一之瀬川本流

- GPS
- 01:11
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 277m
- 下り
- 253m
コースタイム
- 山行
- 1:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:12
天候 | くもり、ぽつっと雨が降るくらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一之瀬林道の手前に停めるのでそこまでの道は荒れておらず普通の車でも問題なし。入渓点も帰り戻ってきたところ(一之瀬橋のゲート越えた奥の人工物)から入渓すれば問題無さそう。 |
その他周辺情報 | こすげの湯19:00まで 小菅村にコンビニはない。見た限りなかった |
写真
感想
楽しかった。
そして寒かった。夏なのにウェット必要なの?と思っていたけれど、本当に冷えた。浮力も出るそうだ。
冷えると、バランスもとれなくなるし、足も震えるし、肩もうまく動かない。
第2ゴルジュ越えられず残念だった。
水の力を思い知った。
5回目くらいの沢だったけれど、一番楽しかった。
混ぜて頂き、ありがとうございました。
北鎌のためにホーリーに渡渉講習を依頼。
腰までの水深の渡渉練習したい、渡渉、渡渉・・・で頭がいっぱい。
そこでホーリーがチョイスしてくれたのは一之瀬川本流。えーーーー!泳ぎ系!
『丹波川の奥にね。さらにすごい一之瀬川本流ってのがあるんだよ。ほら、あのおいらん淵の奥だよ。うふふ』って誰かに昔、聞いたことがあったのだ。ビビる
結果的には腰までの渡渉がかなり練習できたし、ゴルジュ以外は湯俣の水の流れ方と似ていると思う。良い練習になった。
車で一人で行った。
奥多摩湖から一人で行くのは怖いから中央道から行く皆の車にくっついて行くことにした
なのに。
上野原で落ち合う約束をしたのに皆、大月に行った。
なんなん?
結局深い山の中を24時に一人で運転することに。
気分はブルー。ほーりーが追い打ちをかけるように呪いの短冊をおくりつけてきた
その直後。
呪いは即効性があった。
地面に落ちてる新品の落石を踏んだ。
車がちょっとバイーンって跳ねた。と思ったらビロビロ〜!と音がしてハンドルが取られる。経験したことないけどパンクだってすぐわかった。
え〜・・・
ラインでパンクを皆に訴えるものの
短冊後輩野郎共からは『スペアタイヤは?』『JAFは?』と冷たい反応。誰も来ねえ。
優しいムスカと晴さんがこちらへ向かってくれるとのこと
それまで頑張って自分でタイヤ交換をやってみることにした。
車のトランクの未知のスペースをオープン・・・スペアタイヤとジャッキと棒を発見。
良く聞く有名な『ジャッキ』。こいつか〜このひし形が車を持ち上げるのか。
ジャッキを使ってみたいが、使う前にタイヤのネジを外さなくてはならない。
ところがネジが回らない。体重を乗せてもジャンプしても回らない
車にかじりついているところにムスカ登場
ムスカが蹴り飛ばしてくれて。深夜の集落にネジが外れる金属音が鳴った
ありがとうムスカ・・・かっこいいです
スペアタイヤは他と比べて超薄っぺらく、径も足りない。
運転に神経をすり減らし道の駅に着いた。
短冊後輩野郎共は飲んでいた。もう一度言うが飲んでいた。
ブヨに刺されながら就寝
翌朝。
入渓点を探すもなかなかみつからない。
慰霊碑のところからというが自分たちはその手前の尾根から降りてしまったようだ。
急斜面ガレガレ。こわー
下は一之瀬川らしく豪快な沢音がしている
何とか降り立ち遡行開始
ゴルジュばかりを想像していた私はあっけにとられる。あれ。普通に沢だ。
深い淵もたまにあるけど避けて通れる
拍子抜け?
しかし!!第一ゴルジュ出た―!
2メートルほどの滝だがすさまじい水量。白いアウトウォッシュで沢が霞む。
リードでちょっとずつ近づくほーりー。ホーリーを押すムスカ。
キャッキャと楽しむ
ほーりーはかっこよく突破!本当にすごい!突破した!
あの濁流を登っちゃう。ほんとにすごい。Mjunさんがほーりーは突破力がすごいと言っていた。
ムスカ、とっしーほーり、に引き上げてもらう。右足にスタンスはあるのだけど水圧と右手ホールドなくて体が上がらない。引き上げてくれているほーりが『無理かも!』と言った。ほんとに無理なのだ。なんとかスタンスに少しでも体重かけないとほーりかわいそうすぎる。しかし最終的にはロープに完全に引き上げてもらう。すいません。。。。ありがとう
どうしてこんなところを突破できるのかなあ。すごいなあ
100mほど?10分ほど行くと第二ゴルジュ。かくっと右に曲がった先に何回も見たユーチューブの濁流が出た!
突破するラインはわかっている。
しかし代わる代わる泳いでチャレンジするも全く歯がたたない
次にハンマー投げ作戦に出た。それも全く届かない
次は石。
ムスカが投げた石が右岸に当たって左岸に当たってとっしーに向かって跳ね返ってきた。とっしーの『おいっ』って振り向いた顔が超おもしろかった。
最後は木渡し作戦。ほーりーの大きい声なんて聞いたことないのに「だれか―!」て叫んでいた。
どれも成功しないのだが次から次へ技を試す男性陣の目がキラキラしていたのが印象的でした。とくにムスカとほーりーは興奮しちゃっててすごい。
男性っていくつになっても少年に戻っちゃうんだなあとしみじみ眺めました
寒かったけど北鎌のために渡渉練習。ロープワーク再確認できた
スクラムも練習できたしたぶん大丈夫。カニ歩き、上流を向く、一人ずつ動く、など初耳!実践してみるとけっこうな激流も渡れる。
これはいい最高だ!むねがんばろうね。
押し付ける。だけは意識してやらないとつい力が抜けちゃう。
皆さま寒い中練習につきあってくれてありがとうございました
ほーり
頼んだのはこちらなのに任せきりになってしまって本当にごめん。
渡渉できる沢を考えてくれて本当にありがとう!
あの水流の強さを経験したのは絶対北鎌には有利なはず!頑張れそうです
ほんとほーりに頼んでよかった!どうもありがとう!!
むね帰りに下道付き合ってくれて本当にありがとう
とっしほーり後泊付き合ってくれてありがとう!
奥まで送れなくてごめんね
翌日灼熱のなかお疲れ様でした!10ピッチおめでとう!
皆さまたのしかったです!ありがとうございました!またお願いします!
『渡渉講習の時に皆に言い忘れたこと・・・確保は必ず下からの理由』
私、丹波川でへつりに失敗して30mほどつづくゴルジュの激流に落ちたことがあります
そのとき上流からの確保はゆーま、下流からはレオでした
落ちた瞬間にゆーまはロープを速攻流し、水の流れに私を流してくれました。
水面に上がれないまま水中を10mくらい流れたのかな・・・。
熱気球が強風の中を飛んでいても乗っている人間は無風に感じるのと同じで、私も水の中を漂っている感覚で流れて行きました。ものすごいスピードだったのは覚えていますが水圧は感じなかった。
急にゆーまがロープを上流から引きました。たぶん私が水面に浮上しないからどこにいるか確認したかったのだと思います。
とたんに私の体は上流を向いてストップしました。ロープに引かれてビレイループが上流を向くからです。激流が私の顔に直撃して口は閉じたくても水圧で開いてしまい、水をガンガン飲んで意識が遠のきました。
静止している物に対して当たる激流の水圧は半端ないです。
このままでは死ぬと思って強引に下流を向きました。そのあとゆーまがまた流してくれたので私は水中を流れていき、流れがゆるやかになったところでレオに引かれて岸に着き、助かりました。
ゆーまが流してくれて、レオが引いてくれたからほんとに助かりました。
落ちた人間を上流から止めたら絶対ダメです。
確保は下から。
なかなか難しいと思うのですが・・・
今回、実は第一ゴルジュの下降で同じことが起こりました。
はるさんを上流から確保しているとき。ロープが足りなくなってスリングを継ぎ足す間、晴さんが流れの中、上流に引かれてストップしました。あの時、見た目は穏やかなながれでしたが、晴さんはカラビナを外すことができなかったようです。
あのくらい穏やかにみえても水圧って半端ないのです
自分では確保なんてできないのでこんなこと伝えられる立場じゃないんだけど。ほんとすみません・・・
皆クライミングがうまいから溺れる人間は少ないと思うので。おぼれた経験をお伝えしたかったです。誰かが激流に落ちたら、上流はロープを流す!下流は引く!と思いだしてください。
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