富士山(富士宮ルート)
- GPS
- 22:25
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,766m
- 下り
- 1,758m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 5:47
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 7:35
天候 | 概ね雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
初めてのツアー参加。
【ツアー概要】
ガイド1〜2名
:バス車中1名、登山時2名、下山時1+1名(optお鉢めぐり)
1日目
8時頃、都内新宿発。ツアーバスにて南初台ICから東名へ。
11:30頃、富士宮口五合目到着。約1時間休憩(高所順応)してから登山開始。
18:30頃、九合目の萬年雪山荘着。仮眠。夕食、朝食(弁当)付き。
2日目
3時頃、山頂へ向けて登山開始。(日の出の90〜120分前)
4:44頃、山頂、御来光(この日は見られなかった。)
5:16頃、最高峰剣ヶ峰
6:40頃、下山開始(オプションでお鉢めぐりをしてから下山も可能)
11時頃、富士宮口五合目へ下山
12時頃、バス出発
--------------------(以下、登山と関係のないツアー内容)--------------
13時頃、富嶽温泉花の湯、昼食。
14:40頃、浅間大社、ショッピング。
17:30頃、都内新宿着
いつかは行かねばと思いつつ、あまり乗り気ではなかった富士山。
いつもは寂しい山を人知れずさっさと登ってさっさと下山するスタイルの自分にとって、富士山は鬼門だった。
昨年登山ツアーなるものの存在を知り、たぶん一人で行くより安いんだろうな〜(真面目に計算はしていない)、と思い申し込んだ。
ただ、一回申し込むと雨天決行だったりとかが心配であった。自分ひとりだったら雨予報だったら出掛けない。はたしてどうなりますことやら。
なにはともあれ、往復バス、山小屋、帰りの温泉、食事がついて16800円也。
初日から雨合羽を着込んでの登山開始となった。ツアーガイドを先頭に、(汗をかかないように)ゆったりしたペースで登って行く。
たぶん6時間くらいかけて登っているので足腰はそれほど疲れないが、何故か息が切れる。これが高山というものなのか、それともただの老衰か。小休止ごとにハァ、ハァ、ハァとやると元に戻った。
外気温はバカな温度計しか持っていなかったが、10℃を若干下回るくらい。下界よりも20〜25℃低めか。
九合目の萬年雪山荘に到着すると、一人の仮眠スペースが肩幅あるかないか。
事前に聞かされていたが、ただでさえ空気の薄いところに人間が殺到しているので、だんだんと頭が痛くなってきた。高山病の症状に違いない。
なかなか寝られない時間はずっと小間隔の息をしていた。
2日目の午前2時頃、出発準備のため冷たい外気に触れると頭痛症状が良くなった。
登山道には御来光へ向けてのヘッドライトが列を作っている。
九合目山小屋の入口付近は、やってきて小休止する者、これから出発する者でごった返していた。
午前3時頃、我々御一行様出発。
山頂へむけてはほぼ登山客が連なり、自分でペースは決定できない。
上着は化繊、綿、ゴアテックスの3枚にしたが、耳と指先が冷たかった。
過酷な環境で山頂を目指すパーティの様子は、さながら本で読んだエヴェレストのチームのようであり思いのほか楽しかった。(もちろん詳細はまるで知りません。)
富士宮ルート頂上へは、4:44きっかりに到着。
東側の小高い丘には御来光を見ようとたくさんの人が立っていた。
この日は残念ながら雲が厚く御来光が望めないとのこと。見えないなら見えないでその様子を写真に収めたかったが、ガイドにうながされるまま西方にある最高峰剣ヶ峰へ。
午前5時16分頃、剣ヶ峰へ到着。富士宮ルートのツアーに申し込んでよかった。
吉田ルートだったらお鉢めぐりをしないと最高峰へ立てない。
その後、あちこちを眺め、土産物屋を物色し、7時前に下山開始。
帰りも雲の中に突入すると雨にあたったが、11時頃に五合目まで下山できた。
通常はここからさっさと帰宅の途につくのだが、今回はツアーである。
全員下山した後に温泉施設へ移動。
富嶽温泉花の湯には様々な薬湯があり詳細は公式ウェブサイトに譲るが、「塩の湯」には気を付けた方がいい。死海を模擬して塩分濃度33%にしたとか何とかだったが、肛門に自信のない人は傷口に塩を塗ることになる。本当に気をつけたい。
温泉施設を出た後は浅間大社。周辺土産物屋の割引券などが渡され、ツアー会社は結構地元にも気を使っていると感じた。
そしてウトウトしている間に新宿に到着。いつもは必死に眠たさをこらえながら運転しているので嬉しい限りだ。
ただし往復同乗の添乗員ガイドは登山も一緒、その他手配関係一切を一人で仕切っていたようだが、たぶん寝ていないだろう。
さすが富士山というネームバリューのツアー。力を入れているな〜と感じた。
★まとめ★
その1 富士山の頂上付近は寒いので防寒対策を。
その2 雲の中を通過するので雨具とザックカバー必需。
その3 高山病があぶないのは山小屋の中である。
その4 「塩の湯」では肛門に気をつけろ。
以 上
とうとう行かれましたね。しかもツアー。オネーチャンに登山が趣味だと言うと、富士山登ったことある?って聞かれるので、これでドヤ顔できますね!
ふふふ
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