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Yamareco

記録ID: 6402603
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

イグルー泊で三ノ沢岳・檜尾岳

2024年01月27日(土) 〜 2024年01月28日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:06
距離
14.2km
登り
937m
下り
2,410m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
0:35
合計
5:50
9:13
44
9:58
10:00
119
12:00
12:28
127
14:36
14:38
4
14:41
14:41
5
14:46
14:47
16
15:03
2日目
山行
5:37
休憩
0:26
合計
6:03
15:03
65
8:11
8:17
103
10:01
10:13
4
10:17
10:17
7
10:25
10:25
41
11:06
11:06
45
11:51
11:53
68
13:00
13:03
3
13:06
13:09
1
13:09
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
麓から見た木曽駒方面と満月。宝剣岳に宿泊予定地の島田娘が見える。
麓から見た木曽駒方面と満月。宝剣岳に宿泊予定地の島田娘が見える。
カモシカと遭遇、幸先いいなぁ
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カモシカと遭遇、幸先いいなぁ
来たぜ千畳敷、紺碧の空と八丁坂
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来たぜ千畳敷、紺碧の空と八丁坂
今日はこっち。窪みの右の縁、少しだけ高くなっているところを通った。雪崩れリスクを最小化するなら、多少雪深くても、岩の左側を通るべきだったかなぁ。
今日はこっち。窪みの右の縁、少しだけ高くなっているところを通った。雪崩れリスクを最小化するなら、多少雪深くても、岩の左側を通るべきだったかなぁ。
最高の青空!ここからは壺足ラッセル、テンション上がってきた!
最高の青空!ここからは壺足ラッセル、テンション上がってきた!
極楽平到着。トレースを振り返って。2組ほど登ってきてます。
極楽平到着。トレースを振り返って。2組ほど登ってきてます。
三ノ沢岳がドーン。2年前から気になっていたお山。
1
三ノ沢岳がドーン。2年前から気になっていたお山。
トラバース完了し、正面から見た三ノ沢岳と空木岳。計画時はトラバースってどうなの?と思っていたが、特に危険は感じなかった。
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トラバース完了し、正面から見た三ノ沢岳と空木岳。計画時はトラバースってどうなの?と思っていたが、特に危険は感じなかった。
三ノ沢岳カッコ良すぎる!
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三ノ沢岳カッコ良すぎる!
ナイフリッジ手前でピッケルに持ち替える。
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ナイフリッジ手前でピッケルに持ち替える。
ビクトリーロード
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ビクトリーロード
空木岳と南アルプス。北アルプス方面は雲に覆われていたが、木曽駒ヶ岳、御嶽山、恵那山が見え、好展望だった。
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空木岳と南アルプス。北アルプス方面は雲に覆われていたが、木曽駒ヶ岳、御嶽山、恵那山が見え、好展望だった。
戻ります
私の他、2組のパーティが描いた軌跡
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私の他、2組のパーティが描いた軌跡
行きで苦戦した岩場。左から回り込んで、吹き溜まりを圧雪しつつ、灌木を掴んで登った。帰りに再検証したが、直登はやっぱり怖いし、左右に巻けないのでこれで正解だったか?
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行きで苦戦した岩場。左から回り込んで、吹き溜まりを圧雪しつつ、灌木を掴んで登った。帰りに再検証したが、直登はやっぱり怖いし、左右に巻けないのでこれで正解だったか?
最後の登り返しが地味に辛い
最後の登り返しが地味に辛い
宝剣岳。ここは行っちゃダメだな。
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宝剣岳。ここは行っちゃダメだな。
島田娘の東の尾根でイグルー泊。今回は1時間半ほどで完成。
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島田娘の東の尾根でイグルー泊。今回は1時間半ほどで完成。
三ノ沢岳と夕陽
窓から十六夜の月を眺めながらホットワインをいただく
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窓から十六夜の月を眺めながらホットワインをいただく
マジックアワー
月光と朝日で怪しく光る雪原
2
月光と朝日で怪しく光る雪原
富士山の左側、間ノ岳あたりから登るご来光
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富士山の左側、間ノ岳あたりから登るご来光
千畳敷カールを見下ろして
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千畳敷カールを見下ろして
ピンクに染まった宝剣岳
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ピンクに染まった宝剣岳
イグルーともお別れ。お世話になりました。
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イグルーともお別れ。お世話になりました。
行くぜ檜尾岳
島田娘を下った先の広めの尾根。ここがイグルー泊最適解だったかも。開けているので風を警戒したが、この時は無風。
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島田娘を下った先の広めの尾根。ここがイグルー泊最適解だったかも。開けているので風を警戒したが、この時は無風。
島田娘を振り返って
島田娘を振り返って
濁沢大峰を超えた先のリッジ
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濁沢大峰を超えた先のリッジ
リング状の3連氷柱
リング状の3連氷柱
檜尾小屋が見えてきた。楽しい雪原降りの先に待ち構える急登。雪庇も育ってそうなので気を引き締める。
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檜尾小屋が見えてきた。楽しい雪原降りの先に待ち構える急登。雪庇も育ってそうなので気を引き締める。
ポツンと佇む姿が素敵
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ポツンと佇む姿が素敵
檜尾岳到着
空木岳への縦走路を目で追って、空想登山に耽る
2
空木岳への縦走路を目で追って、空想登山に耽る
下のロックは回らず、上側のみで施錠されている状態だった。のぞいただけで伝わる暖気。小屋は良いなぁ。
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下のロックは回らず、上側のみで施錠されている状態だった。のぞいただけで伝わる暖気。小屋は良いなぁ。
檜尾尾根を下る。石楠花ピーク周辺は灌木が多く歩きづらかったが、1500m付近まで雪があり、ぐんぐん標高を下げる事ができた。
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檜尾尾根を下る。石楠花ピーク周辺は灌木が多く歩きづらかったが、1500m付近まで雪があり、ぐんぐん標高を下げる事ができた。
アイゼンを外した途端に現れた凍った沢。こんなのが数箇所あり、最後まで気が抜けない。
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アイゼンを外した途端に現れた凍った沢。こんなのが数箇所あり、最後まで気が抜けない。
檜尾橋バス停は毎時26分。ちょうど良いタイミングで下山できた。
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檜尾橋バス停は毎時26分。ちょうど良いタイミングで下山できた。

感想

数年前、空木~木曽駒ヶ岳を縦走した時から気になってた三ノ沢岳。夏も良いけど冬の姿に憧れて計画を温めてきましたが、条件が全て整ったので晴れて決行となりました。

▪️千畳敷~極楽平
雪崩注意情報が出ていたので慎重にルートを確認した。雪庇の張り出し具合や、宝剣岳の吹き溜まりが雪崩れてきても大丈夫そうなルートを選んだが、後から見返すと上の方でトラバースしているしあまり良くなかったかも。多少雪深くても、計画通り岩の左側から真っ直ぐ登った方が安全だったか?
▪️極楽平~三ノ沢岳
この日の雪質だと特に危険はなさそうだったのでトラバースでショートカットし体力を温存した。三ノ沢岳の往復は、どちらも最高の景色が堪能できるにルートでした。緊張を強いられるナイフリッジは最初の1箇所だけ。岩場のルーファイには課題が残りました。
▪️イグルー作り
島田娘の東に伸びる尾根の縁2840m地点を泊地とした。ここでも風は十分防げたが、南に降った広い尾根の2720m地点がベストだったかも。
今回は長径180cm、短径120cmの楕円形で製作。雪質が良く、長い材を簡単に切り出せたので、1時間半余りで完成した。
イグルスキー米山さんの最新情報を拝見。トレンチ法は特に有用だった。
https://igloosky.com/2024/01/24/aach2024exercise/

▪️島田娘~檜尾岳
この日は無風。極楽平は強風だったため、三ノ沢岳が盾になってくれていたのかも。
ところどころ踏み抜くが、全体的にクラストしていて歩きやすかった。トレースは数日以内のものが1つ。この日稜線を歩いたのは1人だけのようだった。
▪️檜尾岳~檜尾橋
石楠花ピーク周辺は灌木が多く歩きづらかったが、1500m辺りまで雪があり、グングン標高を下げる事が出来た。が、アイゼンを外した途端に、凍った沢が複数現れ、最後まで気が抜けない山行となった。

▪️重量
22kg、軽い部類で上半身は楽だったが、登りの足取りが重かった。脚力弱ってる?

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無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [日帰り]
木曽駒ヶ岳、宝剣岳、三の沢岳、極楽平から北上周回
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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