時期や雪の降り始めであれば素敵な写真が撮影できるようだ。今年の初冬に再訪したい。
ひょうたん池から登山道に戻り、三斗小屋方面に向かう。ずっと樹林帯で、ツキノワグマの気配を探りながら進み、三斗小屋温泉と峰の茶屋跡の分岐に到着。予定では三斗小屋温泉経由で隠居倉、熊見曽根、朝日岳だったが、延命水で淹れたコーヒーが飲みたくなったので峰の茶屋跡方面に舵を切った。
延命水は適度に冷たく、透明度が高い。プラティパスに1ℓを入れて避難小屋まで移動してランチ。食後に延命水で淹れたコーヒーはとても美味しかった。ブラックコーヒーは硬度の低い水で淹れるとおいしいらしい。日本はミネラルの少ない軟水が多いため、コーヒーそのものの味が楽しめるブラックで飲むことが多く、硬水で淹れることの多い欧米ではミルクや砂糖を入れることが多いと聞いた。コーヒー好きとしては、日本名水百選の水でコーヒーの味を試してみたいものだ。
峰の茶屋跡に戻ると、朝とは違ってたくさんの登山者が集まっていた。峠の茶屋に下山する途中、小学生100人ほどの行列待ちは発生したが、おおむね順調に下山。今週もいい登山が出来た。
こんにちは〜!!!ひょうたん池と茶臼岳の写真いいですね〜!こういうの見ちゃうと行きたくなってしまいます。紅葉シーズンに行こうと思っていましたが前倒ししたくなりました!!!
jochさん、こんにちは。
ひょうたん池の存在は知っていたのですが行ったことがなかったので、紅葉シーズンにむけての下見として行ってきました。みなさんの写真を見ると、やはり秋が素敵ですね。雪を纏った茶臼岳と紅葉のコラボ写真が撮影出来ればと思っています。
コメントありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する