ホントは見るだけにしたかった富士山（富士宮口ルート）

2025年06月07日(土) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,627m
• 下り: 1,632m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:49
• 休憩: 1:37
• 合計: 9:26

距離 14.1km 登り 1,627m 下り 1,632m

4:12 スタート地点
4:23 4:26 五合目宝永入口
4:40 4:43 富士宮口新六合目
4:45 六合目雲海荘
5:18 5:24 新七合目御来光山荘
5:52 元祖七合目山口山荘
6:22 6:27 八合目池田館
6:58 7:06 九合目万年雪山荘
7:24 7:28 九合五勺胸突山荘
7:55 頂上富士館
8:00 8:01 富士宮口頂上
8:01 8:02 頂上富士館
8:21 8:31 富士山
8:38 8:39 西安河原
8:48 8:49 雷岩
8:57 8:58 金明水
9:06 9:11 久須志岳
9:13 9:15 吉田口・須走口頂上
9:18 9:24 富士山頂上 山口屋
9:24 扇屋
9:30 成就岳
9:36 伊豆岳
9:42 朝日岳
9:51 9:52 駒ヶ岳
9:52 富士宮口頂上
9:57 9:58 頂上富士館
10:19 10:29 九合五勺胸突山荘
10:42 10:58 九合目万年雪山荘
11:15 11:20 八合目池田館
11:57 11:58 元祖七合目山口山荘
12:26 12:27 新七合目御来光山荘
13:03 13:07 宝永山荘
13:09 13:10 六合目雲海荘
13:32 五合目宝永入口
13:38 富士宮口五合目

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金曜日の夕方にたまたま富士市で仕事が入ったので開山前の富士山に登ってしまおうかと富士市内のビジホに宿泊して登山口に4時くらいに到着しました。

コース状況／危険箇所等

皆さんご存じのことと思いますが、富士山は全域溶岩性の砂礫が堆積していますので、ゲイターは必須かと思います。
だいぶ雪のエリアは縮小しましたが朝方の時間帯となった登りではチェーンスパイクの爪で十分効きましたが、昼頃になった下りではチェーンスパイクの小さな爪では効きが悪く意図せず尻セード下りに何度かなってしまいましたのでちゃんとしたアイゼンも持参ください。
自分も10本爪アイゼンを持参したのですが使わなければ持ってないのと同じことですので。

写真

6/7 4:13

小学1年生以来の富士山。前回は吉田ルートで元祖8合目までしか登っていないので、今回は登頂を目指します！

6/7 4:22

駐車場から相模湾とこの町は富士市？沼津市？

6/7 4:23

ピンぼけですがブル発信基地からスタートです。
最初の斜度が半端なく「これが続くの？」って絶望しましたが、実際には50mくらいのことでした。まるで蟻地獄…

6/7 4:24

下山時に宝永山に寄りたいなぁとか思って地図を確認しましたが、結局間違えて寄れず仕舞いでした。

6/7 4:29

最初のブル道

6/7 4:41

六合目の宝永山荘
開山前は山頂方面に向かう登山道の入り口が閉じられているので、手前か少し奥から入らせていただきます。

6/7 4:41

ご来光が出そうな感じ

6/7 4:41

西方向は富士市？清水区？

6/7 5:13

砂礫の登山道は結構な斜度です！

6/7 5:13

東方面には伊豆の山ですかね？

6/7 5:20

新7合目小屋手前で早速雪出現。
ここはノーアイゼンでクリアできます。

6/7 5:32

自分の陰

6/7 5:32

だいぶ日が出てきたのでここで日焼け止めをヌリヌリします。

6/7 5:32

ほぼ同じタイミングで歩いてこられた女性にここで抜かれました〜

6/7 6:07

今日は十分暖かいのですが夜には氷点下まで下がるんでしょうね。

6/7 6:56

8合目の小屋でチェーンスパイクを装着して時折出てくる雪渓をトラバースします。

6/7 6:56

朝方はまだ雪が締まっているのでチェーンスパイクの短い爪でもよく効きます。

6/7 6:57

昨夜富士市内のバローで買ったよもぎ大福5個入を食べながら登ります！

6/7 7:58

この鳥居を過ぎると

6/7 8:00

浅間大社奥宮はすぐです。

6/7 8:00

奥宮の横には富士館

6/7 8:17

今は無人となった旧富士山レーダー現富士山特別地域気象観測所

6/7 8:18

富士山初登頂（標高3776m）

6/7 8:18

鼻水が…

6/7 8:31

山頂から南アルプス方面が建物で見えないので景色を見るべくお鉢巡りに向かいますが、雪の斜面のトラバースはちょっと怖いですね。滑ったらお鉢に吸い込まれそう。

6/7 8:31

滑ったらヤバいっすよね！

6/7 8:41

まずは広角で八ヶ岳、北アルプス、南アルプスが一望

6/7 8:42

西方面は海まで見えています。

6/7 8:42

南アルプスと剣が峰からの崩壊地

6/7 8:42

あれは富士五湖の何湖？本栖湖っぽいかな。

6/7 8:42

南アルプス東方と後ろには中央アルプスも見えますね！

6/7 8:42

南アルプス西方

6/7 9:07

あれは山中湖ですね。

6/7 9:07

あれは右が河口湖、左が西湖ですかね。

6/7 9:07

八ヶ岳の後ろには浅間山まで見えているようです。
ってことは向こうからも富士山が望めてるってことですよね？

6/7 9:09

久須志岳の頂上だったような。
そこから見る剣が峰

6/7 13:32

下山時にブル道に救急車が待機していました。
どなたかが怪我でもされたのでしょうか。それとも高山病？

撮影機器：

SH-M15 SHARP

装備

個人装備

ウインドシェル(1) ヘッドライト(1) UQモバイルスマホ(1) モバイルバッテリー(1) 非常食兼行動食(5) 昼食(1) 手袋(2) タオル(1) テーピング(1) 絆創膏(1) トイレットペーパー少々(1) ビニル袋(1) 水2000ml サングラス インナーダウン チェーンスパイク 10本爪アイゼン

感想

matary

登山を趣味にしている多くの方は富士山を見るのは好きでも登りたいと強く思う方ってあまり聞いたことがありません。
開山時期が短く場合によっては数珠つなぎになって登る姿がニュースなどでも報じられますので、「あそこに参加したい！」と思う方は少ないのではないでしょうか。
自分もそのひとりでしたが、百名山ハントに興味はないもののヤマレコに地道に記録をアップしてたらいつの間にか3000m峰達成が近いことに気付かされ、それなら富士山も行っておかないとと思うようになった次第です。
で、昨日の金曜日の夕方にたまたま富士市で仕事が入ったので、ついでに開山前の静かな富士山に登ってしまおうと計画しました。
結果天気もよく登りでは標高差はたかだか1300mほどではありますが標高が高いこと、砂礫の登山道でそれなり疲れることは聞いていたので十分覚悟していたので大丈夫だったんですが、問題は下り。
今シーズン初の本格登山で身体が十分に出来ていなかったからか下りで脚に力が十分に入らず雪渓や砂礫でちょっと滑ると身体を保持できず何回転んだことか！
下山時に待機していた救急車が自分が呼んだものでなくてよかったと思った次第です。