富士山 登山未経験者と行く 富士宮口 〜 プリンスルート

2016年06月26日(日) [日帰り]

• GPS: 10:17
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,531m
• 下り: 1,518m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 2:35
• 合計: 10:16

距離 12.0km 登り 1,531m 下り 1,528m

5:54 富士宮口五合目
6:08 富士宮口新六合目
6:52 7:09 新七合目御来光山荘
7:35 7:47 元祖七合目山口山荘
8:17 8:35 八合目池田館
9:16 9:26 九合目萬年雪山荘
9:48 10:01 九合五勺胸突山荘
10:45 10:55 富士宮口頂上
11:19 12:22 剣ヶ峰
13:19 13:21 御殿場口頂上
14:01 御殿場口八合目
14:13 14:15 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
14:37 14:38 御殿場口七合五勺・砂走館
14:39 御殿場口七合四勺・わらじ館
14:45 14:48 御殿場口七合目
15:06 15:07 御殿場口下り六合（走り六合）
15:10 宝永山馬ノ背
15:15 15:16 宝永山
15:37 宝永第一火口
15:45 15:47 宝永第一火口縁
15:59 六合目宝永山荘
16:10 富士宮口五合目

天候

晴れ/曇り　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

富士宮ルート9合5勺〜山頂に残雪がありちょっとした難所のようにとなっていました。
御殿場ルートの山頂〜7合5勺は傾斜は緩いですが、まだ山開き前で整備されていないのか、ロープは切れ切れ、登山道も荒れて歩きにくい印象でした。
また、御殿場ルートから宝永山方面への分岐点で、御殿場方面へ向かう真新しい踏み跡がありましたが、御殿場ルートをピストンしたツワモノばかりではなく、間違えて下った方がいたようです。
当日は霧により見通しが悪かった為と思いますが、この分岐は道標ありますが要注意です。
シーズン中には「プリンスルート」と「至 富士宮口」の案内板も設置されるようですが、山開き前の為か「下り6合」の道標しかありませんでした、富士宮口はこの道標の宝永山の方へ行きます。
御殿場方面（左）が広く本道で、宝永山方面（右）が分岐してゆく細い道といった感じでした。

写真

6/26 5:53

さあ！行くぞ。
富士山スカイライン5合目駐車場より。
標高2400m

6/26 6:37

いきなり飛ばして、すぐにバテる。
標高2700m付近

6/26 6:55

新七合目御来光山荘（2790m）にて大休止

6/26 7:45

元祖七合目山口山荘（3030m）より下を見る。

6/26 8:33

八合目池田館より下を見る。

6/26 8:33

八合目池田館（3220m）にて大休止
目を瞑ってじっと動かず、だいぶお疲れの様子。

6/26 9:08

もう少しで9合目
上に見えるは、9合と9合5勺の小屋
標高3350m付近

6/26 9:56

9合5勺（3590m）から山頂を望む

6/26 9:56

9合5勺から麓を望む
芦ノ湖が見える

6/26 10:39

山頂を目前にして座り込んじゃった。
もう少しだガンバレ
標高3740m付近

6/26 10:39

座り込んじゃった所から下を見る。
9合5勺の小屋と9合の小屋が見える。

6/26 10:59

富士宮口山頂から剣ヶ峰へ

6/26 11:10

ガスが晴れて火口が見えた。

6/26 11:18

剣が峰へ、最後の登りがきつい。
ザレた急坂（馬の背）を登りきった所で、またも座り込み。
剣ヶ峰を目前にして、しばらく動かず。
後姿に哀愁が・・・

6/26 11:31

とうとうやりました！
日本最高地点に到着

6/26 11:48

相棒がおやつに持ってきた数本のバナナ、ザックに入らんと言うので私のザックに入れて登る。
山でバナナは初めてです。

6/26 11:29

お鉢巡り
本栖湖が見えた。

6/26 12:49

お鉢巡り
河口湖、西湖が見えた。

6/26 13:33

御殿場ルートの下り

6/26 13:33

御殿場ルートの下り

6/26 14:42

御殿場ルート7合5勺付近から山頂を見上げる。

6/26 15:17

宝永山
せっかくなので、よってみました。
何も見えませんでした。

6/26 15:25

宝永山からの下りで振り返って。

6/26 15:46

宝永第一火口縁付近より
宝永山から下ってきた道がうっすらと見える。

撮影機器：

Canon IXY 3 Canon

感想

辻 平内

　仕事でお付き合いのある職人のS氏から、「富士山に登りたいので一緒に登ってくれ」と頼まれて今回の山行となりました。
今年はレコにはUPしていませんが5月に登っており、2度目の富士山となります。
　S氏は40代後半男性で登山経験はありません。
登り始めると、結構良いペースで登っていきます。
と思ったら、やはりオーバーペースだったようで、6合目をすぎた辺りでダウン。
自身もそうだけど、ゆっくり登る事ができずに、息が切れてしまうようです。
登るペースは遅くないと思うが、休憩は長く、時々登山道脇に座り込んでしまう。
登る前は、お鉢巡りをすると意気込んでいたが、富士宮口山頂に着いた時には、疲労困憊とみえて、「剣ヶ峰には行かない」と言って大休止。
ここまで登って剣ヶ峰に行かないのは勿体無いので、強引に説得して剣ヶ峰へ。
剣ヶ峰でひとしきり休んだ後、「お鉢巡りはアップダウンが少ないから楽勝だ」とそそのかしてお鉢巡りへGO。
下山は御殿場ルートから宝永山へ向かうプリンスルートで5合目駐車場へ戻りました。
下山となればサクサク歩くだろうと思っていたが、意外と時間がかかりヒヤヒヤしました。
　今回、何度も登った山なので事前にチェックしなかったのですが、終わってみれば、トータルでは、ほぼ昭文社のコースタイムどおりでした。
多くの人が登る富士山だけに、昭文社のコースタイムはかなり遅めになっているようですが、ちょっと甘く考えていました、反省です。
　初心者は下りで膝にくるので、傾斜の緩いプリンスルートを使うのが良いと聞いて今回このルートとしましたが、（実は今までこのルートの存在を知らなかった）昭文社のコースタイムで計算すると、富士宮ルートでピストンするよりもプリンスルートで下山する方が時間が短いようです。
　S氏は、登頂の達成感と、自慢のネタが一つ増えて満足げでしたが、疲労困憊の表情で休む写真（表情をお見せできないのが残念ですが）は会社の同僚に大うけでした。
　山頂に近づくにつれ風も強く、そこそこ寒く手袋をするほどでしたが、モンベルのライトシェルジャケット1枚でしのげる程度でした。

コメント

Kazuhagi

おっ！珍しいですね
heinaiさん　　コンんばんは

単独では無いとは、違和感感じますね〜
時間は本当にギリギリで苦労した事わかります。
やはり、会社の方は高山病ですかね〜
普段山に登っていると、酸素が薄いとは感じなくなりますな〜
だいぶ前に買った酸素缶未開封のまま持っているオッサンより

辻 平内

Re: おっ！珍しいですね
コメントありがとうございます。
頭痛は無かったようですが、前日よく眠れなかったそうだし、食欲も無くなっていたので、高度障害だったかと思います。
なんとも、初心者に鞭打つような山行となってしまいました。

ruhasaman

お疲れ様でした
自衛隊の訓練登山みたいですね〜
heinai さん周りの人から見ると鬼軍曹だったりして

私もこのルートを登山未経験の同僚と歩きました。
同じくヘトヘトになってましたよ

辻 平内

Re: お疲れ様でした
富士宮口山頂まで行って、剣ヶ峰に行かないなんて絶対後悔すると思いまして、ちょっと強引にお誘い申し上げました。
決して「ゴルァ！もっとサクサク歩かんかい！！」などとは・・・

Hikaru

こんばんわ
初めての方には厳しい山でしたね。
何とか御鉢巡りできて良かったですね。
日曜は膝のリハビリで、スバルラインにバイクを置き、吉田口をから本八合目まで上がり、引き返してきました。
ニアミスでしたね。(^-^)

辻 平内

Re: こんばんわ
彼には予想以上に苦しい登山だったようですが、懲りる事は無く、「韮崎市民なんだから今度は鳳凰山でも登ったら、景色が良いよ」って言ったら、その気になっていました。
それにしても、Hikaruさんも富士山に来ていたとは。

Hikaru

Re[2]: こんばんわ
heinai さん
悪魔のささやきとは、まさしくこのことではないですか。
ドンドコ沢から入山ですか？
三山ともピークを踏むのですか？
レコ楽しみにお待ちします

辻 平内

Re[3]: こんばんわ
訊かれたので、「青木鉱泉から登れるよ」とは答えておきましたが、多分ないと思います。
万が一「鳳凰山何時登りましょう？」なんて言われたら・・・どうしよう。