久々のソロ山行は霧降高原からの女峰山ピストン/ニッコウキスゲも何とか見られました
- GPS
- 09:04
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 9:02
天候 | 11時くらいまで快晴微風 その後次第にガスが上がって来ました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
レストハウスの営業時間外はトイレは使用できません。 第三駐車場のトイレは24時間使用できるとの記載がありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
顕著な危険箇所なし。 女峰山山頂手前に1箇所固定ロープがありますが、よほど山慣れない方以外は問題ないでしょう。むしろガレ、ザレの下り斜面の方が嫌らしいです。 赤薙山から先はコメツガ?、シャクナゲ、シラビソ?の張り出しが少々うるさいです。女峰山近くになると今度はハイマツです。しかしヤブコギと言うほどのレベルではありません。 水場は前日までの雨が功を奏してか、良く出ておりました。しかしこれが恒常的なものかはわかりません。 ニッコウキスゲは最終盤と言う印象でした。来週もまだ咲き残りがあるかどうか。 標高の高いところではシャクナゲがたくさん咲いていました。これは来週もまだ楽しめそうだと思います。 |
写真
感想
●●久しぶりのソロ山行です●●
調べてみたら3月アタマ以来のソロ山行。実に4ヶ月ぶりです。一人で歩けるんだろうか。歩き方を忘れて右手と右脚が同時に出たりして…。なんてことはもちろん無く、普通に一人で歩いてきましたよ。そりゃそうですよね。かれこれ7年間ソロ中心に歩いてきたんですから。
さて、週のアタマは天気予報がイマイチでしたが、週末が近づくにつれ景気が良くなり、どこでも選びたい放題な感じに。お気に入りの那須にするか、愛する大菩薩にするか、はたまたニッコウキスゲは恐らく終わってしまっている霧降高原からの女峰山にするか。
今年はまだニッコウキスゲを見ていないからなあ。年に一度は見ておきたいのでキスゲ乱舞は期待出来ないとしても咲き残りの数株くらいは見られるでしょ。という事で霧降高原にしました。
●●靴紐が千切れました●●
宇都宮市内でラーメン休憩などを入れつつ、キスゲ平には午前2時頃到着。星が出てるのを確認し、勝利の予感を胸に仮眠態勢に入りました。結局あまり寝られないまま、無駄な抵抗を諦めて4時頃から準備開始します。
ダラダラと朝食をとり、さて行くかと靴紐を締めると…ブチッ。少々傷みかけていたのには気付いていました。しかし縁起が悪いなあ。落石に当たったり、熊とバッタリなんてことにならんと良いのだが…。靴紐の予備は持ってるので山行中止にする必要はありません。
ボチボチ他の方々も動き出している5時チョイ前にスタート。階段スタートはウォーミングアップに丁度良いですな。
●●雲海とガスの中の那須、富士山●●
前回キスゲ平に来た時と同様に今回も雲海の眺めが素晴らしい。高度が上がると周りの山々が見えてきます。南には雲海に浮かぶ筑波山。近くには中禅寺湖南岸の半月山など。北東方向を見ると今回の候補地の一つでもあった那須連山はガスに包まれています。
ふむ、てんくらの予報でも那須は少しショボ目だったしなあ、こりゃ日光の私は勝利者ってことになるか。やはり日頃から徳は積んでおくものよ、フハハ。
と、いい気になっていましたが、あとで他の方のレコで確認したところ、那須も良かったみたいですね。
まあ、それはともかく富士山もハッキリと見えて、雨の翌日午前中のクリアな空気サマサマでした。
●●太腿の痙攣をだましつつ●●
階段を終えると「登山」になりますが、しばらくは傾斜が緩くて見晴らしの良い道をゆるゆると歩きます。やがて赤薙山に取り付くと樹林に突入し、傾斜が一気に厳しくなります。
とは言え、ここまでオーバーペースにならぬよう細心の注意を払いつつ歩いて来たので特に問題はありません。赤薙山には眺望はないので、休憩中の方々に会釈し先へ進みます。
しかし赤薙山の奥社跡を過ぎて独標に至りしばらく歩いていると「ぐぷうっ」。太腿の痙攣が始まりました。登山開始時に転ばぬ先の杖ならぬ、攣らぬ先の芍薬甘草湯を服用してきたのにまさかです。とりあえず塩飴で塩分を補給し、水分も合わせて補給。その場をしのぎます。
おっかしーなー???
それなりに慎重なペースで歩いていたつもりなのに。でも今日は何人かを追い抜いてはいるものの誰にも抜かれていないから意外に張り切りすぎてんのかな〜。標準CTよりは大分速いけど、これは盛り過ぎ設定のせいだと思っていたのですがね〜。
女峰山の山頂手前辺りからは一歩毎に「あうっ」だの「ぎひぃ」だの奇声を発しつつ何とか登頂しました。そして女峰山からの眺望は…
●●眺望バカ大満足●●
うむ、実に素晴らしいですね。前日までの雨で空気中の塵は洗い流されています。昼ごろになればガスが上がってくるのは定番パターンですが、9時そこそこならまだクリアです。近くにある高い山は男体山。しかし女峰山との標高差はわずかに3メートル。大して邪魔にはなりません。
東北方面の山はガスがかかってよく見えませんでした。しかし尾瀬や越後の山、上越国境から妙高・火打。さらに浅間山、八ヶ岳に甲斐駒・仙丈。富士山に丹沢の山々。白馬も見えたような見えないような…。今にして思うと、あれも見えるこれも見えるとハシャぐ私を尻目に、写真を撮って下さった方は若干引き気味だったような気がしないでも…。
男体山に乾杯し、珍しくデザートなんぞを楽しんでいると徐々に山頂は賑わってきました。1時間以上も長居したんで、眺望に関してもお腹一杯です。それに少しずつガスが上がってきているところなので撤退を開始。
道中、芍薬甘草湯の追加で痙攣を凌いだのか凌ぎきれなかったのか。何とか階段エリアまで戻ってくればこっちのもの。あとはキスゲやその他の花をうろうろと愛でつつ悠然と階段を下るのでした。普段山を歩かない方々が、階段の登りでヒーヒー。ふむふむ中々好ましいBGM…と言ってしまっては調子に乗りすぎでしょうかね。
●●感想●●
そうですね。コースに関してはもう少し開けた稜線歩きと言う先入観がありました。部分的に開けた箇所があるものの、全体としては樹林帯メインなので申し分なしとまでは言えません。しかし何せ空気の透明度が高く、遠くまで見通せたのは好みに合いましたね。ニッコウキスゲも咲き残りを楽しむことが出来て、山行に欲しい要素は概ね満たされました。今回の満足度は115%としておきます。
コメント
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日曜日は二年ぶりの妙義で暑さと蛭と格闘していました。
カラマツソウやミヤマトウキなんかはわずかに見られましたが、まぁあの岩場の連続ですからね。のんびりお花とはいかず。。。
やっぱりこの時期はお花探しが良いですね(^o^)v
残り少ない高山でのお花探し。
会の方の集まりもありますが、時間をみつけて今度ご一緒しましょう。
こんにちは、ニョロさん。
コメントありがとうございます
妙義のレコ拝見しましたよ。標高の低い山なのでもしかすると雲海の下なのかと思っていましたが晴れていて良かったですね。まあ、その分暑さがキツイってはあるかも知れませんが
岩場だらけの妙義山、夏のさなかで暑くてルーヒーが出る…私にとっては最も避けたいタイプの山行です
何かもっと緩いプランがあればご一緒しましょうか。でもそれよりもお嬢さんの山ガール化計画を優先して頂いた方が良いのでは
iPhone程度は充電できるのかしら
三角ずきんにして頭に被った方が効率が良さそうですネ
こんにちは、muscatさん!
あれ、かにょにょには振られちゃったの
そんなことないか
のツマミがだいぶ変わったようで...
だいぶ影響をうけていますなぁ...なによりなにより
こんにちは、hottenさん。
お久しぶりのコメントありがとうございます
ソーラーパネルは結構使えそうですよ。4〜5日程度の縦走に使えないかと思って取り寄せてみました。パネルから一度モバイルバッテリーに充電して、夜の間にその電力をスマホに移すイメージで考えてます。1日晴天の中歩きまわればiphoneを空の状態から満充電出来るくらいは貯まりそうです。でも、太陽に向かって歩く場合にザックにぶら下げておいてもしょうがないんで三角ずきんのように使えると便利なんですけどね。
ヘルメットに装着するタイプのソーラーパネル、あるいはソーラーパネル付きヘルメットとかどこかで出してませんかね
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