中央アルプス檜尾岳

2016年07月29日(金) 〜 2016年07月30日(土)

• GPS: 24:39
• 距離: 10.5km
• 登り: 612m
• 下り: 2,069m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:40

9:38 千畳敷駅
10:17 10:20 極楽平
10:33 10:33 サギダルの頭
10:55 10:56 三ノ沢分岐
10:59 10:59 サギダルの頭
11:05 11:05 極楽平
11:27 11:28 島田娘
12:45 12:47 濁沢大峰
15:03 15:05 檜尾岳
15:18 檜尾避難小屋

2日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:06
• 合計: 5:02

5:14 檜尾避難小屋
9:59 10:05 檜尾登山口
10:16 檜尾橋バス停

下山開始直後に天気が急に回復したため、25分程度立ち止まってしまいました。なので2日目のコースタイムはそれを考慮してください。

天候

ほとんどガス。瞬間的に晴れ。夜間は雨。

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

駒ケ根の菅の台駐車場に車を停める。利用日数にかかわらず料金は600円。
ちなみに、土曜日曜はかなり早い時間に満車となり、徒歩20分の駒ケ根高原スキー場の駐車場へと誘導される。

コース状況／危険箇所等

ロープウェイ山頂駅〜極楽平はハイキングコース。

稜線沿いはアップダウンが多く、コースタイムは若干きつめ。
濁沢大峰付近は滑落死亡事故も起きている場所。（誤った踏み跡注意）

檜尾岳から檜尾橋に降りる檜尾尾根コースは、地図には道迷い注意と
記載してあるが、迷ういようがない。歩きやすいコース。
もっと多くの人が歩いても良いと思う。
ちなみに、すれ違ったのは2人だけでした。

その他周辺情報

駒ケ根と言ったらソースカツどん。

写真

7/29 9:10

ロープウェイ山頂駅は霧の中。オコジョが走り回っていました

7/29 9:38

いつも通りお参りしてからの出発です

7/29 9:38

最初のお出迎えはヤマハハコ

7/29 9:39

エゾシオガマ

7/29 9:39

拡大してみました

7/29 9:40

イブキトラノオ

7/29 9:40

まだ、満開前です

7/29 9:46

7/29 9:47

7/29 9:48

タテヤマリンドウ

7/29 9:48

7/29 9:49

モミジカラマツ

7/29 9:54

オンダテ

7/29 9:54

拡大してみました

7/29 9:54

さらに拡大

7/29 9:59

極楽平までは整備されすぎた道が続きます

7/29 10:00

7/29 10:16

ヨツバシオガマ

7/29 10:17

7/29 10:20

アオノツガザクラ

7/29 10:20

イワカガミも

7/29 10:20

拡大

7/29 10:21

イワツメクサ

7/29 10:21

拡大

7/29 10:22

さらに拡大

7/29 10:25

チシマギキョウ

7/29 10:28

7/29 10:37

細かい毛がたくさん生えています

7/29 10:45

三の沢分岐。宝剣岳の入り口でもあります

7/29 10:52

ガスが晴れて宝剣岳が見えてきました。

7/29 10:55

南に続く稜線は島田娘まで

7/29 11:02

ロープウェイ山頂駅も見えています

7/29 11:07

学校の集団登山があったようです

7/29 11:09

コマウスユキソウ

7/29 11:09

小さいけど、ヨーロッパのエーデルワイス的な雰囲気があります

7/29 11:10

タカネツメクサの群落

7/29 11:10

稜線のあちこちで群落を作ります

7/29 11:10

拡大

7/29 11:15

島田娘から宝剣岳と伊那前岳

7/29 11:35

コマウスユキソウとタカネツメクサ

7/29 11:35

7/29 11:35

7/29 11:36

あちこちに群落を作っていました。
時期的にドンピシャです

7/29 11:36

拡大

7/29 11:53

7/29 12:12

高山帯らしい

7/29 12:16

こちらはミネウスユキソウ

7/29 12:17

あんまりエーデルワイスっぽくはありませんね

7/29 12:17

7/29 12:25

トウヤクリンドウ。秋のお花です

7/29 12:36

濁沢大峰に向かう途中から島田娘を振り返ります

7/29 12:40

ミヤマダインソウ

7/29 12:40

ピークは過ぎていました

7/29 12:49

濁沢大峰の核心部です

7/29 12:52

三の沢岳。去年行っています

7/29 13:03

稜線沿いにも踏み跡があるので引き込まれないように。危険です

7/29 13:03

ぷちアトラクション

7/29 13:10

難易度は高くありません。普通に歩けば危険はありません

7/29 13:28

シナノオトギリ

7/29 13:28

7/29 13:29

稜線からカール側を巻く道に入るとお花畑げが広がっています

7/29 13:29

オンダテ

7/29 13:29

ネバリノギラン

7/29 13:29

ハクサンフウロ

7/29 13:30

7/29 13:30

7/29 13:30

7/29 13:32

ミヤマタンポポ

7/29 13:32

7/29 13:32

7/29 13:32

7/29 13:33

バイケイソウ

7/29 13:33

7/29 13:43

タカネナデシコ

7/29 13:44

7/29 13:44

拡大

7/29 14:14

7/29 14:14

檜尾岳に向かう最後の上り坂

7/29 14:55

檜尾岳山頂。このときは何も見えません。

7/29 14:55

南側

7/29 15:01

北側

7/29 15:01

檜尾尾根側

7/29 15:09

稜線から下り始めるとお花畑が広がります

7/29 15:09

ハクサンフウロ

7/29 15:09

7/29 15:10

トリカブトも

7/29 15:10

7/29 15:12

イブキトラノオ

7/29 15:12

7/29 15:12

7/30 5:00

夜中は激しい雨で何度が目が覚めました。ガスに覆われた朝です

7/30 5:13

小屋には6人。外には2人でした

7/30 5:15

下山開始

7/30 5:20

すぐに水場分岐の看板を見つけることができます

7/30 5:22

ちょろちょろと。ペットボトルを満タンにするにはコップを用意したほうが良いでしょう

7/30 5:24

水場付近はお花畑が広がっています

7/30 5:34

ガスが抜けてきました

7/30 5:50

晴れていたのは約20分間。檜尾避難小屋と檜尾岳

7/30 5:50

熊沢岳

7/30 5:50

濁沢大峰と三の沢岳

7/30 5:50

熊沢岳拡大

7/30 5:52

伊那前岳はガスの中

7/30 5:52

空木岳と池山尾根

7/30 5:56

名残惜しいながらも下山開始

7/30 5:58

しばらく森林限界を超えたルートです

7/30 6:14

あっという間に樹林帯に

7/30 6:17

ゼンテイカ

7/30 6:17

7/30 6:17

7/30 6:18

クロトウヒレン

7/30 6:18

拡大

7/30 6:20

シナノオトギリ

7/30 6:20

マルバダケフキ。南アルプスに多く見られる花です。

7/30 6:20

毒があるらしく、シカの食害に合わないとのこと

7/30 6:21

7/30 6:26

カニコウモリ

7/30 6:28

シナノキンバイ

7/30 6:28

7/30 6:28

7/30 6:29

オニシオガマ？咲きはじめでしょうか？

7/30 6:29

7/30 6:30

途中、3か所で咲いていました

7/30 6:30

前に出会った場所は、白馬岳〜祖母谷に降りる清水尾根

7/30 6:31

こちらはエゾシオガマ

7/30 6:35

モミジカラマツ

7/30 6:35

7/30 6:41

ゴゼンタチバナ

7/30 6:41

生きのいい写真が取れました

7/30 6:42

7/30 6:42

ミヤマホツツジ

7/30 6:42

どうしてこんな形になるの？

7/30 6:45

7/30 6:50

7/30 6:57

イヌナズナ？

7/30 6:57

違うと思います。イヌナズナは花弁が4枚のはず？

7/30 6:57

7/30 7:27

7/30 7:33

7/30 7:34

7/30 7:36

7/30 7:36

7/30 7:41

朝日に輝くカニコウモリ

7/30 7:41

7/30 7:56

ギンリョウソウ

7/30 7:58

このキモイ物体は？

7/30 7:59

キノコのようです

7/30 8:05

直径15センチはあると思われる巨大キノコ

7/30 8:13

シャクナゲが。咲いていたのは唯一ここだけでした

7/30 8:13

7/30 8:13

7/30 8:37

ヒメシャジン。花がロート上になっています。

7/30 8:37

7/30 8:37

イワホタルブクロ

7/30 8:39

タマガワホトトギス

7/30 8:40

ヒメクワガタ

7/30 8:40

7/30 8:41

どうしてこんな形に進化するの？

7/30 8:46

ナデシコの仲間です

7/30 8:48

これもナデシコの仲間

7/30 8:48

センジュガンピと申します

7/30 8:48

7/30 8:49

7/30 8:51

このきのこは？もしかしてマイタケのいとこ？？？

7/30 9:09

身になってしまったマイヅルソウ

7/30 9:10

7/30 10:01

7/30 10:02

7/30 10:06

稜線から1600mの下降も終わりです

7/30 10:06

7/30 10:07

登山口

7/30 10:08

バス停までは離れているので、とってもありがたい案内が。

7/30 10:11

7/30 10:11

7/30 10:12

7/30 10:12

7/30 10:13

7/30 10:13

7/30 10:18

ネジバナ

7/30 10:18

7/30 12:12

稲垣にて。茶そばとソースカツどん。駒ケ根で一番のお気に入りのお店です。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

檜尾避難小屋泊まりで予定していたので 混雑に備えてテント装備も用意しました。<br />また 水が出ていない可能性もあるので 翌日分も含めて５リットル強の水を<br />担ぎました。結果として ちょろちょろと水は出ていましたが…。

感想

takerin0708

2泊3日での入山予定でしたが、入山前日の夜になり日程短縮をしなくてはならない
こととなりました。
それも、早く帰らないとダメなので、2日目の下山時間が早い場所を考えたところ、
桧尾尾根が思い浮かびそこに決定。
不安定な天気が続いているけど、今回歩く千畳敷と桧尾岳の間は極上天気の
中を歩いたことがありましたので、お花が見れればいいやって感じでスタートしました。

桧尾小屋では水が取れるか心配でしたので、ビールを含めた水分量は5kg以上。
それに、小屋が満員の場合を想定してテント装備も用意したことから、
1泊2日の短行程ながら20キロを超える荷物となりました。
アップダウンが多い中央アルプスの稜線はちときつかったです。

雪解けが早かったので、お花も終わってしまったのではと危惧していたのですが、
不安定な天気が続いているからでしょうか？
夏の花たちは例年よりも遅いかもしれません。
稜線で見かけたコマウスユキソウは、今まで訪れたどの時期よりも多くの花が
咲いていましたよ。

稜線から降りる桧尾尾根も意外とたくさんの花が咲いていました。
めったに見ることのできないオニシオガマ、ナデシコの仲間であるセンジュガンピや
タマガワホトトギスなど、久しぶりの出会いです。

そうそう、桧尾の山頂でポケモンgoの“おこう”を焚いてみました。
ポケモンは一匹も寄ってきませんでしたよ。