記録ID: 8224028
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山
上富良野岳~オプタテシケ山 (強化Dオプ)
2025年05月24日(土) 〜
2025年05月28日(水)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 103:54
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,481m
- 下り
- 2,924m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 7:38
距離 5.4km
登り 797m
下り 245m
2日目
- 山行
- 17:10
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 19:51
距離 11.7km
登り 879m
下り 1,125m
4:00
20分
スタート地点
23:51
3日目
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 2:22
- 合計
- 9:24
距離 13.1km
登り 749m
下り 1,551m
初日は重量化で遅い
天候 | 24日 遠い前面 晴れのち曇り 25日 L通過 終日暴風雪 26日 Lの後面 風雪 27日 H圏内 晴れ 28日 H圏内 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
プロローグ 今後の天気的に2日目、3日目のstayは確実そうだ。しかしその後の天気は良さそうなので原始ヶ原入山にすれば6年ぶりの原オプ完走をできる可能性は十分高い。しかし雨に降られながらテントで極いstayをしなくてはならない...。何かを得るには何かを捨てなければならない。原オプ完走を諦めて綺麗で快適な小屋でのstayを決断。これは攻めのD入山。 24日 十勝岳♨→上ホロ小屋 入山点で雪質見てみるも明らかに硬い。ヤな予感。Z下までは夏道上の雪渓を歩く。Ztrvの偵察行こうとするも固い。ステップのスの字も切れない。時間待ちして新Dまで偵察で見てPartyでZを通過する。時間待ち+偵察で1.5時間経過したので雪の固さはかなり和らいだ。が、滑落テンションはあるのでピッケル出させて滑停練。sLtop で通過。雪渓は一番長いところで 100m くらい。新 D に上るところの段差は無かった。新Dで再びストックに。沢型の崖マークのところには CK があったので離して通過。1600 あたりから沢型を抜けて(強化時期の)旧 D に向けて雪渓を登っていく。急なので手をついて登る。斜度感的には無意根の壁の急緩急の緩のとこがずっと続く感じ。旧Dに出るところでようやく雪に覆われていない地面が露出する。H 下沢型は雪渓歩くだけ。H急斜は夏道から行く。小さな雪渓がついてるだけ。なんやかんやD尾根は優秀。大した事ないCo上げで主稜線まで乗ることができる。上ホロPから上ホロ小屋までの下りは急なとこもあるので一部BSで。上ホロ小屋は綺麗な小屋。 25 日 風雪によりstay 26 日 風雪によりstay 27 日 上ホロ小屋→美瑛&BAFAt;→BAF小屋 上ホロ小屋から出ると、24 日に小屋入りしたときから景色が降雪によって一変した。たぶん10㎝ぐらい積もったと思う。稜線歩いてR(大砲岩)まで。都歌ってチョコ投げて追悼するも、R先に異変あり。雪稜チックになっている。尾根上は 3 点必要な段差あり、左側は切れ落ちており厳しい。尾根の右側はたらくて行けそう。だが如何せん雪が固い。時間待ちして偵察して(計1.5h)ピッケル出していく。雪がある程度柔らかくなって尾根の右側を行けた。ただ日が当たっていない部分はそれなりに雪が固く、稜線上を歩いていくため、十勝 P までピッケルで行った。十勝Pまでは夏道上(見えないけど)からいくのは滑るのが怖いのでより緩い肩のほうから登った。十勝Pは雲一つないスカッ晴れ。旭が見える。阿寒も見える。心の目を開けば知床だって見える。モンゴル(平ヶ岳)は視界あるからボッコをたどるだけ。ノコギリは夏道尾根から下し、夏道屈曲からtrvって稜線に復帰した。夏道屈曲のところに看板があり、それを確認することができた。夏道尾根の下りは CK もなく雪質よく前降りで下るだけ。沢型をtrvるところは一応離した。1896 は夏道はtrvるようについているが雪べっとりのためポコ上から行った。美瑛分岐前の一つ目の三点ポイントは岩の段差。ストック回収、全荷。二つ目も岩の段差(夏道上にある)。一つ目よりも難しいのでM空身、ストック回収。美瑛岳 At、美瑛富士(BAF)AtはL以外空荷。BAFtrv は途中雪渓 150m があった。同Co.trv 駆使し、ハイマツの中に夏道を探す。滑落テンションは雪質良く皆無。うまく夏道を見つけられないと bush 漕ぎする羽目になる。BAF小屋はこじんまりしていて、窓も割れているが、小屋があるだけでありがたい。 28 日 BAF 小屋→オプ At→白金下山 At 装。雪渓を捲くとか関係なしに、未登頂なのでとりま石垣登頂。ベベツ前には雪堤。一応 sLtop。オプ手前は RG のように岩がいっぱい。オプPも晴れ。トムラは遠い。帰りは石垣は夏道から。雪渓あるがなんも。BAF小屋からの下りはじめもハイマツの中の夏道だが雪渓の下に沢が流れてる感じでだるい。まあ天人峡よりは段違いでまし。1550 二股は夏道よりちょっと上の右股左岸にCKチックなものあり。一応夏道のちょっと下流のタラいとこから捲く。ここからは夏道分からない。方針力の見せ所(ログ参照推奨)。夏道の一つ西の1420くらいで夏道に合流する微沢の雪渓を下っていき、1400 あたりの斜度変化で1350 の尾根に切りなおす。1360 の岩段差とそのすぐ西の尾根は遠くからでもわかる。1250 に切り返し。距離感と完全に樹林内に入ったのでここらへんが1250くらいかなと思っていたら夏道を発見。そこからはコンパス見ながら夏道を探しながら行く。1141 あたりからは完全に夏道を辿れるようになる。旧登山口はただの階段。絶対に Pointではない。最後の林道みたいな道たどって登山口。お疲れさまでした。 |
その他周辺情報 | 碧の美 ゆゆ(旧湯元白金温泉ホテル) ¥1200 少し高いが素晴らしい♨ シャトレーゼ旭川ツインハープ店 安価で美味しい くら寿司 旭川4条通店 びっくらぽん |
写真
感想
快適小屋生活、絶景縦走にPハン。強化合宿らしからぬ充実の山行だった。4年間の強化で全山域(表大雪、裏大雪、トムラ、十勝連峰)を踏破できてよかった。個人的には残雪期はそこまで好きではないが、毎年いろいろな表情を見せてくれる大雪山は本当に素晴らしいと改めて思った。あとはやっぱり下ホロ行きたい。オプトムも。
これはなぁ・・・勇気のD入山だ!
モンゴル相撲大会で優勝できなかったのは心残り
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