富良野岳〜十勝岳を目指す筈だったが思わぬハプニング！

2016年07月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,014m
• 下り: 1,056m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:50

4:40 十勝岳温泉凌雲閣
7:30 7:50 富良野岳
8:50 0:00 三峰山
9:40 0:00 上富良野岳
10:10 0:00 上ホロカメットク山
10:50 11:30 上ホロ避難小屋
13:30 0:00 十勝岳温泉凌雲閣
13:30 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

凌雲閣温泉横の駐車場に停車

その他周辺情報

登山後は白銀荘で温泉。￥600、露天も広く気持ちよい

写真

7/23 3:55

寝坊し家を出るのが遅くなりました💦富良野に入り目指す山が見えてきました。右下には田んぼにスプリンクラーで散水されています。

7/23 4:19

登山口駐車場に向かい道道を走っていると雲の上にちらりと頭を出しています。もうワクワクが止まりません！！

7/23 4:37

まだ暗い3時頃に到着予定だったけど、寝坊したせいで4時半に到着。前夜から来て車中泊している方が多いらしいけど、まだこの時間は、駐車場に空きがあります

7/23 4:57

7/23 4:57

イソツツジ(ツツジ科）

7/23 5:00

7/23 5:01

この時点では辺りはガスっています

7/23 5:01

7/23 5:04

名前？？
（ヤクシソウかな？？）

7/23 5:07

7/23 5:08

要所要所に標識もありますが、このように岩にマーキングもしてあり迷うことはありません

7/23 5:10

7/23 5:10

ゴゼンタチバナ（ミズキ科）
葉は花をつける茎に6枚つき、身は赤い

7/23 5:14

途中、こーんな岩が通せんぼしてる場所もありますが、大丈夫！

7/23 5:17

30分程進むと少しガスが晴れつつあり、微妙な雲海っぽくなってます。う〜ん、この景色もオツです！

7/23 5:18

徐々に晴れてきました。ワクワクが高まります！

7/23 5:19

露出された赤肌、なかなかの迫力あり！

7/23 5:22

うう〜たまりません、この雲海！

7/23 5:22

せっかくなのでパノラマ機能で撮ってみました

7/23 5:22

7/23 5:24

カメラが良ければ（腕が良ければ？）景色の素晴らしさをもっと伝えられるのに・・・
とにかく感動のためワクワクが止まりません！

7/23 5:27

エゾルリンソウ（ムラサキ科）
イワブクロ（ゴマノハグサ科）と紹介されているものもありどっちなんだろう？

7/23 5:28

ハクセンボウフウ（セリ科）
小葉の裂片の幅が1cm以下のものは「エゾノハクサンボウフウ」

7/23 5:29

空の上には月も。

7/23 5:33

ウコンウツギ（スイカズラ科）

7/23 5:36

エゾコザクラ

7/23 5:40

7/23 5:41

上空は晴れており期待は高まり、自然と歩幅が大きくなります

7/23 5:46

頻回に立ち止まりお花を撮っていると「上に行けば一面花畑だよ」と声をかけられました。楽しみです！

7/23 5:47

エゾウサギギク（キク科）
高山のれき地や草地に多い

7/23 5:47

ガレ

7/23 5:52

長い階段も

7/23 5:50

7/23 5:52

7/23 5:57

手前は花畑です

7/23 6:03

岩にもお花がびっしり

7/23 6:04

チングルマ（バラ科）

7/23 6:04

コエゾツガザクラ（ツツジ科）
エゾノツガザクラの変種、大きな群落をつくることが多い

7/23 6:09

チシマノキンバイ（キンポウゲ科)

7/23 6:13

ヨツバシオガマ（ゴマノハグサ科）

7/23 6:15

7/23 6:20

噴煙が見えます

7/23 6:25

7/23 6:40

トカチフウロ（フウロソウ科）？

7/23 6:40

7/23 6:59

歩き始めて2時間強。おお〜これが噂の花畑か〜〜
ここから先はずーーーっとお花畑が続きます！感動です！！

7/23 7:03

エゾノハクサンイチゲ（キンポウゲ科）

7/23 7:04

7/23 7:05

とにかくお花の宝庫ですね

7/23 7:08

むむむ、行く先はガスってる？
気温の上昇に伴い、地上の蒸気が上がってきてるのでしょう

7/23 7:08

途中から同行された北見出身のお花博士（勝手にそう呼ばせていただきますw）いわく、十勝岳では珍しいお花らしいです。えーーっと名前は何でしたっけ？？しかも遠かったのでボケボケです💦

7/23 7:09

辺りはガスっていても、やっぱりお花はきれい！

7/23 7:13

まだツヤツヤしている💦💦

7/23 7:14

7/23 7:15

7/23 7:19

イソツツジ

7/23 7:23

イワヒゲ（ツツジ科）

7/23 7:24

エゾルリソウ（ムラサキ科）

7/23 7:25

ミヤマノギク（キク科）
葉に軟毛があり縁に切れ込みがある。「ミヤマアズマギク」の類種

7/23 7:25

ホソバイワベンケイ（ベンケイソウ科）
高山のれき地や岩場に咲く

7/23 7:28

沢山のお花を眺めながらあっという間に富良野岳に到着！！
辺りはかなりガスってきました

7/23 7:41

色とりどりのお花

7/23 7:42

7/23 7:44

7/23 7:45

行く先はガス・・・
十勝岳まで行けるかなぁ〜💦

7/23 8:08

人間の足跡に混ざって・・・💦💦💦
でも、さっきの糞の量から見るとちょっと小さ目の足跡かな？

7/23 8:14

どこまでも続く花畑

7/23 8:32

画像が悪くて分かりにくいけど、右半分と左半分で見事に咲いてるお花の色（種類）が分かれています

7/23 8:56

三峰山

7/23 9:09

まだガスったままです

7/23 9:39

見事に尾根を境にガスが留まっています

7/23 9:40

分岐点まで戻ってきました。

7/23 9:41

分岐点＝かみふらの岳
本当なら、絶景が拝めたはず・・・

7/23 9:49

相変わらずガスの中でもお花畑に癒されます

7/23 9:52

7/23 10:04

カミホロカメットク
ここもガスで絶景なし
お花博士とはここでお別れです

7/23 10:06

雪渓が見えます

7/23 10:20

避難小屋が見えてきました。
近くに水場があるようですがわかりませんでした。

7/23 11:01

十勝岳山頂は少しガスが無くなってきたようです

7/23 10:59

11時、途中から同行した美瑛町出身の方はランチタイムです。私はソーセージとお菓子で、同行の方が入れてくれたコーヒーをいただきながらコーヒーブレイクです。これまた途中から同行した千歳出身のおにいちゃんは、ここで一休みした後、十勝岳目指しお別れです。私も行きたかったなぁー💦💦💦

7/23 11:26

40分ほど休憩した後、帰路へ。美瑛の方は雪渓が大好きとのことで歩きます。先日の岩木山と異なり、程よく溶けてサクサク歩けます。

7/23 12:01

ここを進んできたんだなぁーが

7/23 12:03

7/23 12:13

ガスの中でも迫力あります、この赤肌

7/23 13:06

7/23 13:34

登山口へ戻ってきました

7/23 15:11

帰り道に。
人間慣れしているようで、車を止めるとドアの横まで寄ってきました。もう一匹のキツネは堂々と道路の真ん中で寝そべっています。きっと、エサをあげてしまう人間が多いんでしょうねー

撮影機器：

iPhone 5c Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 筆記用具 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス ポール クマよけ鈴 虫よけスプレー

感想

shinobu49

花の宝庫として有名な富良野岳と十勝岳まで行って戻ってくるコースを予定。前夜は職場のビールパーティだが、山行に向けセーブしながら飲む。しかし、セーブしてもお酒が入ると寝過ごしてしまい、自宅出発が2時過ぎとなり富良野に着く頃はすっかり明るくなっている。ガスがうっすらとだが山全体を覆っているがふと見上げると、天辺に日が差している部分もあり意気揚々と山行開始。
時間の経過と共に晴れ間が広がってきて、雲海をはじめ見える景色やお花に感動しながら進む。6月に入ってからずーーっと天気に恵まれなかったので、テンションは上がりっぱなし！いつもと異なり色々な人に声をかけているうちに、近くて程々に楽しめるとの理由で美唄から来た方、その方と偶然にも先週に別の山で挨拶をかわしたという千歳から来たおにいちゃん、お花のことがとても詳しい北見の方、この3人と即席グループとなり進む。
分岐を過ぎると一面見事な花畑が広がっており、携帯の充電が危うくなる位画像を撮りまくってしまう。一気に気温が上がったせいか地上の水蒸気がガスとなり、徐々に行く先を覆ってしまい、残念ながら、楽しみの一つであった絶景とはならなかったが、偶然に出会った方々と山談議を楽しみながら進む。そんな中、ショックな事が起きてしまった！富良野岳・分岐部を過ぎて一時的な下り道に入ったところで、小石で足を滑らせ、思い切り捻りながら左手をついてしまう。激痛が走り骨折しただろうことはわかったが、ここで引き返すのは何とも勿体ない！それに他の方々に余計な心配をかけたくないので、捻挫ということにして、同行の方にお願いし包帯を巻いてもらいとりあえずサポートする。湿布と弾性包帯を携帯していて良かったと思う。
それでも予定通り十勝岳まで進む予定であったが、下山時に、このように片手しか使えない状態で、万が一また足を滑らせるなどすると今度こそどうにもならないと考え直し、避難小屋から引き返すことにする。ガスが晴れてきた十勝岳目指し進んでいく千歳のおにいちゃんを羨ましい思いで見送り、避難小屋で美唄の方が入れてくれたコーヒーをいただき下山へ。

さて、下山後はというと、白銀荘でとりあえず汗を流し、片手運転で札幌まで戻り、速攻当番病院へかけこみ、橈骨遠位端骨折と診断されギプスシーネ固定となる。
はぁ・・・・💦💦💦