干支の最高峰 6/12 梅雨の庚申山ついでに皇海山も


- GPS
- --:--
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,344m
- 下り
- 2,340m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 12:00
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車スペースあり(台数はそこそこ停められそう20〜30台) その他駐車場もあり. ポストはゲート前、登山口、庚申山荘 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<銀山平〜一の鳥居> 林道歩き前半は舗装路。途中からダート。 落石には注意 <一の鳥居〜庚申山> よく整備された登山道。 特に庚申山荘までのルートはしっかりしている。 庚申山荘よりも上は岩場、梯子、鎖場等多数。 しっかりと整備されているが注意は必要。 <庚申山〜鋸山> 薄い藪、岩場、鎖場など人の手は入っているが危険箇所は多い。 笹の尾根を歩き岩場のアップダウンを繰り返す。 踏み跡が薄いところはルーファイ必要。 岩場は落ちたらアウトなところ多数。 この日は雨で岩場は滑ったら危なかった。 山と高原地図では破線になっているが一般道を歩く感覚だと注意が必要。 バリエーションに近いぐらいだと思う。 <鋸山〜皇海山> 鋸山付近は庚申〜鋸のような岩場があるがそれ以降は一般登山道。 コルで皇海山登山道と合流してからは歩きやすい整備された道。 少し急登だと感じた。 <鋸山〜庚申山荘(六林班峠ルート)> 六林班付近は藪藪藪の藪漕ぎルート 173cmの自分の背丈を軽く越える藪の中をひたすら数時間歩く。 袈裟丸方面は一部腰程度の藪はあるが稜線に出れば普通の尾根道。 石楠花が出てくると少しうるさい。 藪は濃いがちゃんと見れば足元はルートが分かる。 分岐は見落とさないよう注意。現状これだけ藪が茂っていると初心者は歩けないと思う。整備がなければ破線ぐらいだと思った方が良い。 足元はよく見れば分かるが先に進む道は全く分からない。 庚申山荘への分岐後はひたすらトラバース。長い。とにかく同じようなトラバースが延々と続く。地図を見たら水場は一箇所だったが少なくとも6回は沢を渡る。この日は雨だったからなのかはたまたもともとそうなのか水はどこでも取れた。 藪は膝から腰程度。庚申山荘に近づくにつれて薄くなる。 |
その他周辺情報 | 登山口に温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ロープ
スリング
カラビナ
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---|
感想
毎年その年の干支の最高峰に登ってるんだけど今年の山は庚申山。
関東に住むようになったから比較的近いけど有名なコウシンソウの時期は終わっちゃって、この夏の時期は標高的にはかなり暑いだろう。
んじゃ、涼しい雨の日に行こうか。
って事で雨の休日に向かうことにしました。
晴れてるのもいいけど雨の山だって楽しめるもんね。
なにせ、レインウエアを買ったから。
昭和の頃はゴアテックスなんて高級で買えなかったのよ〜。
今まで使ってたナイロンのはもう限界でついに買い換えました。
さて、銀山平の林道ゲート前に到着。
ゲートの少し手前の広いところに車を停めて出発します。
雨は霧雨程度。
しばらくは舗装路を歩きます。ここは全然道も良いのでもう少しおくまで入れてくれると楽かもしれませんね。まぁちょうどいいウォーミングアップって所でしょうか。
もうひとつゲートを越えるとそこからはダートの林道になります。
途中崩落なんかもあってこちらは少し荒れていますね。
天狗の投石を過ぎると一の鳥居に到着。
ここから登山道開始です。
沢沿いの気持ちの良い登山道を進んで行きます。
大きな岩が何個もあって森も綺麗だし気持ちいいです。
雨も樹林帯ではほとんど影響なし。
鏡岩、夫婦蛙岩、仁王門などを過ぎ旧猿田彦神社跡に到着。
そこからすぐ先に庚申山荘があります。
帰りも通るのでとりあえず立ち寄らずに少し休憩して先に進みます。
ここからは巨岩の聳え立つ岩場の連続。
梯子や鎖も多く出てきます。
しっかり整備されているのでアスレチックみたいで楽しい♪
ただ、雨で濡れているので油断は禁物。
楽しみながらも慎重に歩きます。
世界的にも有名なコウシンソウの自生地がありますが残念ながらもう終わっちゃってるね・・・。
多くの岩を登り少し傾斜が緩くなると笹が見え始めます。その先は穏やかな登りを経て山頂へ。
庚申山山頂。
6年前からはじめた干支の最高峰巡り6/12です。
あと6年は楽しめますね♪
稜線に出てからは雨は止んで、雲の切れ間から時折青空も顔を出すぐらい。
思ったよりも天気いいのか?
時間に余裕があるのでこの先のルートも少し歩こうと思います。
破線ルートですのでちょっと注意しながら。
最初は笹の多い尾根道。
踏み跡は薄いのでちゃんとルーファイしないと獣道や間違った踏み跡に入りそう。
しばらく進むと岩場のアップダウンが始まります。
結構急です。
鎖やロープ、梯子もありますが、結構な岩場を越えて行く感じなので初心者は一人では入らないほうが良いですね。バリエーションルートぐらいの感覚です。
いくつかの小ピークを越え鋸山へ。
雨はしばらく止んでいるのでピークで一休み。
それでもまだ午前中なのでもうちょっと寄り道。
鋸を下って不動沢のコルで一般登山道に合流して皇海山へ。
ここからはとても整備されて歩きやすい道です。
笹や樹林が綺麗でとっても良い山です。利根川水系の起点?
貸切の皇海山山頂で昼食。
そういえばここって100名山なんだっけ?
今日一日誰にも会わなかったけど雨の平日はこんなもんか?
のんびりして下山開始。
鋸まで戻って下りは六林班峠ルートを下ります。
こちらは笹の多いルート。
ってかこの時期は笹が多いどころの話じゃない感じです。
自分の背丈を軽く越す笹薮の中をしきりに歩きます。
前はまったく見えず。
足元は一応ルートがあるので笹を掻き分ければ何とか道は分かるけど、実線のルートとは思えないですね。笹を刈らなきゃ破線レベルだと思います。
雨で濡れた笹の中を2時間程藪漕ぎ。
下は雨具を着込みましたが全身びっしょりです。
一旦笹が切れるスペースがあってそこが分岐。
標識は離れたところの気の上にぽつんとあるので見落とさないように。
分岐を過ぎると今度はトラバースの道が続きます。
ここも膝〜腰程度の笹の中です。
トラバース→沢→トラバース→沢の繰り返し。
延々と続きます。
笹原は綺麗だしブナやコメヅカも綺麗だけどとにかく延々と続くトラバースにちょっと飽き飽き。
今頃は雨がしっかり降っているようでしたが樹林帯なのでそこまで気にはならなかったです。笹の丈が低くなり、カラマツが現れ始めると天下の見晴らし分岐に到着。そのすぐ先は庚申山荘です。
ここからは来た道を帰るだけ。
薮漕ぎの時は着なかったけど雨が降り始めてからは新しいレインウエアを。
雨をばっちり弾くし、中はサラッサラだし快適です♪
登山口まではあっという間。
最後に林道を歩いてゲートに到着。
愛車が寂しく一台ぽつんと置いてあるだけでした。
結局誰も登ってなかったのかな??
お猿さんはいっぱいいましたけどね〜。
温泉に入り後は帰宅するだけ。
寄り道したおかげでそこそこ歩けたし、今年登りたかった山にも登れたし、稜線は意外と天気悪くなかったし(眺望は無かったけど)今日も楽しい山でした。
まだまだ本調子じゃないけど、このぐらい歩けるようになれば少しキツめのルートも計画出来るかなぁ~
庚申山のついでに皇海山って…(^^;
ものすごい距離の寄り道ですねw
自分はこのルート、躊躇して躊躇して3年位機会を見計らってやっと歩いたのに〜!
六林班峠からのトラバース道、長くて飽きますよね。
沢を渡って弧を描いての繰り返し、デジャヴかよ!と何度も思いました。
干支最高峰6座目、おめでとうございます\(^o^)/
干支の山ってなかなか面白いんですよ。難易度は初級から上級まであるし、ルートや季節次第で簡単な山も楽しく歩ける。あと、少なくとも12年は楽しめるってのも良いです。鋸山から六林班の笹がこの時期は青々と元気に育って全く道が全く見えず厄介でした。ずっと藪の中に埋もれて、猿が出てくる度にビクビクしましたよ(^_^;)
トラバースは無限ループですね…
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